済州島地域の方言を保存し使用する機会を増やすため、教科課程に済州方言の授業を含めよう動きが起きている。済州大学国文科の姜栄峰(カン・ヨンボン)教授が、2日に開かれた学術セミナー「済州方言の価値と保存のための教育」を通じて提案したもので、済州方言の授業について、地域社会を知るための教育の一環として小学校から取り入れるべきだと主張した。家庭での方言使用を通じ、外国語のように2種類の言語を自由にあやつるようになれるという。
 一方、毎年開催されている「済州語スピーチ大会」については、自治体単位で小中高校の部に分けて予選を行うようにすれば、方言使用の機会が広がり、関心も高まるとの考えを示した。

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