「bibigoパーティー」で日本のファンと再会した俳優パク・ソジュン
「bibigoパーティー」で日本のファンと再会した俳優パク・ソジュン
2023年1月9日都内某所にて「食べて会おう! パク・ソジュンといっしょ! bibigoパーティー」が開催された。このイベントは、パク・ソジュンがメインモデルを務めるグローバル韓国料理ブランドbibigoの対象商品を購入して応募した人の中から抽選で当たった人たちを招待したもので、応募者全員がオンラインで視聴ができる生配信チケットもプレゼントされるオン・オフラインのイベント。
パク・ソジュンの単独イベントとしては5年ぶりの来日ともあり、会場もオンラインで見ているファンも開演前から期待に満ちあふれていた。

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そして開演時間が過ぎ、司会の古家正亨に呼び込まれてパク・ソジュンが登場すると、割れんばかりの拍手と大歓声が沸き起こった。両手を振りながら笑顔を見せるパク・ソジュンは「みなさん、こんにちは。パク・ソジュンです」と日本語であいさつし、「みなさんにお会いできて嬉しいです。皆さんにとって良い時間になってくだされば嬉しいです」とオンラインで見ているファンにも伝え、満面の笑みを浮かべた。

今回のイベントは、パク・ソジュンの家にファンを招くという“ホームパーティー”をコンセプトにしたもので、ステージにはリビングやキッチンが設置されていた。パク・ソジュンがソファに座るだけで歓声が起き、この日を待ちわびていたファンが多かったことがうかがえる。

久しぶりの来日についてパク・ソジュンは「そうこうしているうちに5年という時間が過ぎてしまっていました。ですので、日本に来たら皆さんに『お元気でしたか?』『おかわりありませんでしたか?』ということを必ず聞きたいと思っていました」と伝えると、「元気だったよ」と拍手で応えるファンたち。「久しぶりに日本に来たので、長く日本にいたいのですが、実際にこの仕事で日本に来ることができました。そして昔のことも思い出しましたし、今回は短い期間なので残念だなという気持ちが大きいです」と残念そうな表情を浮かべた。

この日は成人の日ということもあり、パク・ソジュン自身の大人になった瞬間について問われると「少し真剣な答えになってしまうかもしれませんが、成人と大人という表現は韓国では意味合いが少し違うと思うんです。大人というのは尊敬される人だと思うのですが、僕は成人ではありますが、そういう意味で大人になれているのかどうかはわかりません。ですので、大人になれるように努力しているところです」とコメント。古家に「十分大人です。時より見せる青年のような姿に心をわしづかみにされる人もいらっしゃいます」と言われると、照れくさそうにはにかんでいた。

そして、成人を迎えた人たちにお祝いの言葉として、「成人の日を迎えて心からお祝い申し上げます。これから辛いこともあるかもしれませんが、それを乗り越えて自分の夢を叶えられる人生になってください」と、あたたかいエールを送った。

ここからは会場に招待されたファンから事前に募集した質問に答える「教えてパク・ソジュン、いま聞きたい! 質問コーナー」の時間へ。パク・ソジュンは、質問者の名前が呼ばれると客席の方を見て大きく手を振ってあいさつしたり、質問者の名前を言ったりしてファンとのコミュニケーションも積極的。「ファンの皆さんとやりたいことは?」という質問に対して「アイコンタクトをしたいですし、ファンの皆さんの顔を見たいです」とコメントすると、客席を見回しながら笑顔を見せ、ファンの心をときめかせた。

「日本に来て食べた食事で一番美味しかった食べ物は?」という質問では、「焼き肉も寿司も豚カツも食べて、ぜんぶ美味しかったです。たくさん食べました。日本に来る度に本当にたくさん食べます」と話し、スタイル維持については「食べて一生懸命運動しています」とにっこり。

今年の目標については、「今年は僕がデビューして以来、歴代級と言えるくらい最大級のスケジュールになりそうです。ですので、うまくスケジュールをこなすことも大事ですが、健康を大切にしてやり遂げることが今年の目標です」と伝えた。続いて「デビューしてから今までで一番幸せを感じたときは?」という質問には、「作品を撮影するというのも一人の人間として誰かに必要されているのだという気持ちになり、自分は生きているという感じがします。それ以上に、作品が公開されたときに観客の皆さんや視聴者の皆さん、ファンの皆さんが見て喜んでくださって、共感してたくさんのことを感じてくださるときに一番幸せを感じます」とまっすぐな視線で語った。

SNSからも質問が寄せられ、「パク・ソジュンのソウルフードは? おすすめの食べ物を教えて」という質問には迷わず「ワンマンドゥ(笑)」と答えてしっかりと宣伝しつつ、「ワンマンドゥは好きで、個人的に夜食はあまり食べないのですが、夜食に食べるワンマンドゥも本当に大好きです。それから今日作ることになると思いますが、マンドゥクッ(餃子スープ)も好きでよく作って食べていました。料理が好きな立場でいうと、プルコギもとても好きです。韓国にいらっしゃることがあれば、昼にプルコギを召し上がっていただき、夜にワンマンドゥを食べていただくことをおすすめします(笑)」と伝え、ファンを笑わせる。最後に「日本での人気を実感したことは?」という質問には「韓国にいたのでなかなか実感することはありませんでした。でも名古屋に行ってたくさんの方々が応援をしてくれました。エピソードといえば今回の来日で豚カツ屋さんに行きました。日本に来る度に行くお店だったのですが、今回はそのお店の支配人の方と奥さんと娘さんにファンだと言われて、『僕はそこまでなのかな』と思って少し実感できました」と胸に手を当てながら、エピソードを伝えた。

続いてキッチンに移動し、パク・ソジュンがおすすめするレシピを紹介することに。料理の前の準備としてエプロンをかけるだけで、会場には拍手と歓声が響いた。そして、腕まくりをしてキッチンの前に立ったパク・ソジュンは、韓国のお正月で食べるという「トックマンドゥクッ(お餅入り餃子スープ)」を作ってくれるという。まず「bibigo牛骨コムタン」を鍋に入れると、このスープについて彼は「このスープは基本的なスープとしてよく食べるのですが、トッククッを作る時もトックマンドゥクッを作る時もよくコムタンスープが使われます。ちょうどbibigoにコムタンスープがあって、味つけも程よく美味しいので実際に僕もよく作って食べています」と説明。手際よく冷蔵庫から「bibigo王マンドゥ」を取り出すと「僕は普段から3個くらい入れます」と言って鍋に投入。トック(餅)も7、 8個入れると、冷凍の餃子は一度解かし、トックは水でふやかしてから鍋に入れた方が早く出来上がるというポイントも付け加えた。ここまでの材料で5分間煮込むということで、5分間トークのコーナーへ。料理が好きな彼は「料理は好きな方です。自分が作って食べる感動より、誰かに作ってあげるほうがもっと感動するので、家族や友人に会ったらよく作ってあげます」と回答。料理が得意な役を演じながら苦労したことを聞かれると、「料理も本当に上手に見せなければならなかったので、包丁の使い方に慣れるように努力して頑張りました。ただ練習量が少し足りなかったので演技をするときは難しかったです。それよりも大変だったのは、僕は普段右利きなのですが、左利きの役をしなければならなかったときでした。その作品が『彼女はキレイだった』という作品だったのですが、左利きの役だったので2か月間ずっと左手で練習していました。ただ字を書くのは無理でした」と語った。また、役作りで一番神経を使うことについては「最初に考えることは、自分が演じるその人物の台本に出ていない過去や幼いときの育ってきた過程や環境など、どんな人生を生きてどんな感情を持って生きてきた人物なのかについてたくさん悩みます。そしてその環境で生まれるクセや習慣を作っていきます。例えば『梨泰院クラス』では頭を撫でる仕草があるのですが、この人物のなんらかの感情の変化があったときにこの習慣を見せたいと思って作った仕草でした。そういう風に一人のキャラクターを完成させていくと一つのシグネチャーになるかと思い、いつもそんな風に悩んでいます」と熱く語った。
役者魂の伝わるトークをしている間に5分が過ぎ、トックマンドゥクッが完成すると器によそってトッピングへ。錦糸卵・長ネギ・絹さやをきれいに飾り、「韓国の方は海苔を盛り付けるのが好きなので、今日もトッピングしてみます。皆さんのお好みでのせてください。そして、ここにごまなどがあれば振りかけていただいても良いです。キムチも欠かせないので、キムチと一緒に召し上がればより美味しくなります」と細かなポイントも付け加え、出来上がった料理をカメラに見せてにっこりと満足げに微笑んだ。

この料理は古家が試食することに。一口食べると「めっちゃ美味しい。体も温まる」と絶賛。パク・ソジュンは「寒い冬に食べていただくと体が温まります」と伝え、パク・ソジュンのおすすめレシピのコーナーは終了。今回の料理で使ったエプロンにはパク・ソジュンのサインが入れられて、キャンペーンの商品にも追加された。

続いて行われたのは、「2023年の抱負! 書き初めチャレンジ」というコーナー。習字は子どもの頃に2年ほど習っていたという彼は、「上手く書けるかどうか…」と不安になりながらも、書き初めをチャレンジすることに。「友、力、食、楽、心、愛」などの漢字の文字から1つ選んで書くことになり、彼は「2023年に限らず、人が生きていく上で大切だと思うのは『愛』だと思うので」と言って「愛」を選択。会場中の視線が彼の手に集中すると、手を震わせながらも慎重に書いていく。会場から「ファイティン」と声援が送られると、「パク・ソジュン」というハングルの名前も付け加えて完成。「ふー」とほっと一息ついて完成品を掲げると「僕はたまに手の震えが起きてしまうことがあるのですが、ときどきそれがあるのですが、よりによってこんなときに手の震えがひどくなったので恨めしいです。もっと上手く書きたかったのですが、残念です」とうつむく場面も。しかしその「愛」という文字にはパク・ソジュンのあふれる愛が込められているように感じられた。

その愛のこもった色紙は、パク・ソジュンが「愛」という文字を選んで書くだろうと予想したファンの中から抽選で1名にプレゼントされた。

イベントも終盤になると、事前に募集した「パク・ソジュンに言ってほしいフレーズ」で一番多かったフレーズを実際に言ってもらうことに。優しい表情で真っ直ぐ向くと、「みんな、大好きだよ。元気に過ごしてね」と日本語で言って微笑み、ファンを喜ばせた。

活動予定については「作品がオープンされるイベントもあると思いますし、ドラマの撮影もありますし、映画の公開も予定されています。その間にまたこのようにファンの皆さんと会える機会があれば良いなと思ってイルので、こういう機会を作りたいと思います」と、ファンの期待を高めた。

イベントの感想を聞かれると「このパーティーのおかげでみなさんにお会いすることができたので、とても感謝しています。約5年、広告の契約をさせていただき、ご一緒しているのですが、僕のことを選んでいただいてありがたく思っています。そのおかげで今日はこんなに良い日に恵まれました。皆さんもbibigoをたくさん愛してください」と伝え、最後に「僕がこうしてたくさん愛されていること自体がまだ不思議な気がします。僕がお返しできることといえば、良い作品を通してご挨拶することだと思います。それが僕に出来る一番身近なことだと思うので、作品を通してさらに皆さんに近づいていけるようなパク・ソジュンになりたいと思います。みなさん元気にお過ごしください。そして今年は以前あったとても大変だったことを忘れて元気で楽しい年にしてください」と力強いメッセージを伝えた。

そして、大きな拍手に包まれるなか、「ありがとうございます」と言いながら手を振ってステージを去っていった。



パク・ソジュン「bibigoパーティー」で日本のファンと再会【PART.2】
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