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「J-BRO」は、「FC MEN」から誕生した5人組アイドルグループ元「M.E.N」のJINとJ・Hwanが2人で結成し、2014年6月、日本を活動拠点に始動した韓国のポップアーティスト。
現在兵役中のボーカルJINに続き、J・Hwanも2017年に入隊することが発表され、今回のファンミーティングが入隊前最後のアーティスト活動となるため、サプライズでJINも応援に駆け付けるなど、特別なものとなった。
ダンサーと共にステージに登場したJ・Hwan。「みんな遊びましょう!レッツゴー!」とシャウトし、ソロデビュー曲「SUPA DUPAMEN」で1部の幕が開いた。鍛え抜かれた肉体から繰り出されるJ・Hwanのパワフルでダイナミックなパフォーマンスに、ファンもペンライトを振りながら熱狂し、オープニングから会場のボルテージが上昇した。
「皆さん、こんにちは。最後のライブに来てくれてありがとうございます!」とあいさつし、「オープニングでダンスを踊ったんですけど、“キャー”と反応してくれて、本当にありがとうございます」とニッコリするJ・Hwan。
次は冬の季節にぴったりな、失恋の心境をラップで表現した「Blind」、韓国語歌詞でカバーした「BABY I LOVE U」で、甘く温かい歌声を響かせ、会場を優しく包み込んだ。「作曲家さんが見に来ているので、緊張しました。歌に自信がないので(笑)」とはにかみ、謙遜するJ・Hwanだったが、ファンはその歌声にうっとり聴き入っていた。
ここからは、「皆さんと一緒に遊びたいから」と企画されたファン参加のジェスチャーゲームへ。J・Hwanに加え、ダンサー2人がそれぞれリーダーとなって3チームに分かれ、各チームには抽選で選ばれたファン3人ずつが加わり、チームを結成。制限時間3分の間、リーダーがするジェスチャーをファンがいくつ答えられるかを競うというもの。
参加するファンの抽選をしている間、着替えをしていたJ・Hwan、そしてダンサー2人がステージに呼び込まれると、3人でピコ太郎の「PPAP」を踊りながら登場!特に、ダンサー1人が衣装もメークもピコ太郎になりきり、会場は大ウケ。一気に和やかムードになった。
正解の多かったチームのファンには、J・Hwanの私物をプレゼント、そして、なんと負けたチームのファン1人には罰ゲームまであるというドキドキのゲームがスタートした。ダンサーチームの後、最後にJ・Hwanチームという順番でチャレンジし、お題は、「○○する○○」と動作と人・動物など2つを答えるということで、リハーサルでスタッフが試してみたところ、全く正解できなかったそうだが、やはり表現者は、ジェスチャーでも的確に表現できるからなのか、心がつながっているからなのか、ファンが次々と正解を重ねていく。
2チームが終わったところで、最高は9問正解。最後にチャレンジするJ・Hwanは、チームのファン一人ひとりとガッチリ握手を交わし、「絶対10問。頑張りましょう!」と気合を入れると、迫真の演技(!? )を繰り広げた。ファンと息ぴったりに正解を重ね、終わってみれば11問正解!「踊りより大変ですね(笑)」と汗だくのJ・Hwanは、チームのファンと喜びを爆発させた。
そして、約束通り、ファン3人に身に着けていたブレスレットなどをその場で外してプレゼント。さらに、負けたチームの中から罰ゲームをする1人をジャンケンで決め、罰ゲームは後ほど施行となった。
ダンサーと共に、華麗なダンスパフォーマンスを披露したJ・Hwanは、一旦ステージ袖にはけ、着替えに。その間、スクリーンにはインストアライブや学園祭ライブの模様が映し出され、さらにはJ・Hwanとゆかりのあるアーティストから応援メッセージも。「PlusM」(プラスエム)のD.U、現在KBSドラマ「また、初恋」に出演中で、俳優として活動している元「M.E.N」のユン、今秋リリースイベントを一緒に回った元「SHU-I」のJIN SEOK(ジンソク)、「JYJ」ジュンスの日本ツアーに参加するため、スケジュールが重なり、会場に行けなくなったと残念がる元「M.E.N」のテファ、そして最後にJINからも「J・Hwanの最後のファンミーティングが無事終わるように応援します。僕も軍隊が終わったら、早く皆さんの前で歌いたいです。そのときまで少し待っていてください」というメッセージが寄せられた。
罰ゲームの時間となり、ステージに上がったファンが用意されたイスに座り、一人で待っていると、愛おしい恋人へのプロポーズソング「Come into my life(remix)」を歌いながら、J・Hwanが登場。曲中、ひざまずいてバラの花を差し出すという胸キュン演出に、会場からは黄色い声が飛び交い、「これが罰ゲームでした。いい罰ですよね?」と、してやったりの表情を見せるJ・Hwanだった。
別れた恋人を忘れられない想いを美しいメロディで奏でた失恋ソング「I Still…」を熱唱した後、ファンミーティングも終盤に入り、着替えを終えて戻ってきたJ・Hwan。ノリノリのダンスナンバーなどを再びダンスパフォーマンスで魅せ、ファンもジャンプをしたり体を揺らして踊ったり、会場は大盛り上がりを見せ、一体感に包まれた。
曲が終わると床に座り込むぐらい、全力を出し切ったJ・Hwanに、客席からは「カッコいい~!! 」と大歓声。そんなファンに「みんな楽しく遊んでくれてありがとうございます!」とJ・Hwan。「2年間、軍隊に行ったら踊らないから、戻ってきたら踊りはやめましょう(笑)。(小声で)腰も痛いし、膝も痛いし…」と冗談を飛ばした後、残り1曲となり、「いつも言うんですけど、僕を忘れないでほしいです」と話し始め、「ずっといないわけではないから。2年間だけちょっと兵役に行ってきます。坊主にして、いまよりブサイクになって、おじさんになって戻ってきても、“ブサイクなこのおじさん誰?”って言わないで(笑)。髪は、最初坊主にしても、半年ぐらいで長くなるから、半年後に写真とかで会いましょう!」と彼らしいユーモアで会場を笑いの渦にし、「本当に僕のこと忘れないでください。僕もきょうのステージ、きょう来てくれた皆さんを忘れないから。笑顔で最後の曲を聴いてください。泣いた人はデコピンするから」と言うと、ファンを立たせ、自身が作詞した「Don‘t forget」を気持ちを乗せて歌い上げた。特に、「君が違う人に行っても、俺との思い出を忘れないで」という歌詞の後には、「約束だよ~!」と呼び掛けると、ファンもそれに応え、感動的な雰囲気の中、本編が終了。
すぐにアンコールの声が掛かり、再びステージに戻ってきたJ・Hwanは、オープニングでも披露したソロデビュー曲「SUPA DUPAMEN」で、一気に会場の雰囲気をライブモードに。そして、着ていた服を脱ぎ捨て、上半身裸で熱いパフォーマンスを繰り広げ、バキバキに割れたシックスパックなど圧巻の肉体美にファンの目がくぎ付け。興奮さめやらぬ中、恥ずかしそうに脱いだ服で体を隠すJ・Hwanの姿に、思わず笑い出すファンたち。笑顔で入隊前最後のファンーティングを締めくくった。
その後、ハイタッチ会、チェキ会を行い、ファンとの思い出を作ったJ・Hwan。この日のファンミーティングをもって、アーティスト活動は休みに入るが、今後も「J-BRO」は活動休止とはせず、引き続きオフィシャルサイトで活動予定などを告知していくとのこと。また、兵役後は日本で活動を再開する予定とのことなので、どうステキに成長して戻ってくるのか、帰ってくるその日を待ちたい。
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