【オフィシャルレポ】俳優ソ・イングク、『2022 SEO IN GUK FANMEETING One [Summer]day:HEART&LOVE』開催
【オフィシャルレポ】俳優ソ・イングク、『2022 SEO IN GUK FANMEETING One [Summer]day:HEART&LOVE』開催
歌手・俳優として活躍するソ・イングクが、約3年5か月ぶりに来日し行った日本ファンミーティング『2022 SEO IN GUK FANMEETING One [Summer]day:HEART&LOVE』(8月9日/Zepp DiverCity)が、CSホームドラマチャンネルで10月23日に放送となる。この公演の夜の部の模様をレポートする。

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19年3月以来、約3年5か月ぶりとなるイベントということもあり、チケットは争奪戦。平日の午後にも関わらず、1階はもちろん、2階席の最後列まで、ペンライトを持ったファンでびっしりと埋まっていた。

イングク自ら日本語でナレーションを入れたオープニング映像が終わると、軽快に「アンニョン(こんばんは)!」と言って、グレースーツのシックな装いのソ・イングクが登場。ことし5年ぶりにリリースしたシングル『LOVE&LOVE』から『BE MY MELODY』を伸びのある美しい声で歌い、“ソ・イングクの世界”に観客を誘っていく。

MCが登場し、本格的にイベントがスタート。まずは、椅子に座って、歌手・俳優・個人としてのイングクを深堀りするトークコーナーから。自宅のスタジオに設置しているカラオケ機でJ-POPをよく歌っているというイングクは、知っているJ-POPを次々と披露。"俳優"として役作りのノウハウについて聞かれると、「台本にあるキャラクターのセリフを読んでいると自然に形作られていきます」そして「そこに僕が持っているセンスも加味して。えへへ」と言って照れ笑い。自身の魅力はどこかという質問には、「トークも面白い方だと思うけど……セクシー?」とニヤリ。会場から拍手が起こると、まんざらでもない表情で「アリガトウゴザイマス」と言うところがかわいい。

続いては、2つの選択肢から1つを選ぶ「究極の選択」タイムに。「怒っている理由を言わない人」VS「怒るたびに理由を言う人」の二択から選択する際には、「怒るたびに理由を言う人」を選択。「言わないで相手に気まずい思いをさせるくらいなら、怒っていることも見せないようにしなければいけない」と熱弁した。そのほか、「自分のことを好きになってくれる人」VS「自分が好きな人」や「乗り換えられて振られる」VS「音信不通になって別れる」など、気になるイングクの恋愛パターンを知ることができる設問も。ユーモア感覚あふれる回答は、番組でチェックしてほしい。

フォトタイムと衣装チェンジを経て、中盤戦へ。始まりは、今年、5年ぶりに発売したシングルアルバムのタイトル曲である『My Love』。体を左右に軽く振りながら、リラックスした雰囲気で歌う姿が印象的だった。

ここからは、イベントをさらに盛り上げるべく、ゲストとともに進めることに。登場したのは、最新作『美男堂の事件手帳』など4作で共演した俳優仲間のクォン・スヒョン。親友の登場に、イングクもなんだかうれしそう。MBTI(性格診断テスト)をもとにしたトークから。診断結果から、「感受性が豊か」という共通点があることがわかったが、「感受性が豊かと言うよりも、妄想癖がある」と笑うイングク。スヒョンが「想像の翼を広げて、気づくと全く別の話をしている。(イングクが)ステージの上でぼーっとしていたら、どこか異世界に行っているんだと思ってください」と話すと、「今もドラゴンと握手してきました」と返す。二人の軽快なやり取りは心地よく、会場は笑いに包まれた。

事前にファンから送られてきた悩みを解決したり、お願いをかなえたりする『HEART &LOVE FROM…』は、イングクのユーモアラスな部分と思慮深さが目立った。ひとつ目のお願いは「韓国焼酎に合うメニューを教えて」というもの。俳優仲間でもあり、飲み仲間という二人は、このお願いがたいそう気にいった様子。「お酒の話が出ると止まらなくなるんです」と言いながら、最近イングクがお気に入りだという"麻辣湯(マーラータン)"の話に花を咲かせた。一方、「楽しく働くTIPを教えて欲しい」と言うお願いには、自身の仕事観を真面目に語り、有効な方法を伝授。イングクの仕事に真摯(しんし)に向き合う姿勢と、思慮深さを感じられる一幕だった。スヒョンの前で無邪気にはしゃぐイングクと、そんなイングクを優しい笑顔で包み込むスヒョン。二人の兄弟のような空気感がなんとも心地よかった。

ここで、イベントの見どころの一つとも言える二人のコラボステージの時間に。バンド『アンニョンパダ』のギタリストとして活動したスヒョンのギターに合わせ、イングクが熱唱。スヒョンの優しいギターの音色とイングクの深みのある歌声のマリアージュはなんともぜいたくだ。「最近一日中ギターを触っている」というイングクは、ギターの弾き語りにも挑戦。気合満点で「うまくはありません。ベストを尽くします!」と宣言し披露した。

カジュアルな服に着替え、ここからは再びイングクのオンステージへ。メインは、ファンへのプレゼントを賭けたゲームコーナーだ。自身の曲やドラマOSTの音を聞いてタイトルを当てる「音当てゲーム」に挑戦。正解した数だけプレゼントを渡せるとあって、イングクもやる気満々。まずは練習問題から。2回聞き、見事正解を当てたイングクは、両手をあげて大喜び。MCに「練習問題よ」と言われ、「そうだった!」と気づくところもかわいい。本番では、3つの問題に挑戦。その出来はいかに……!? プレゼント抽選会では、「韓国ファンミーティングでも同じクイズをやったけど、日本の方が難しいから、プレゼントをもっとたくさんあげないといけないと思う」と自ら提案し、プレゼントの数を増やしたり、プレゼントを脇に挟んで自分の匂いをマーキング(!)したりと、サービス精神も発揮。最後まで大いに盛り上げた。

そして、エンディングへ。「また頻繁に来たい気持ちになりました。皆さんの幸せな顔を見ると、僕も幸せな気持ちになりました。マスクをしていても、目だけでも十分に伝わりました。次にコンサートができたら、30曲くらいやりますよ!」と思いを語り、ドラマ『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』のOST『Distant Fate』、ドラマ『美男堂の事件手帳』のOST『I like you』を歌いあげ、イベントの幕を下ろした。

1時間半の予定時間をゆうに超え、たっぷり2時間半行われたイベント。かっこよくて、かわいくて、気さくで、サービス精神旺盛で……久しぶりの再会となる日本のファンに様々な姿を見せようというイングクの思いが強く感じられたイベントだった。


テキスト:酒井美絵子


放送情報
放送局:CSホームドラマチャンネル
作品名:2022 SEO IN GUK FANMEETING One [Summer] day : HEART & LOVE
放送日:10/23(日)午後7:00~ 他
[再]10/30(日)午後8:30~
※2022年8月9日 Zepp DiverCity(東京)公演の模様を一部編集して放送します。


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