ノ・ミヌ
ノ・ミヌ
俳優としてだけでなく、アーティストICONとしても絶大な人気を誇るノ・ミヌが、4月9日(土)の大阪・NHK大阪ホールに続き、13日(水)には東京・新宿文化センターにて、2016年アルバム発売記念公演「Beautiful Day」を開催。1日2公演で1部はファンミーティング、2部はライブという構成でさまざまな魅力を発揮し、「患者」(=ノ・ミヌのファン)を熱狂させた。

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 特にファンミーティングは、歌やトークはもちろん、ファンと楽しむイベントが盛りだくさん。何度も客席まで降りてファンサービスをするノ・ミヌに、客席からは悲鳴にも似た黄色い歓声が飛び交い、すさまじい熱気に包まれた。

 ドラマ「私の残念な彼氏」のOST「いつも」で、ファンミーティングの幕を開けたノ・ミヌ。歌いながら、客席に向かってずっと笑顔で手を振り、「サランヘ~」という歌詞の部分では、手で頭の上にハートを作るポーズをしたり、チュー顔やセクシーな表情を見せたりするなど、最初から「患者」たちをメロメロにした。

 ここからはMCの藤原倫己が登場し、トークコーナーがスタート。前日BSスカパー!「韓流ザップ」に生出演したことを振り返り、「調子に乗って、似てもいない木村拓哉さんのモノモネをやってしまって…。本当に恥ずかしかったです」と照れまくるノ・ミヌ。ちなみに、木村拓哉のモノマネは、「JYJ」ジェジェンの前で酔っ払ってやったことがあるだけだとか。当然、客席からは「見た~い!」の声。キスをしている女性を後ろから見るというシチュエーションで、藤原がマイクを相手に見立て、キスをする女性、ノ・ミヌがそれを後ろから見る主人公を演じることになり、ミヌバージョン、木村拓哉バージョンをそれぞれ披露。特徴をとらえたクオリティーの高いモノマネに、会場は大爆笑となった。

 そして、モノマネが終わった後も、マイクにキスする熱演を続けていた藤原に、ノ・ミヌが近づき、なんとほっぺにチュー!「柔らかかったです」という藤原に、客席から「いいなぁ~」と羨望のまなざしが向けられた。

 続いて、「歌詞はロマンチックだけど、激しいロック」だという日本1stアルバムの話題に。アルバム制作にあたり、2か月東京に滞在し、スナックに行って、日本人はどんな曲、メロディーで盛り上がるのかなど、いろいろなことを勉強し、曲作りの参考にしたという。

 また、4日前に撮ったばかりで、まだ筋肉痛が残っているという新曲「Gravity」のMVを編集前の状態で、ちょっとだけ初公開!素肌にジャケットを羽織ったセクシーな姿が印象的だったが、「夜寝る前に見たら、血のめぐりが良くなって、体にいいと思います」とエロエロトークも健在(笑)。

 そして、このMVのフルバージョンを見られるのは5月という話から、5月29日はノ・ミヌの誕生日。その頃はドラマの撮影が入っているので、場所は韓国なのか、日本、中国なのか分からないが、「梅酒のソーダ割りを飲みながらやりたい(笑)」と誕生日パーティーイベントを考えていることを明かした。さらに、5月にアルバムをリリースした後、6月からここ新宿文化センターを皮切りに、全国ツアーを行うことも発表した。

 続くQ&Aコーナーでは、ノ・ミヌが「あっちに行きましょうか?」と自ら客席に降りて、質問者のところまで行って質問に答えるという展開に、会場は大興奮!
「きょうの下着の色は?」という大胆な質問に、ノ・ミヌはパンツに手をかけて確認すると、「ディズニーのモンスターズ・インク柄で、グリーンです」と正直に答え、「もともと黒のパンツにしたかったけど、探しても見当たらなかったから、いいかって(笑)。こんな質問がくるとは…」とつぶやき、客席は爆笑に包まれた。

 また、「アルバムの発売はいつ?」という質問には「5月の誕生日前かな」、「きょうの朝何を食べた?」という質問には「朝は食べていません。昼はお弁当の焼き鳥をちょっと食べました」と「患者」たちの質問に誠実に答えた。

 ステージに戻ったノ・ミヌは、ピアノの前に座り、アルバムのタイトル曲「Gravity」を弾き語りで熱唱。会場全体を優しく包み込むような歌声で、「患者」たちをうっとりさせた。

 今回のアルバム収録曲「Snake Eyes」の日本語バージョンの歌詞を手掛けたというGACKTに、「Gravity」もタイトル曲なので、アドバイスを求めたというノ・ミヌ。GACKT とはLINEのボイスメッセージでやり取りしているそうで、GACKTから送られてきた歌声を発音練習のために何度も聴いていたというノ・ミヌは、GACKTの歌マネまで披露。一緒に飲みに行ったときのエピソードも明かし、親交の深さを垣間見せた。

 プレゼント抽選会では、ノ・ミヌの神対応が炸裂!ノ・ミヌがデザインしたイラスト入りTシャツに当選した人には、Tシャツの裏にその人の似顔絵まで書いてプレゼント。ネックレスのプレゼントに当選した5人には、それぞれのリクエストに応じて、首にネックレスをかけてあげ、バックハグをしたり、お姫様抱っこをして座席まで連れていってあげるなど、ノ・ミヌの甘い演出に会場中が「キャー」という絶叫に包まれた。

 さらに、前の席に座っている「患者」たちとは、ステージとの距離が近すぎて、逆に目が合わないと言い、ステージを端から端まで歩きながら、前の席にいる「患者」たち一人一人と目を合わせていく優しさまで見せ、「患者」のハートをがっちりつかんだ。

 ファンを喜ばせるコーナーはまだまだ続く。抽選ボックスから選ばれた人の携帯番号に電話を掛け、つながった幸運な一人がステージに上がると、ノ・ミヌによる「リップ塗り」が行われることに。「1回もやったことがない」というノ・ミヌだが、まずは自分の手にリップをつけてから、「これ似合いそうです」と緊張気味の女性に丁寧にリップを塗ってあげ、塗りすぎたところはキレイに拭き取ってあげる紳士的な一面を見せた。

 そして、1分間のフォトタイムでは、ノ・ミヌがステージ上でポーズを取り、観客はそれを一斉に撮影開始。ところが、1分過ぎても、後ろのファンも近くで撮れるようにと、再びステージを降りて客席をグルッと回るノ・ミヌの至れり尽くせりのファンサービスに、「患者」たちは感動しっぱなしだった。

 最後のあいさつでは、「ここまで来てくれた『患者』たち、初めて来た方にも感謝しています。短い時間でしたが、帰り道、ストレス発散したなとか、きょうは良い日になったなと思ってもらえるよう頑張ったので、そういう気持ちを持って帰ってもらえたらうれしいです」と伝え、「僕が自分の進みたい道を歩めているのは『患者』がいるから。おかげで、僕はどんどん成長しています。こからもその感謝している気持ちを曲にして、10年後、20年後もアルバムを作っていこうと思っています」とアーティストとしての覚悟を宣言した。

 アルバムに収録される新曲「Beautiful Day」は、そんな「患者」への感謝の気持ちを込めたもので、“あなたがいるから世界が美しい”、“目を閉じているとパッと見えるのはあなた”、“この世があなたを傷つけても、僕はあなたのそばで応援しているよ”という希望に満ちた曲だと説明。ギターを持つと、一緒に歌いたいからコーラスしてほしい部分があるとし、「患者」たちにレクチャーした。
暗転した場内で、照明に照らされ、ギターを弾いて歌う姿がとても美しいノ・ミヌ、レクチャー通りにコーラスを入れる「患者」。最後に会場が温かい雰囲気で一つになり、ファンミーティングが終了した。

 スクリーンには、「いつも僕のそばに患者がいて、僕もいつも患者たちのそばにいるよ」「信じてついておいで、分かった?」というメッセージが流れた後、「愛してるよ、患者(ハート) 患者最高」という大きな文字が浮かびあがり、最後までファン想いのノ・ミヌらしい演出で幕を閉じ、その後はハイタッチ会で「患者」たちを見送った。

 最近、ハイタッチ会などで「患者」たちから「歌が上手くなったね」と褒められる、とうれしそうに話していたノ・ミヌ。アーティストとしてあふれる才能を発揮し、まだまだ進化を遂げている彼が、5月リリースのアルバムを引っさげ、6月からの全国ツアーでどのようなパフォーマンスを届けてくれるのか期待が高まる。




ノ・ミヌよりメッセージ到着!
ノ・ミヌよりメッセージ到着!




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