俳優ヨン・ウジン
俳優ヨン・ウジン
2014年に主演ドラマ「恋愛じゃなくて結婚」で人気を集め、2015年に主演した「離婚弁護士は恋愛中」でも好評を得た俳優ヨン・ウジンが、8月6日(土)に東京・品川プリンスホテル クラブeXにてプレミアムファンミーティングを開催した。2016年2月に初めての来日ファンミーティングを開催し、7月には日本公式ファンクラブを発足、これからの活躍にますますの期待が高まる中、半年ぶりとなる今回のファンミーティングでは、トーク、歌、ゲームと盛りだくさんの内容で、ファンたちと楽しい時間を過ごした。

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 会場には幅広い年齢層のファンが集まり、開演前から和やかな雰囲気。登場の音楽とともに、チェックのジャケットに黒のパンツと、シンプルな衣装を身にまとったヨン・ウジンが現れると、ファンたちは大きな拍手で迎えた。笑顔で手を振りながらステージ中央に歩んでいくと、ファンからの拍手は更に大きくなり、いたる所から「かっこいい〜!」との声があがった。

 「こんにちわ~。ヨン・ウジンです」と日本語であいさつをし、「僕は6か月前のあの感動、今でも忘れることができないのですが、またみなさんにお会いすることができ、僕自身もとってもうれしいですし、楽しみです」と、今回のファンミーティングへの想いを伝えた。当日はとても天気が良く、暑い日であったが、「僕がこの“爽やかな笑顔”で、暑さを吹き飛ばしていきたいと思います!」と、爽やかな笑顔を見せた。

 MCのみんしるからこの半年間どのように過ごしていたか問われると、「個人的な時間を主に過ごしていました。自らを振り返る時間を持っていました」とし、ファンのみなさんを想うのはもちろんのこと、これからの演技についてや、素敵な役者になるためにはどうすれば良いのかなどを考え、とても有意義な時間を過ごしたとのこと。ドラマ「また、オへヨン」にカメオ出演した事で話題になったが、「ドラマ『恋愛じゃなくて結婚』で一緒にお仕事させていただいた監督との縁で、カメオ出演をさせていただいた」と明かした。また今まで見せてきた爽やかで可愛らしいイメージとはガラッと違う、王様役を演じた、映画「キムソンダル」については、日本ではまだ公開されていないため、「日本のみなさんにも、一刻も早くお見せできる機会がつくれたらいいですね」と語った。

 以前からボランティア活動を行っていたが、今回映画やドラマに出演する合間に、アフリカにボランティアに行っていたという。その時の様子が韓国で放送され、「多くの方々が痛みを分かち合ったり、共感してくれたので、ぜひファンのみなさんにも知ってほしい」とアフリカでの写真を紹介しつつ、その時のエピソードを語った。ヨン・ウジンの言葉に深くうなずきながら、真剣に目と耳を傾けるファンたち。アフリカの貧困や環境問題について知るきっかけとなる、意味深い時間となった。

 続いてゲームコーナーへ突入し、まずは“◯×ゲーム”を行った。「ヨン・ウジンは、コーヒーはブラックで飲む。◯か×か?」といった問題が出題されるなか、「日本で食べた1番美味しいものは“すきやき”である」という問題には、多くのファンが×と回答。実は昨日もすきやきを食べたが、あまりにも食べ過ぎたとのこと。そして「ラーメンが1番美味しいと思います!」ということで、正解は×。ちなみに好きなラーメンは「チャーシューいっぱい!」のラーメンで、スープよりもチャーシューが好きと話した。次の問題は「夏の部屋着はパンツ1枚である」。その姿を想像しざわつく会場であったが、多くのファンは×を選択。気になるその答えは×。「パンツ1枚だけでなく。靴下も履きます」と言い驚かせたが、「冗談です(笑)」とファンを笑わせるお茶目な姿を見せてくれた。次の「私にはジンクスがある」という問題ではファンの多くが◯を選ぶなか、正解は×で、残ったファンは14名となった。ここからは“ヨン・ウジン不可能はないゲーム”と題し、ヨン・ウジンに様々なことに挑戦してもらい、それをできるのかできないのかを予想するという◯×ゲームに。まず1つ目の挑戦は「3人のファンとジャンケンをし、全部勝つことができるか」。1戦目はファンが勝ち、答えは×となったが、残る2戦も行うことに。しかし2回ともファンが勝利を収め、ヨン・ウジンはジャンケンが弱い?! ということが判明した。続いて500mlコーラを15秒以内に飲みきり、“あいしてる”と言えるかというお題に挑戦。しかし、もともと炭酸飲料はあまり飲めないというヨン・ウジンは、半分も飲み終えることができなかったが、ファンに“あいしてる”はしっかりと伝えた。30秒以内に涙を流せるかという挑戦では、「さっきのコーラ持ってきてください(笑)」と、会場を笑わせ、挑戦が始まると真剣な表情で集中力を高め、見事涙を流し成功を収めた。他にもファンを抱き上げ、20秒以内にスクワット5回行えるかでは、ファンを軽々と抱き上げ、余裕の表情でクリアし、たくましさを見せたり、縄跳びの二重跳びにも挑戦した。

 他にも、抽選で選ばれたファン2名とヨン・ウジンが、肩幅ほどの小さいマットの上で、何秒耐えられるかといったゲームや、顔と頬に貼られたポストイットを、手や足を動かさずに早く剥がすゲームなど、ファンと共に白熱した戦いを繰り広げた。ハードなゲームで盛り上がる会場に「ヨン・ウジン オリンピック!」と声をあげ、「ファンのみなさんと一緒に汗を流してとても気分が良いです」と笑顔を見せた。またファンからの質問に答えたり、フォトタイムが設けられたりなど、ファンからの要望に快く応え、ヨン・ウジンのファン想いで優しい姿を見ることができた。

 最後には、日本語が話せないかわりに、「日本語の歌で、みなさんへの気持ちを伝えたい」と言い、2010年に公開された細田守監督作「時をかける少女」の主題歌である、奥華子の「ガーネット」を披露。少し照れたような笑顔を浮かべながら歌い始めると、見守るような優しい眼差しで、ヨン・ウジンの歌声に聴き入るファンたち。気持ちを込めて最後まで歌いあげると、ホッとした様子で笑顔を見せ、ファンからは大きな拍手が送られた。ここで、7月に誕生日を迎えたヨン・ウジンにファンからバースデーケーキのプレゼントが送られた。驚きながらもうれしそうに、ローソクの火を吹き消すと、ステージから降りて、ファンたちに「あーんして」とケーキを食べさせてあげるなど、喜びを分かち合った。

 「今日はみなさんと一緒に“オリンピック”をすることができました(笑)。今回はみなさんともっと近づくことができたと、感じることができました。今日みなさんにお会いして、遊ぶことができて、本当によかったなと思います。みなさん一人ひとりの顔を心に刻んで帰りたいと思います」とあいさつ。

 今後の活動については、すでに撮影した映画があり、今年下半期に公開予定なので楽しみにしていてほしいと話し、ファンの期待を高めた。MCみんしるの「ヨン・ウジン!」の声に続き、ファンたちは「Forever!! 」と叫び、公演は幕を閉じた。

 同公演は“プレミアム”ファンミーティングというだけあって、公演後には、直筆サイン紙プレゼント、握手にハグ、ツーショット写真撮影と、トークやゲームだけでは終わらないプレミアムな内容となっており、ファンにはたまらない時間となった。



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