グループ「U-KISS」
グループ「U-KISS」
2008年8月に韓国でデビューし2011年12月14日、「Tick Tack」で華々しく日本デビューを飾った「U-KISS」はことし12月に日本デビュー5年目を迎える。
2月24日には新曲「Kissing to feel」、3月23日には彼らにとって5枚目のアルバムとなる「One Shot One Kill」の発売が発表される。今後ますますの活躍が期待される「U-KISS」が、今回2月13日(土)、神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールにて、「U-KISS Sweet Valentine 2016 」を開催。イベントは日頃のファンへの感謝の気持ちが込められたスペシャル感満載で実施された。

U-KISS の最新ニュースまとめ

 会場はバレンタインの雰囲気に合わせピンクの照明に照らされ、ファンの期待感が増す中、いよいよイベントがスタート。
誰もがステージに登場してくるかと思っていたところに、忽然と客席に現れたメンバーたち。「U-KISS」のサプライズ登場に会場は一瞬驚きを見せるも、すぐにその驚きは歓喜へとかわり大歓声があがった。

 メンバーが暗闇の中で、赤い光を指先で操るマジックからスタート。メンバー同士でその光をキャッチボールのように投げ交わしたり、観客席の方から光を集めてきたりと自由自在に赤い光を操るメンバーたち。その様に光の美しさと不思議さに見惚れ、感嘆の声をあげる会場。

 徐々にメンバーがステージに集まり、最後はステージに集合し光を浴びて暗転。華麗な演出でファンの心を掴んだメンバーが続いて、ペアを組んでマジックを披露した。
シュチュエーションは公園。まずはイライとフンペア。イライは新聞を一度破り、それを見事に復活させるマジックなど新聞紙を使ったマジックを披露し、フンはスーツケースから公衆電話を出現させるという大がかりなマジックを披露し会場を沸かした。

 次はキソプとスヒョンが登場。マジックの前に二人で喧嘩をするようなミニコントが行われ、なんとそこで突然キソプとスヒョンがキス!「ダチョウ倶楽部」風のお笑いネタを繰り返すと客席は絶叫の嵐となった。スヒョンはノリノリで若干キソプは逃げ腰でキスの後、唇をぬぐうしぐさをする度に会場からは笑いが起きた。
そんなサプライズの後に、二人は飲み物を使ったマジックや犬を使ったマジックに挑戦。
キソプは姿形のない犬を散歩させて見せ、スンヒョンはオモチャの犬を使ってバク転させるというマジック?! を見せ、ファンから何度も笑いを引き出した。

 最後はケビンとジュンペアのマジック。こちらはバラード曲「Spring Rain」に合わせた内容でバラの花を使ったマジックが披露された。その美しい曲とマジックにうっとりと酔いしれる会場。ラストに華吹雪を二人が巻き起こすと、スクリーンに「『KISS ME』(=「U-KISS」のファン)のみなさん いつもありがとう」のメッセージが現れると客席からは歓声と拍手が鳴り響いた。

それぞれのマジックで楽しませた後は全員がステージに再度登場し、全員であいさつ。
メンバーそれぞれから「ケビンとジュンのマジックすごかった。ロマンチックだった」とほめられると、ジュンは「めっちゃ、緊張した!手に汗いっぱいかいた」とはにかんだ。

 フンやスヒョンが口ぐちに「ケビンさんは練習の時、成功したことがないから絶対失敗すると思ったのに成功してびっくりしたよ。本番に強い!さすがアイドル!」と褒め称えられると、「皆さんのお陰で力が出て成功しました!ありがとうございました」とケビン。
「イライとフンのマジックもすごかった!」とスヒョンが褒めると「でもちょっと失敗したところもある…」とイライとフンは少し悔しそうにするも褒められて満足気。

 そして話はスヒョンとキソプのマジックの話からキスの話に。
「多分スヒョンさんと僕が一番皆さんからの反応良かったと思います!」とキソプが自信ありげに話し、続けて「練習のときより本番の方がキスが強かった」と明かすとスヒョンはすかさず「あんまりキソプとチューするチャンスはないからね!今度は誰とチューするかなぁ~?」とノリノリで話すと会場からは笑いが巻き起こった。

 爆笑続きのトークが終わると再びマジックタイムへ。イライがケビンとキソプにアシストしてもらいながら、スカーフとロープを使った縄抜けマジックを成功させ、続くフンがスケッチブックを使いスケッチブックに描かれたボーリングを実際に絵から出現させるというマジックを披露するとこれも大成功。
次にケビンが何もない段ボールからファンへのプレゼントを登場させるというマジックにトライ。何もない箱の中から過去にメンバーが着用した衣装が現れると、抽選でファンへプレゼントするサプライズマジックとなった。

 ファンを喜ばせたあとは、スヒョンのマジック。「スタービンゴ」と名付けられたビンゴゲームで、リーチは言わなくていいから数字がそろったら「スター!」と声をあげてねとスヒョンが説明。スヒョン以外のメンバーもビンゴカードを持ち、一緒にスヒョンが読み上げる数字をチェックしていく。ひとしきり番号を読み上げた後に「54番」とスヒョンが言うと全員が一斉に声を上げ、全員で「スター!! 」と叫ぶことに。
同じタイミングで全員がビンゴになるようになっていたことに皆驚きながらも会場は大盛り上がり。「ビンゴ!」ではなく「スター!」と叫ぶようにお願いしていたのは、次に歌う曲にかけてのマジックでもあることがスヒョンから説明されると、そのまま「Shining Stars」がスタート。まるで星空の中の様な照明演出の中、客席を見つめながら歌う「U-KISS」の姿と美声にファンもうっとりと聴き惚れていた。

 「Sweetie」、「Illusion」、「DON’T BREAK US DOWN」と立て続けにバラードやミディアムテンポの曲が続き、バレンタインイベントらしい甘くしっとりとした雰囲気に会場が包まれた。

 MCパートに入ると、日本での12枚目のシングル「Kissing to feel」(2/24)が発売されることが改めて発表された。新曲について「今回の曲はセクシーで大人向けな曲。ことしから『U-KISS』はセクシーで男らしい姿をみせていきたい」とケビン。カップリング曲の「Shining Stars」について「メロディーも歌詞もいいし卒業の時期にぴったりのとっても良い曲ですよ」とアピールするフン。

 告知が終了すると再度マジックの時間に。「最後のマジックです!今度はキソプが一人でやります」とメンバーはキソプだけをステージに残し、それぞれにキソプを応援しながらステージを後にするメンバー。一人残ったキソプはスクリーンを活用した連想ゲームのようなマジックを見せた。

 全員が想像したものはトランプであると実際にマジックで出現させると客席からは驚きの声があがり、立て続けに出したカードには「Kissing to feel」の文字が記載されていた。
それを全員で大きな声で読み上げると会場が暗転。「Kissing to feel」のMVのダンスバージョンとメイキングの映像がスクリーンに映し出された。

 映像が終了するとメンバーが実際にステージに登場し、新曲「Kissing to feel」をお披露目。セクシーで迫力のあるダンスと歌のパフォーマンスに圧倒され、引き込まれるファンたち。そのまま「JACKPOT」が披露された。

 合間のMCでは新しいアルバムの話題に。スヒョンから「3月23日に5枚目のアルバムが発売されます!」と発表され、「特別にアルバムのタイトルを公開します」というとスクリーンには「One Shot One Kill」の文字が現れた。

 「この『One Shot One Kill』というタイトルの意味には色々な意味があるけれど1回で心を奪う、一目ぼれする感じを表しています」と説明。「タイトルだけじゃさみしいから、アルバムのジャケット写真も公開します」とスヒョンが続けると「知らなかった!僕たちにも教えてよ!」とフンがスヒョンに訴え、会場の笑いを誘った。
その後スクリーンにジャケット写真が公開されるとひときわ高い歓声があがった。

 そして新アルバムにはキソプの作詞・作曲の曲が収録され、今日のステージでも3曲目に歌った曲「Illusion」であることが発表された。キソプは「去年のツアーの時期に夜に作った曲です。好きな人が去ってしまっても自分は忘れられずにいるという曲で歌詞を見ながら聴いてもらいたい」と呼びかけた。

 ひとしきり告知やトークで盛り上がった後、ライブコーナへ。ダンス曲「Forbidden Love」でファンをあおりながら歌い踊るとファンも掛け声とペンライトで応援。次の曲「Rock Me」でも衰える事のない力強いパフォーマンスを見せつけ、熱いステージは終了した。

 瞬く間にアンコールの声援があがるとスクリーンに「U-KISS」の姿が映し出された。今回のイベントに向けてマジックやダンスの練習をしている映像が流れ、その後メンバーが再度ステージに登場。アンコールの1曲目は「Action」。楽曲の雰囲気そのままに、楽しそうに満面の笑みでパフォーマンスする「U-KISS」は会場と一体に。

 最後のMCではgroveとのコラボの告知や今回初挑戦のマジックの感想を述べた。
キソプが「マジックは見るのは簡単だけど練習してみると難しかったですが、ファンの皆さんのことを想って沢山練習しました。そして本番では喜んでもらえてうれしかったです。新しいアイデアやテーマでやれるのは楽しみです。これからも皆さんと良い時間を過ごしたいです。今年、がんばりますよ!」とサムズアップすると観客からは拍手が起こった。
さらにスヒョンから「やっぱり2016年初めてのイベントなのでスタートがいいですね!日本でたくさんの活動を用意していますので応援よろしくおねがいします」と力強い話しがあると、さらなる拍手が巻き起こった。

 最後の曲はスヒョンが好きな懐かしい曲を用意したとのことで「Dear My Friend」を披露。メンバー同士肩を組み、抱きしめあったり、メンバーやファンと目を合わせ微笑み合いながら歌い上げた。
その後スヒョンが「これで終わりだとちょっとつまらないよね!一緒にダンスしましょうかー!」と「Stay Gold」へ突入。タオルを使って会場全体を盛り上げ、最後はケビンから「ハッピーバレンタインデー」との呼びかけが。最後の最後までメンバーそれぞれに会場を盛り上げ、ファンもそれに応え、熱気に包まれたまま公演は終了した。

 ことしは「U-KISS」にとって5周年突入イヤー。新曲「Kissing to feel」(2/24発売)や「One Shot One Kill」(3/23発売)の楽曲達を引っ提げ、「Days in Japan」の第5弾と「U-KISSの手あたりしだい!」などのDVDもリリースが予定され日本でもイベントなどを始めとして積極的に活動していくことが期待される。さらにコラボ活動も盛んで「U-KISS」とgroveとのコラボグッズ第2弾が店頭販売開始、音楽ゲーム「U-KISS シェイクミュージックロード」もスタートするなど、今後もますます日本での活躍が期待される。


SHAKE ・ Music Road ~ U-KISS EDITION ~
SHAKE ・ Music Road ~ U-KISS EDITION ~




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