「BTOB」
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BTOB」の日本6thシングル「MOVIE - JPN ver. -」(5月3日発売)のリリースを記念し、5月2日(火)東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で、公開記者会見とミニライブ、そしてこの日、誕生日を迎えたソンジェの誕生日会が行われた。

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 会場を埋め尽くしたファンの「BTOB」という大きな声で呼び込まれて登場した「BTOB」。全員黒のパンツにシャツというスッキリとした衣装に身を包み、オリコン週間アルバムランキングにて、自身初の1位を獲得した日本1stアルバム「24/7 (TWENTY FOUR/SEVEN)」(2016年12月7日発売)の収録曲「今すぐここでKISSを交わそうよ」を歌いながら、メンバーそれぞれがステージを回り、上階のファンにもニコニコと手を振ってあいさつ。会場は大歓声に包まれ、熱いスタートとなった。

 大歓声の鳴り止まない客席に向け、司会を務めたお笑い芸人の石井元気が「誰が一番カッコいいですか?」と聞くと、それぞれお気に入りのメンバーの名前を一斉に叫ぶファンたち。すると、ヒョンシクが「ありがとうございま~す!」と一歩前に出てアピールし、一気に和やかな雰囲気となった。
一人ずつ自己紹介する中、ソンジェは「きょう誕生日なの」と手を振り、会場のあちこちから「おめでとう!」という祝福の声があがった。

 日本で6枚目のシングル「MOVIE - JPN ver. -」のリリースを「本当に幸せです。皆さんのおかげです!」とファンに感謝するウングァン。ファンクスタイルダンスナンバーのこの曲を作曲したイルフンは「『BTOB』の歌とダンス、ラップ、いろんな魅力を見せられる曲です」と紹介し、「僕が作りましたけど…。恥ずかしいです」と照れくさそうにした。
メインボーカル、ウングァンのパートは少しキーが高くて、申し訳なかったというイルフンに対し、ウングァンは「キーは高かったんですけど、僕のパートは歌詞が全部同じだったので(笑)」と明かし、「レコーディングは楽しかったです」と振り返った。

 また、ミンヒョクが「ジャパンバージョンでも、僕のラップパートは、自分で作詞したから、それが難しかったです。そして、自分で作詞したのに、ライブの日までに歌詞を覚えるのが本当に難しかったです(笑)」と苦労話をすると、イルフンが「少し、歌ってくれませんか?」とリクエストし、そのラップパートをアカペラで歌ったミンヒョク。会場中から大きな拍手が送られた。
今回のシングル「MOVIE - JPN ver. -」に収録された曲の中で、お気に入りの曲については、「メンバーが作ったから」(ミンヒョク)、「歌が良いから、タイトル曲になったのでは」(プニエル)、「自分が作った曲だから愛着があります」(イルフン)と「MOVIE」を挙げるメンバー。

 「誰が作った曲か分からないけど、良い歌なので(笑)」(ヒョンシク)、「いつかまた会おうという曲です」(チャンソプ)とヒョンシクが作曲したバラード「SOMEDAY - JPN ver. -」を挙げるメンバーも。
そんな中、「やっぱり『君の名は。』の主題歌『なんでもないや』です」とボケたのがソンジェ。司会の石井から、「違うでしょ?『MOVIE』ですよ」とつっこまれると、「あ~、“MOVIE”の中で。“MOVIE”の中では、『デスノート』が…」とさらにボケ倒し、「映画じゃなくて、『BTOB』のシングル『MOVIE』の中で!」とつっこまれたところで、ようやく「あ~、僕は『Unforgettable』という曲です。キーが高くて、カッコいい感じがします」と答え、漫才のようなやり取りに、会場は大爆笑となった。この曲はウングァンも「ボーカルラインの曲で、ボーカルラインの声がいいです」とお気に入りの曲に挙げた。

 さらにトークは続き、前日は休みだったという「BTOB」。ソンジェは表参道で、前を歩いていた女性2人に「ソンジェだ!」と気付かれ、ビックリしている彼女たちに「ありがとうございます」と言ったというエピソードを明かし、「きょう(その女性2人)いますか?」と会場をグルリと見回した。
ちなみに、ミンヒョクもイルフンと渋谷を歩いているとき、女性に韓国語で「もしかして『BTOB』のミンヒョクさんですか?」と聞かれ、「ハイ」と答えたら、その女性が「ハイ」と納得して、何をするわけでもなく行ってしまったというエピソードを披露し、会場を笑いに包んだ。

 トークの最後に、前作の日本5thシングル「L.U.V」と1stアルバム「24/7 (TWENTY FOUR/SEVEN)」が続けて、オリコン週間ランキングで1位を獲得したのを受け、今回の目標を聞かれたメンバーたちは、「やっぱり1位が目標です(ミンヒョク)」と答えつつも、「新曲をリリースするときはいつも、順位などの成績を気にするというより、多くの方が僕たちの音楽を聴いて、感動してほしいという気持ちのほうが大きいです」(ウングァン)とし、「音楽で世界を平和にしたい」(イルフン)、「『BTOB』の曲が、皆さんの人生のBGMになったらうれしいです」(ソンジェ)と“ヒーリングアイドル”と呼ばれる「BTOB」らしい、音楽へのこだわり、思いを伝えた。

 続いて、マスコミ向けのフォトセッションに入ろうとしたところ、ウングァンが「ちょっと待ってください」とステージをはけ、「まさかドッキリ!? 」など半ばバレバレ(!? )の雰囲気の中、いちごが乗ったバースデーケーキを持って登場!
メンバーとファンが一斉に「ハッピーバースデートゥーユー」を歌ってお祝いムードに。ソンジェは「ありがとうございます!」と言うと、お返しとばかりに、ケーキを持っていたウングァンのほっぺにチューし、「あ~~」と大絶叫するウングァン。そんな中、チャンソプはマイペースに後ろから回って、一人だけいちごをパクリ。ご満悦の表情だった(笑)。

 ソンジェは「きょうの朝、両親に産んでくれてありがとうって言いました」と誕生日を迎えた感想を語り、ファンには「皆さん、生まれてきてくれてありがとうございます。そんなに特別な日じゃないと思いますけど、こんなに毎年、おめでとうって言ってくれて、本当にありがとうございます」と感謝し、「超恥ずかしい。プロポーズみたい(笑)」とはにかんだ。

 そして、ケーキを持ったソンジェを中心にしてメンバーが並び、さまざまなポーズ、表情で和気あいあいとフォトセッションを行った後、ステージで「MOVIE - JPN ver. -」を披露。ファンの掛け声が響く中、メンバー7人は息の合ったキレのあるダンスはもちろん、ソロパートでも個性を発揮し、まるで映画の世界に引き込むような多彩なパフォーマンスでファンの視線をくぎ付けに。最後はセンターに立ったイルフンが、指ハートを客席に向け、ステージを締めくくった。

 「MOVIE - JPN ver. -」は韓国の音楽ランキングを総なめにする勢いを見せた話題曲の日本語バージョン。個性も出しつつ、全体的な調和がとれた見応え十分のパフォーマンスで、いままでにない「BTOB」の新たな魅力が感じられる作品に仕上がっている。

 「BTOB」 日本6thシングル「MOVIE - JPN ver. -」はタワーレコード全店総合シングル週間チャート1位に輝いた。さらにオリコンデイリーランキング2位、Billboard JAPAN Hot100 でも4位を獲得している。



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