除隊のあいさつをするユン・ジソン。(画像:画面キャプチャ)
除隊のあいさつをするユン・ジソン。(画像:画面キャプチャ)
ソン・シギョン、キム・ジョングク、ハハ、ソ・ジャンフン(神仙たち)の舌を満足させるレシピを探す料理バラエティ「赤頬神仙遊び」(MBC)。第2弾のテーマ「キムチ」の後編が2月5日(金)に放送され、「Wanna One」出身のユン・ジソン、「N.Flying」のチャ・フンとユ・フェスンが挑戦者として登場した。

ユン・ジソン(元Wanna One) の最新ニュースまとめ

まず、「12月14日付けで、除隊を命じられました」と敬礼し、あいさつをしたユン・ジソン。「アイドル界の不器用な手」という汚名を返上したくてやって来たことから、「地獄シェフ(地獄から来たシェフ)」というニックネームで参戦。実家が飲食店をやっていたそうで、手打ち麺を作っていたお父さんの背中を見て育ったし、自炊生活15年の経歴があると自信満々だ。

メニューをキムチライスチヂミに決め、事前に作ってみた妹との練習ではバッチリだった。ところが、本番では焼いている段階で、生地が上手くまとまらず、油を何度もつぎ足したがボロボロこぼれ、結局いびつな形のまま強引にプレーティング。味さえおいしければ、と特に形を整えたり、飾り付けをしたりすることもなく、そのまま出してしまったのだ(笑)。さすがに、このビジュアルを見た神仙たちも驚愕し、試食する前から「地獄に送り返して」と拒絶反応。

試食1人目は、たいがいの料理はおいしいと「金の斧」の札を出してきたキム・ジョングクだったが、そんなキム・ジョングクですら首をかしげ、「ヒキガエル」の札が挙がったため、ここで終了。ユン・ジソンはヒキガエルの着ぐるみを頭にかぶって、神仙たちの前に姿を見せた。

いびつなプレーティングについて、「誠意なくやったわけではなく、料理が好きな子供レベル」だから、ファンが見たら「またやらかしな」と思うだろうと説明したが、「だったら、この程度のクオリティで汚名を返上できると思ったの?」とつっこまれ、返す言葉もなく大爆笑するユン・ジソン。実はYouTubeで料理コンテンツを準備中だと言うと、神仙たちから一斉に「やめておけ!」、「得意なことをしろ!」と忠告されたが、本人は「料理でふざける気は全くなく、料理が好きなんです」と料理への愛を訴えた。ともあれ、ユン・ジソンのチャーミングさは満点だった。

続いて、実力派アイドルバンド「N.Flying」のギタリスト、チャ・フンとボーカルのユ・フェスンが登場。グループで料理を担当しているそうで、キムチも自分たちで漬けるほどの腕前だ。ユン・ジソンとは反対の「アイドル界の黄金の手」であり、「フングスング」として2人で挑戦。手慣れた包丁さばきを見せながら、マッシュしたサツマイモ(韓国語はコグマ)の上にみじん切りしたキムチとケチャップ、チーズをのせて焼いた、グラタンのような「キムチグマ」を完成させた。

さらに、チャ・フンが酒造技能士の資格をとるのに、カクテル作りに必要な道具も揃っているとし、トンチミ(大根の水キムチ)を利用したカクテルまで作るなど、ビジュアルも完璧だ。

最初に試食したソン・シギョンは「トンチミカクテルがすっきりとしていて、甘さもちょうどいい」と「金の斧」を挙げ、「アイディアがいい」とキム・ジョングク、ハハも続き、順調に「金の斧」を3つ獲得。チャ・フンとユ・フェスンは「料理を評価されるのが初めてなので、胸がいっぱい」と喜んだが、最後に試食したソ・ジャンフンは「アイディアもいいし、おいしいけれど、金の斧に値するほどではない」と評価。普段から温かいサツマイモにキムチの組み合わせはあるので、それと何が違うのかということと、キムチの味が強かったとし、「ヒキガエル」の札を挙げた。

最初のテーマ「ラーメン」の際、「iKON」SONG(ユニョン)もソ・ジャンフンの壁を超えられなかったが、アイドルたちの関門はここかもしれない。ともかく、神仙たちとの対面は叶わず、残念そうにしていたチャ・フンとユ・フェスンだったが、「正直な評価をしてくださったし、おっしゃったことはその通りです。皆さんの味覚に合わせようとしたことにより、特別さが足りなかったのだと思います」と潔く認めた。そして、また機会があったら、次は最高の料理を準備するとポジティブにとらえ、最後まで清々しく、爽やかさは満点だった。

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