チェ・ウシク の最新ニュースまとめ
昨年韓国で公開された映画「巨人」で「第36回青龍映画賞」新人男優賞を受賞、「2016 MAX MOVIE 最高の映画賞」でライジングスター賞を受賞するなど、最近益々その高い演技力が評価され、これからの活躍に期待が集まる注目の俳優だ。
また4月9、10日の2日間、幕張メッセ国際展示場で開催された「KCON 2016 Japan」出演のために来日。癒し系のルックスとスラッとしたスタイル、率直なトークで日本のファンを沸かせた。短い来日の分刻みのスケジュールの中、インタビューに応じてくれたチェ・ウシクは8月3日にDVDが発売となるチェ・ウシク初の主演ドラマ「ホグの愛」の話を中心に、日本について、さらにプライベートまで、さまざまな質問に答えてくれた。
<B>―「ホグの愛」はウシクさんの初主演作となりました。感想を聞かせてください。</b>
最初はプレッシャーが大きかったです。自分にできるのか、きちんとリードしていけるのか心配でした。しかし、現場の俳優の皆さん、監督のおかげでそういった心配がなくなりました。初主演にしてはとても幸せな撮影現場に恵まれ、感謝しています。
<B>―ホグは純粋でちょっと気が小さい性格の男性ですが、ホグの性格でウシクさんが好きな部分と気になる部分はどんなところですか?</b>
ホグは本当に優しくていいのですが、とてもいい人だからこそ他の人を気にしたり、もっと欲を出していいのに他の人のために犠牲になることが多いと思います。
<B>―ホグとウシクさんの性格で似ているところはありましたか?</b>
他の人に迷惑がかからないように、人のことをまず気にしてしまうところですね。
<B>―「AFTERSCHOOL」のユイさんとの共演でしたが、撮影前と後ではユイさんの印象は変わりましたか?</b>
ユイ姉さんはセクシーでクールな印象があり、一緒にうまく演技ができるか不安だったのですが、実際に会ってみるととても気楽な雰囲気を作ってくれる人でした。また演技を本当に一生懸命する方で、一緒に演技をするには一番良い女優さんだと思いました。相手がどのように演技するのかもきちんとチェックしていて。初主演作がユイ姉さんと一緒で僕は運が良かったと思います。
<B>―ホグは恋愛経験ゼロという設定でしたが、そういった役を演じる上で難しかったことはありましたか?</b>
う~ん(笑)むしろそっちの方が演じやすかったと思います。なぜなら僕も恋愛上手という訳ではないですから。ホグが困惑するシーンなんかも似ている部分があると思います。
<B>―「2AM」のスロンさんのキス寸前のシーンや、他にもコミカルなシーンがたくさんありましたが、撮影でのエピソードなどあれば教えてください。</b>
エレベーターでスロン兄さんに韓国式のたい焼きを投げるシーンがあるんです。ドラマでは温かくて柔らかいたい焼きという設定でしたが、実際はNGが何回も出ていて、冷たくなり硬くなったものだったんです。3袋分くらいはたい焼きを投げたと思いますが…それもスロン兄さんの顔に投げなくてはいけなくて…痛かったと思うのに、何も不満も言わずに受けてくれました。面白いシーンではありましたがスロン兄さんに申し訳なくもありました。NGが一番多かったのは壁ドンのシーンだったと思います。これまでやってみたことのない演技だったので…楽しかったです(笑)
<B>―演技ではなく実際にやったこともないですか?(笑) </b>
はい、ないですね(笑)逆に女性から男性に壁ドンすることだってあり得ますよね?それも悪くないと思います(笑)
<B>―アドリブは多かったですか?</b>
そうですね。現場のスタッフさんや監督が勇気を与えてくれて自然にたくさん出てきた感じでした。
<B>―カメラが回っていない時の現場の雰囲気はいかがでしたか?</b>
むしろカメラが回っていない時の方が面白かったですね。皆仲がよくて友達のように過ごしました。友人役の俳優とスタジオにあったおもちゃで高校生みたいに遊んだり、今日は何時に撮影が終わるかとか、賭けをしたりもしていました。
<B>―「ホグの愛」の一番の見どころを教えてください。</b>
あ~、本当に難しいですね(笑)(と話しここで立ち上がって水を一杯飲んで考える)最近良くないニュースや大変なこともたくさんある時代ですね。そんな中で、やはり“人を助けることができるのは人しかいない”ということをこのドラマで見てほしいと思います。とても温かい気持ちになると思います。
<B>―ズバリ、チェ・ウシクを一言で言うとどんな人でしょうか?</b>
それが質問ですか?うわ~(笑)(とまた考え始める)チェ・ウシクは…う~ん…平凡な20代の男です。僕が望んでいることはスターになることではなく、親近感のある身近な俳優として長い間記憶に残りたいですし、僕の演技を見た人に共感してもらえるような俳優になりたいです。
<B>―ホグが草食系男子だとしたらチェ・ウシクさんは何男子でしょう?</b>
う~ん…チェ・ウシクは…チェ・ウシクも草食系男子(笑)タフな感じはないですね(笑)
<B>―青龍映画賞で新人男優賞を受賞するなど、最近ウシクさんの演技力に注目が集まっていますが、演技をする上で一番大事にしていることは何ですか?また受賞された後JYPのパク・ジニョン代表にボーナスくださいとおっしゃっていましたが、実際にボーナスはもらえましたか?</b>
答えがないのが演技ですが、やるふりをするのではなく、とにかくやってみよう、やりきろうという風に考えています。そして受賞の後、皆で打ち上げをしたんです。それがボーナスなんじゃないかと…(笑)
<B>―お休みの日はどんなことをされていますか?仲の良い芸能人の友達はいますか?</b>
パク・ソジュン兄さん、「屋根部屋のプリンス」で共演したチョン・ソグォン兄さん、「2AM」のスロン兄さんの3人とはよく会います。一緒にお酒を飲みながらたくさん話をしてストレスを発散しています。悩み相談をしたりもします。恋愛をしなければいけないのに兄さんたちにばっかり会っていて…ちょっと残念ですね(笑)
<B>―一人の時は何をしていますか?</b>
家で映画を観ていることが多いです。外に出るのはあまり好きではないです。
<B>―好きな日本の文化はありますか?また、外国の方に紹介したい韓国文化はありますか?</b>
日本の秩序を守ったり、譲り合いの精神というのは最高だと思います。ウニも最高です(笑)お寿司がすごく好きなんですけど、日本でお寿司を食べてしまうともう韓国では食べれなくなってしまうのでそれが残念ですね。外国の方が韓国に旅行に来ると、明洞とかコースが決まってしまっているような気がして。そうではない本当においしいお店とか、済州島とかもっと韓国のほかの魅力も見てもらえたらいいなと思います。
<B>―最後に今後についておうかがいします。まだ一度もやったことのないミュージカルをやってみたいという気持ちはありますか?その他にこれから挑戦してみたいことはどんなことでしょうか?</b>
僕は本当に歌が下手で…会社から歌はやるなと言われています(笑)そして台本は覚えられるのに歌詞はぜんぜん覚えられなくて(笑)歌手の方は本当にすごいと思います。挑戦してみたいことはもともと興味があった演出です。演じる側はたくさんやりましたから、いつか演出をやって、自分が一緒に仕事をしたい俳優と仕事をしてコントロールしてみたいです。
質問に真剣に悩み誠実に答え、時には笑いも交えながら率直に話す姿が印象的だったチェ・ウシク。そんな飾らない正直な姿勢が彼の演技に対する真っ直ぐさにもつながっているのだろう。「ホグの愛」をはじめとし、今後も彼の作品を日本で楽しめる機会が増えることに期待したい。
チェ・ウシクよりメッセージ到着!
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