ソロアーティストとしても活躍中であるブライアンが4月23日(土)、東京・新宿明治安田生命ホールにて単独ライブ&ファンミーティング「Brian First Live & Fan Meeting In Tokyo 2016『On My Own』 #BFF Meet & Greet」を開催した。昼公演と夜公演の合い間の短い時間の中インタビューに応じてくれた。
<B>―「Fly To The Sky」としてデビュー15周年の年に再結成をされて、音楽番組で1位獲得、単独ライブも大盛況で本当に待っていたファンの方が多かったのだと思います。お二人が再結成の前と後で変わった部分があるとしたらどんな部分でしょうか。</b>
2014年に再結成した時は不安が大きかったです。その前はたくさんのファンの方の愛をもらって、ソロの道を行くことになった時にもたくさん心配してくれました。その時はまだ年齢も若く、ただ「今の仕事を一生懸命やろう」という気持ちでした。しかし2014年以降は、以前応援してくれたファンの方たちが、どうすればまた愛してくれるか、私たちの音楽を嫌いになってしまったらどうしようという心配もありました。そういった意味でも、以前よりいろいろと考えることが多くなったと思います。
<B>―グループとしての活動の他にソロとしても楽曲を発表されていますが、グループのときとソロのときでは同じ音楽活動でもどんな点が異なりますか?曲なども選ぶポイントが変わってくるのでしょうか。</b>
そうですね。「Fly To The Sky」ではR&B、R&Bダンス、バラードを披露していますが、ソロではポップジャンルで「Fly To The Sky」の時とは全く違う選曲をしています。やはりソロの時にはデュオの時とは違う姿を見せたいと考えています。ファンの方たちも、ソロで「Fly To The Sky」と同じようなジャンルの音楽を披露したら「それはファニと一緒にする音楽なのに」と気に入ってくれないかもしれませんしね。またファンミーティングの時には、デュオの時には二人で一緒に楽しい時間を作っていかなければならないため、僕も話したいことがありますがファニも話したいことがありますので、そういったことを考えます。
<B>―グループとして、そしてソロとして、これからどのような音楽を届けていきたいと考えていますか?</b>
「Fly To The Sky」としてはやはりこれまで届けてきたR&B、R&Bバラードを中心にやっていきたいですが、テーマとしては別れや痛みなど、悲しいものが多いですよね。ソロでは反対に、楽しさや幸せ、慰めをテーマとした歌を披露したいと思っています。
<B>―今後の活動計画について教えてください。</b>
まだ確実ではありませんが、 10月に「Fly To The Sky」としてカムバックができるよう準備をしています。肌寒いその季節合うようなバラードナンバーをお届けしたいと考えています。またこれからはミュージカルだけでなく、ドラマや映画で演技を披露したいという気持ちも持っています。
<B>―最後に日本のファンにメッセージをお願いします。</b>
日本のファンの皆さん、 「Fly To The Sky」としてではなくソロのブライアンとしてもたくさん応援していただいていることに感謝します。今後私がどんな活動をしても応援していただけたらうれしいです。そしてもっと日本に来られるようにしたいと思っていますので、そのためにたくさん愛していただけたらと思います。
「Fly To The Sky」としてのカムバックを知らせて今後の活躍に期待させてくれたことはもちろん、最近始めたフィットネスセンターや花屋の経営の話、そしてソロ活動についてなど、ブライアンの多岐に渡る関心と才能を実感させられるインタビューだった。多方面で活躍するブライアンがこれからいつどんな分野で新たな顔を見せてくれるのか楽しみだ。