「WEi」後列左からユ・ヨンハ、キム・ヨハン、カン・ソクファ、前列左からチャン・デヒョン、キム・ジュンソ、キム・ドンハン(画像提供:wowkorea)
「WEi」後列左からユ・ヨンハ、キム・ヨハン、カン・ソクファ、前列左からチャン・デヒョン、キム・ジュンソ、キム・ドンハン(画像提供:wowkorea)
8月11日(木・祝)に1stミニアルバム「Youth」で待望の日本デビューを果たした「WEi」。同アルバムは発売初日2.2万枚を売り上げ、日本デビュー初日(8/11付)、オリコンデイリーランキング1位を獲得するなど、日本での人気の高さを証明した。
そんな彼らが、デビュープロモーションのため来日。これまで、何度も書面インタビューを行っていたが、ついに初めて対面インタビューが実現した!

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Q.まずは待望の日本デビュー、おめでとうございます!気分はいかがですか?

チャン・デヒョン(以下、デヒョン):ありがとうございます。まずは、ファンの皆さんがいたからこそ、こうして日本デビューができたと思います。日本語曲が入ったアルバムを引っさげ、日本に来られて、とても光栄で胸がいっぱいだし、ワクワクもしています。
カン・ソクファ(以下、ソクファ):日本デビュー記念のミニライブとトークショーでは、RUi(「WEi」のファンネーム)の皆さんがたくさん来てくださったので頑張って公演できたし、これからの活動もさらに頑張れると思います。


Q.日本1stミニアルバム「Youth」の紹介をお願いします。

デヒョン:僕たちのように爽やかな曲がたくさん詰まっています(笑)。タイトル曲「Maldives」は、最初から日本語で準備した日本オリジナル曲で、清涼感あふれる夏の雰囲気を出しながら、僕たちが理想的で完璧な場所“モルディブ”へ行っているという感じを盛り込んだ曲です。「BYE BYE BYE」は韓国で夏に出した、爽やかで清涼感のある曲なんですが、今回日本語で新しく出しました。最後のトラック「16番目の星」はRUiのための曲で、この曲も歌詞を日本語にしたんですが、RUiへの感謝の想いを込めた曲です。


Q.タイトル曲「Maldives」の注目ポイントというと?
キム・ヨハン(以下、ヨハン):振付がすごくキレイなのが、ポイントになっていると思います。個人的にお気に入りなのは、ソクファの「High up♪」ってパートで、サーフィンをしているような動きがあるんですが、“お尻ダンス”みたいでカワイイです(笑)。ファンの皆さんもマネできるのではないかと思います。
ソクファ:骨盤を利用した振付なんですが、「KARA」先輩の「ミスター」が思い浮かぶような動きです。


Q.先ほど、デヒョンさんからも「Maldives」は爽やかな曲だという紹介がありましたが、MVも皆さんの爽やかな雰囲気が満載です。撮影エピソードなどがあれば教えてください。

キム・ジュンソ(以下、ジュンソ):撮影の日、晴れていたのに、ドンハン兄さんと自転車のシーンを撮っていたら、突然雨が降ってきて、ストップしてしまったんです。それで、はっきりしない天気だったので、撮影がこのまま中断してしまうのではないかと心配もしたし、ドローンの撮影でも、6人を撮っていたドローンが木に引っ掛かって、墜落してしまったということがあり、いくつかハプニングがあったことが記憶に残っています。
キム・ドンハン(以下、ドンハン):それから、水鉄砲のシーンがあるんですけど、撮影でしたが、みんないつしか本気になって、水鉄砲バトルが始まり、全身びしょびしょに濡れてしまったという思い出があります。
デヒョン:みんなでキャッキャッしながら、遊びました(笑)。


Q.曲では“モルディブ”が理想的で完璧な場所とされていますが、皆さんにとっての完璧な場所とは?

ソクファ:ファンの皆さんがいるすべての場所、ファンの皆さんと共にできるステージが完璧な場所だと思います!
ユ・ヨンハ(以下、ヨンハ):完璧な場所を作り出せるところは、練習室以外ないと思います!
(メンバーたちから「だったら、しょっちゅう行け」とつっこみが入る)
ジュンソ:完璧な場所でたくさん過ごしてきましたが、ホテルが一番いいと思います(笑)。
デヒョン:ないものがないからね。
ジュンソ:4月に来日したときもホテルに宿泊したんですが、また来てみたら、やっぱりいいですね。
ドンハン:もうご近所のような感じです(笑)。
ヨハン:僕もホテルはすごくいいんですけど、満足できていない点があるとすれば、まだマッサージを受けていないこと。マッサージを受けたいです(笑)。


Q.収録曲「BYE BYE BYE」と「16番目の星」は日本語バージョンとなりますが、レコーディングをしてみていかがでしたか?

ヨンハ:まず、この曲を選んだのはコンサートをしたとき、日本のファンの皆さんの反応とか雰囲気が良くて、この曲を日本語でお聴かせできたら良さそうだなと思ったので、選びました。レコーディングでは、発音が難しい部分だったと思います。
ジュンソ:レコーディング前、日本語の先生に発音のレッスンを受けたんですが、発音するとき、気をつけなくてはいけないポイントを聞き、「風」の「ぜ」の言い方とか、細かい部分を教えてもらいました。
デヒョン:僕の場合、自分がディレクションをしなきゃいけないんですが、僕自身も発音が難しいので、先生が一緒に見てくださって、メンバーたちの発音が合っているのか、隣でいちいち聞きました(笑)。
ヨンハ:面白かったのが、日本語の先生が発音についてディレクションしてくださると、デヒョン兄さんがその言葉終わりに、「だって。そうしよう!」って(笑)。
デヒョン:ハハハ。自分では分からないから、発音は。でも、メンバーみんな上手かったので、僕が特に言うことはなかったです。


Q.「WEi」のボーカルはどんなところが魅力でしょうか?

ソクファ:僕たちの曲はみんなで歌うパートより、一人ひとりの声がしっかり聴こえる特徴があります。声が歌の重要な部分を担っていると思うんですが、それぞれ個性のある声を持っているので、聴いていて飽きないです。メンバーごとに個性的な違う声を持っているのが特徴であり、魅力だと思います。
ジュンソ:たしかに、メンバーの声は全体的にみんないいと思います。「良くない」と言われたことがないので(笑)。それぞれ個性があって、細かい部分も少しずつ違うのが、良い歌を作れる要素になっていると思います。


Q.ボーカル面において、メンバーたちの“ここがすごい!”と思うことは?

ヨンハ:朝、リハーサルすることが多いんですが、喉が開いていない状態でライブをするのは難しいのに、ソクファは高音パートが多くても、朝から歌いこなせていて、それを見るたびに、すごいなと思います。それから、デヒョン兄さんのディレクションを素早くキャッチすることとか。
デヒョン:そうだね。メンバーたちの音取りは早いと思います。僕は自分が作った曲だから、ディレクションが可能であって、自分も教えてもらう立場だったら難しいです。だから、そういう部分においても、メンバーたちをリスペクトしています。


Q.ライブ前やレコーディング前など喉の管理をするのに、気をつけていることなどはありますか?
ソクファ:水をたくさん飲んでいます。それから、喉にいいキャンディ、プロポリススプレーを吹きかけたり、ライブとかレコーディング前は、わざとたくさんしゃべって声を出しながら、軽く喉を開いていくタイプです。
ジュンソ:僕は喉を開いていくのに、9つぐらいルーティンがあって、それをしてから歌うと、喉を傷めないです。
ドンハン:僕はライブやレコーディング前、有酸素運動をして、汗を出すタイプです。そうすると、喉が開くような感じがするので。それから、僕もキャンディやプロポリスを使ったりします。


Q.では、「WEi」のラップはどんなところが魅力でしょうか?

ヨンハ:やっぱり、それぞれのボイストーンが違うので、例えばヨハンの場合、重低音の声でトーンをつかんでくれたり、デヒョン兄さんの場合、高い音だったり、そういう対比したトーンが魅力だと思います。
デヒョン:最初に曲を聴いたとき、お互いに「この部分はヨンハに似合う、ヨハンに似合う、ここはデヒョン兄さんぽいね」っていう話になるんです。それは、それぞれが色を持っているということじゃないですか。僕はラップで一番重要なのは、ありふれていないことだと思うので、メンバーたちがそれを持っているというのがうれしいです。


Q.ラップ面において、メンバーたちの“ここがすごい!”と思うことは?

ソクファ:デヒョン兄さん、ヨンハ兄さん、ヨハン兄さんはラップメイキングに参加しているんですが、3人ともそれぞれ個性的で、持ち味があるなと思います。
ジュンソ:メンバーたちの自作ラップを聴きながら、“あ、こんな雰囲気も出せるんだ”って、驚かされたりもします。
ドンハン:あと、ライブのときは息苦しいと思うんですが、よく息が続くなと思います(笑)。
ヨハン:でも、歌も息苦しいから同じですよ(笑)。大変じゃないことはないので。
デヒョン:練習すればできますよ。


Q.それでも、日本語のラップは大変そうに思いますが?

ヨハン:僕は今回、「BYE BYE BYE」が日本語バージョンに変わったとき、大きな変化はなかったんですけど、2人(デヒョンとヨンハ)は大きな変化が生じました。
デヒョン:2人ともちょっとテンポが速くなって、難しくなったんです。でも、日本語は韓国語と違って、発音が「アイシテル」、「アリガトウ」とか1音に1文字じゃないですか。だから、意外とラップしやすいです。ラップだけをみると。


Q.さきほど、自作ラップの話も出ましたが、歌詞を作るときのこだわりがあれば教えてください。

デヒョン:全体的に、歌と浮いてはいけないと思いながらも、ラップだけはちょっと違う方向で書くのも魅力だと思います。例えば、君のために書いていたのが、ラップパートでは、僕に向けて書くとか。一味違うものを盛り込めるのが、歌の中のラップの魅力ではないかと思います。
ヨンハ:こだわりというより、良い曲を作るというのが第一にあるので、できるだけ歌に合うものを作ります。デヒョン兄さんが言ったことと似ていると思います。

~後編に続く~


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