「B1A4」と青山テルマ
「B1A4」と青山テルマ
2011年に韓国デビュー、翌2012年に日本デビューを果たした5人組ダンスヴォーカルグループ「B1A4」。
6月14日に発売されたJapan 4th Album「4」がオリコンデイリーランキング2位に輝くなど、日本でも高い人気を誇っている「B1A4」が、6月16日(金)に「B1A4 JAPAN TOUR 2017『Be the one』」を東京・国際フォーラム ホールAで開催した。

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 会場が暗くなり、幻想的な映像が流れていた球体状のスクリーンが2つに割れ、中から「B1A4」のメンバーが登場。会場からの大きな歓声に応えるように「Fly Away」と「Beautiful Target」でオープニングを飾った。

 大阪、名古屋、福岡と回ってきた今回の全国ツアーも今日がファイナル。
今回のツアータイトル「Be the one」についてゴンチャンは「久しぶりに会う『BANA』(=「B1A4」のファン)とひとつになって楽しく遊びたくて『Be the one』というタイトルにしました」と、紹介。「僕たちと一緒に遊ぶ準備はいいですか?みんな覚悟してくださいね?体力がなくなるまではしゃぎますよ!TOKYO!Are you ready?」と、バロが会場を盛り上げた。

 日本のアーティストの楽曲をリメイクした「Choo Choo TRAIN」と「以心電信」のステージではファンも一緒になって大盛り上がり。今回のツアーのためにメンバーが振付けを考えた「以心電信」のダンスをバロがレクチャーした。「ポイントは顔と手です」と説明し、熱唱しているように必死な表情と両手でマイクを握りしめながら歌うのがポイントだという。レクチャー後は、会場のファンと一緒に「以心電信」ダンスを楽しんだ。

 衣装チェンジしたメンバーは、「Beautiful Lie」や「アクモン」、「Lonely」、「コジンマリヤ」など人気ナンバーを立て続けに歌い上げた。そして、6月14日に発売されたJapan 4th Album「4」のタイトル曲「好きだからしょうがない」や「Follow me」などリーダーのジニョンが作詞作曲を手掛けた最新曲も披露。「(『好きだからしょうがない』の)歌詞が僕たちと『BANA』のことを歌っているみたいですよね」とサンドゥルがうれしそうに話すと、バロも「そうです!僕たちは『BANA』が大好きです」と、カメラ目線でファンに告白した。

 さらにファイナル公演だけのスペシャルステージとして、Japan 4th Album「4」に収録されている「二人で feat.青山テルマ」でボーカルとして参加した青山テルマがサプライズ登場。会場から驚きの声があがるなか、透き通った青山テルマの歌声とメンバーの伸びやかな歌声が合わさった極上のハーモニーでファンを魅了した。

 「日本の音楽をよく聞くのですが、そのときに青山テルマさんの『あなたのそばに』に出会ってフィーチャリングをお願いしました」と、ジニョンから直々にオファーしたことを打ち明けた。「(テルマさんの)お友達にも僕たちのアルバムをおススメしてください(笑)」とバロからの突然のPRに青山テルマも驚きながら、お互いB型同士ということで握手しながら意気投合する場面も。

 ライブ終盤戦では「イゲ ムスン イリヤ~なんで?どうして?~」や「チャルチャヨ グッナイト」など、ファンとのコール&レスポンスも楽しみながら会場をひとつにした。そして「東京『BANA』の皆さん、楽しかったですか?でも…」と、シヌゥが名残惜しそうな表情をみせながらラストの曲が近づいていることを知らせた。「幼いころの家族との思い出が、今僕にとって大きな力になっているように、今日一緒に過ごした時間が『BANA』にとってもそうなったらいいなと思います。『BANA』の生活の癒しになりたいです」と、サンドゥルが丁寧に言葉を選びながら今日の感想を伝えた。

 1人ずつそれぞれ今日の感想を伝え終わると、ステージが真っ暗になりメンバーが一斉にステージ袖に駆けていくとスクリーンに映し出された映像にシヌゥが足を止めた。ファイナル公演が行われた6月16日はシヌゥの27歳の誕生日。メンバーからのサプライズメッセージにシヌゥはステージに座りながら感慨深くスクリーンを眺めていた。「皆さん本当にありがとうございました。最近悩みがたくさんあったんですけど今日『BANA』の皆さんがいるから本当に幸せです。これからもずっとそばにいてください」と、思いがけないサプライズに感極まっている様子だった。

 シヌゥの似顔絵が描かれた特製バースデーケーキをつまみ食いして、ご満悦なメンバーたち。ここで気持ちを切り替え、ジニョンが「僕たちはいつでもどこでも1つということを忘れないでください。では最後の曲行きましょう」と、曲フリをすると予想とは違うBGMが流れ「何?何?」と焦るメンバー。すると後ろのスクリーンに「『B1A4』 日本デビュー5周年おめでとう」の文字が。公演当日に会場で撮影したファンからのサプライズメッセージにメンバーも驚きを隠せない様子だった。「本当にありがとうございました。5年、500年まで頑張っていきましょう!! 」と、メンバー一丸となってファンに感謝した。

 サプライズの連続となった感動のファイナル公演。アンコールではグッズTシャツを着たメンバーが会場の端から端まで走りながら、ボールを投げたり、タオルを投げたりファンとの最後のコミュニケーションを楽しんだ。客席を背景に記念撮影したあとは、名前を呼ばれたメンバーが1人ずつ、カメラにキス顔を披露するサービスタイムも。悲鳴にも近い歓声響き、ファンも大興奮だった。

 最後は5人全員横に並び、手をつないで深々とお辞儀をしてファイナル公演は3時間越えで終了した。



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