<b>「単純なリメイクじゃない再創造(Recreate)、もしくは再発明(Reinvent)です」</b>
男女混合グループ<CHERRY FILTER(チェリーフィルター)>が、リメイクアルバム『Rewind』を発売する。次々と出てくるリメイクアルバムのように、ヒット曲をそのままカバーする方式ではなく、新しい再創造をモットーにしたというのが制作会社の説明だ。一部分を作って入れたり、原曲の骨組みを解体して新しく組み合わせるなど、時には原曲の一部をサンプリングして変身させた。

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ただし、原著作者にとって大切な創作物を、むやみにCHERRY FILTER式にして再解析したのではない。メンバーたちの心の中には、名曲という尊敬心から作業をあきらめた曲もあり、原曲の意味を退色させないでほしいという原作者の切実な要請に、編曲を慎重に行なった曲もある。

タイトル曲『感じてみて』はコカ・コーラのCMソングで、CHERRY FILTERのボーカルチョ・ユジンが歌った曲だ。原曲が30秒の短いCMのBGMであったため、曲の構成で刺激的な魅力を持っている。今回はもう少しバンド的で洗練されたモダンロックスタイルにアレンジした。

<ピピバンド>1stアルバムに収録されている『スーパーマーケット』は、パンクスタイルを加え、チョ・ハムンの歌唱力が引き立つロックバンド<マグマ>の『陽よ』は、今回のアルバムで最もバンドサウンドに忠実にレコーディングした。

この他にも<Panic(パニック)>の『左利き』、童謡をロックバラードに仕上げた『島の子』、映画『フランダースの犬』の主題歌としてCHERRY FILTERが2000年に作った『フランダースの犬』、オム・ジョンファの『瞳』など、どのリメイクアルバムにも収録されていない新鮮な選曲だ。

外国曲も収録した。日本の沖縄民謡を元に元ちとせが歌ったヒット曲『ワダツミの木』をリメイクした『女神の木』、女性歌手兼女優のベット・ミドラーの代表曲『The wind beneath my wings』のコーラスパートをサンプリングした同名曲などだ。

メンバーたちは「一般的に“リメイクアルバム”というと浮かんでくる固定観念を破るため、正規アルバムよりももっと大変な思いをして作業した」と伝えた。

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