【イベントレポ】俳優チ・チャンウク、触れ合いたっぷりのファンミーティングで5000人のファンが大熱狂!
【イベントレポ】俳優チ・チャンウク、触れ合いたっぷりのファンミーティングで5000人のファンが大熱狂!
ドラマ「ヒーラー~最高の恋人~」「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」などで人気の俳優チ・チャンウクが2月3日、パシフィコ横浜 国立大ホールで「2023 Ji Chang Wook Fan Meeting <Reach you> in YOKOHAMA」を開催した。約5,000人のファンが集まる中、トークやゲーム、歌など、ファンとの楽しい時間を過ごした。

チ・チャンウク の最新ニュースまとめ

ロビーに設置されたフォトゾーンには、大きくプリントされた写真のチ・チャンウクと一緒に撮影するための長蛇の列で大賑わい。1階から3階まで埋め尽くす場内では、チ・チャンウクの登場を今か今かと待ちわびるファンの期待と喜びに満ちたあたたかい雰囲気にあふれていた。

開演時間が過ぎ、ステージ中央の大型ビジョンにオープニング映像が流れると、ファンミーティング開催への高鳴る気持ちが彼の声で伝えられていく。そして、「2023年2月3日あなたに告白しに行きます」という言葉が告げられると、会場は歓声と拍手に包まれた。

穏やかなピアノの伴奏が流れ、どこからともなく優しくエモーショナルな歌声が聞こえてくると、ステージにファンの視線が集中。ステージ下手にスポットライトが照らされた瞬間、ゆっくりとした足取りでチ・チャンウクが登場し、会場に歓声が沸き起こった。軽やかに弾むリズミカルなサウンドに合わせてファンも手拍子で応え、チ・チャンウクは胸に手を当てながらHot Potatoの曲「告白」を通してファンに対する愛を表現した。

「こんばんは! 会いたかったです。私はチ・チャンウクです」と日本語であいさつすると、歓声と割れんばかりの拍手が会場に響き渡った。観客の声出しが解禁されたこともあり、喜びを思う存分声にするファンたち。今の気持ちを聞かれたチ・チャンウクは「久しぶりに来たのですが、ステージに出た時にファンの皆さんが近い距離で見えたのでちょっと緊張しました。それで歌詞を少し間違えてしまいました(笑)。思っていたより距離が近いですね」と、客席を眺めながら笑みを浮かべた。

2023年初のファンミーティングでファンに会った第一印象を聞かれると「美しい。最高です」と日本語で表現。今回のファンミーティングについて彼は「2023年の初めてのファンミーティングなので、新しい年を迎えたハッピーニューイヤーという意味を込めてプレゼントのような時間になればと思い準備しました。2月にはバレンタインデーがあるので、みなさんにプレゼントしたくて、告白するという気持ちで曲を選びました」と伝え、ファンの期待を高まらせた。

まずは、ファンが名付けたチ・チャンウクの魅力を表わすハッシュタグをピックアップしながらのトークタイムへ。「#今年15周年」というハッシュタグについてチ・チャンウクは「15年間、生き残ってきました(笑)」と笑いを誘いつつ、「本当に早く時間が過ぎた感じがします。15周年というのが信じられないですし、こうして僕のことを好きでいてくれるたくさんの日本のファンの皆さんの前に立てるということ自体が不思議な感じです。15周年を迎えて、みなさんに心から感謝の気持ちを伝えたいです」と伝えた。「15年前の自分に声をかけるなら?」という質問には「頑張れ。(日本語で)ファイト、頑張ってください」と日本語を交えながらコメント。あっさりしたコメントに対して彼は「なぜなら15年前の僕も、15年後の僕に何も言わなくても頑張ってきたからです」と話し、その真っ直ぐな言葉に拍手が沸き起こる。

「#ビジュアル爆発」というハッシュタグでは、ドラマ「アンナラスマナラ-魔法の旋律-」の長髪と「あなたが願いを言えば」の短髪のどちらが似合っているかという質問に対して、彼は「作品をするときはキャラクターに近づけるようにスタイリングするのが良いと思うのですが、普段は短いのが楽で良いですね」と話す。そしてちょうど短髪のスタイルの今の姿をファンに堪能してもらうために、大型ビジョンいっぱいに顔のアップが映ると、会場は悲鳴のような歓声に包まれた。

ビジュアル爆発というテーマにちなみ、実物よりも盛れるという“AIアバター”で作られたチ・チャンウクの写真が公開されることに。これに興味津々だったチ・チャンウクだったが、ピンクのマッシュルームヘアになっているK-POP歌手風の写真とホスト風の写真が公開されると、一瞬言葉を失ってしまう。そして、あきれた感じで「(日本語で)なんだこれ…(笑)」とぼそり。「あまり気に入らないんですけど(笑)」と、何度も写真を見て納得がいかない様子だったが、結果、“AIアバター”よりも実物が良いということで丸く収まった。

「#生まれ持ったモムチャン」では、筋肉美を見せて注目を集めたドラマ「THE K2~キミだけを守りたい~」の写真や運動している写真が公開された。ファンも大好物の美しい筋肉だが、彼自身が思うイケてる筋肉パーツについて聞かれると「(日本語で)全部好きです」と自信満々。身体作りについては「おいしい物を食べて、昨日はとんかつと一蘭ラーメン店(日本語で)好きです」とにっこり。「そういうのを食べながら身体作りをしています(笑)」と話すと、司会者に「それで作れますか?」と突っ込まれ、「(日本語)大丈夫」と涼しい顔。クールな表情で冗談を言いつつも、司会者が名付けた「#筋肉パンパンチャンウク」というハッシュタグには笑いのツボに入り、「ハハハ」と思いっきり笑い、自由気ままな彼の姿にファンもほっこり。

「#2023チうさぎの年」というハッシュタグでは、うさぎの耳のカチューシャを付けることに。司会者に「カワイイ」と言われた彼は、自分の後ろにある大型ビジョンに映る姿を見てみるが、振り返ると後ろ姿が映ってしまい、正面が見られないことにもどかしい様子。どうにか正面の自分を見ようと、速い動きで後ろを振り返り何度も挑戦するが、見ることができずに断念。まさにウサギのようなちょこちょこしたかわいい動きにファンも頬が緩みっぱなしだった。

「“チうさぎ年”に絶対にかなえたいこと」という質問には「今年は撮影している作品があって、それを無事に終えたいと思っています。健康に元気に過ごして幸せな気持ちでまた良い作品に出会うことが一つの願いです。それから楽しく見ていたアニメがあって、日本に来てからは『チェンソーマン』のポチタの人形を買えたので願いがかないました」と笑顔を見せた。ここでは「チェンソーマン」のポチタがわからないという司会者の言葉にファンがポチタのストラップを差し出し、それを受け取ったチ・チャンウクが大好きなポチタを紹介。ストラップをそのまま自分のものにしようとして「(日本語で)ありがとうございます」とユーモアあふれる一幕もあった。

続いては、テーマに沿ってルーレットにある作品をチ・チャンウクの「ストップ」の合図で止め、選ばれた作品を振り返りつつ、そこにあるミッションを遂行していく「千の顔 チ・チャンウク」というコーナーへ。最初のテーマの「セクシーチャンウク」にちなみ、「セクシーだなと思う時は?」という質問に、彼は「ちょっと質問に答えにくいのですが…(笑)。一生懸命何かに熱中しているとき。運動とか仕事に熱中しているときがセクシーに見えるのではないですかね」とクールにコメント。司会者の「横顔もセクシー」という言葉に、横顔のアップが大型ビジョンに映し出されると、またもや会場を沸かせるチ・チャンウク。ここでも無邪気モードが発動し、クールに横顔を見せつつも、カメラの方を横目でチラチラと見せて飾りっ気のない笑顔でファンの心をわしづかみにしていた。

ルーレットで選ばれたのは、ドラマ「THE K2~キミだけを守りたい~」。アクションシーンや傘のシーンが流れると、ここでのミッションが発表される。「傘のシーンをファンと再現!」という言葉に会場はざわつき、「主人公になりたい!」という緊張感が会場に張り巡らされる。そして、当選したファンがステージに上がると、ファンに演技のアドバイスをすることに。彼は「このシーンをするときはうまく殴られなければなりませんし…」と言って、会場が一瞬静まりかえり、その反応に彼は「あれ? 僕が殴るシーンですよね?」とボケて会場を笑わせる。「ハハハ」と笑いながらも「このシーンはただじっとしてくだされば、僕が後ろから傘をさしますので歩くだけで大丈夫です。そうすれば雨も降ってきますので、心配しなくても大丈夫です」とアドバイス。そして再現シーンが始まると、チ・チャンウクのアドバイスの効果もあったのか、実際なら振り返って「チ・チャンウクを見たい」という衝動が起きそうなものだが、ファンは役に入りきってうつむきながら歩いていき、しっかりと演技を遂行。実はこのファン、女優を目指しているとのこと。チ・チャンウクと共演したいという願いもかない、さらにチ・チャンウクとのツーショット撮影とサイン入りの傘、ハンカチもゲットし、幸運のヒロインとなった。

「ゲーム チャンウク」というコーナーでは、抽選で当たったファンとゲームをすることに。「青春MT」という番組ではゲームが不得意な姿を見せていたということもあり、司会者に「なんでもできるけど、唯一ゲームだけが不得意なんですよね」と言われてしまう。すると彼は「いいえ、上手です」と強気にコメント。司会者が一瞬言葉を失い「え?」と反応すると、チ・チャンウクも笑いながら「え?」と反応して会場の笑いを誘いつつ、「あの番組では僕が苦手なゲームばかりが出てきたんです。それ以外は得意です」とゲームへの自信を見せた。

抽選で当たったファンをステージに迎えて行われたのは、ミニドラえもんを箸でつまんでタイムマシンに積んでいくバランスゲーム。チ・チャンウクを前にしたファンが感激して「やばい」と言うと、彼もまねして「やばい」と言ってにっこり。短い言葉でも日本語を使おうとする姿に、ファンも胸キュンが止まらない。

バランスゲームの1回戦では自信満々のチ・チャンウクが勝利。2回戦ではファンが勝って3回戦へ。司会者の「勝つ自信はありますか?」という投げかけに「(日本語で)はい」と軽く返事をするが、目には闘志がみなぎっているように見える。そして、先行のファンが一つ積み上げて成功させると、チ・チャンウクの番へ。慎重にドラえもんを置こうとするが、バランスを崩してドラえもんが落ちそうになり、足だけがタイムマシンに乗った状態を箸でキープして、なんとか落とさないように必死になる彼。しかし力尽きてドラえもんが転げ落ち、あっさりと敗退。結局、“ゲーム下手”というレッテルを貼られてしまった。このゲームに勝ったあかつきには、チ・チャンウクと一緒に歌う約束をしていた声楽家のファン。バースデーソングを最後の部分だけハモるというファンの要望に応え、誕生日を迎えるすべての人に対して優しい歌声を届ける。最後のパートでは伸びやかな声でハモるファンの歌声が重なり、そのハーモニーに会場からは大きな拍手が送られた。

歌い終えると、彼は「うそみたいです。僕のファンの中にあのように才能にあふれた方がたくさんいらっしゃるということがうそみたいで信じられないです」と驚き、「これから歌わなければならないのですが、恥ずかしいです(笑)」と、たじたじに。

続く「告白 チャンウク」というテーマでは、ドラマ「都会の男女の恋愛法」がルーレットで選ばれ、セルフ結婚式をするシーンを抽選で当たったファンと再現することになった。ここでは「僕がそちらに行きます」と言って客席に降りてファンの元へ。黄色い声援が飛び交う中、当選者のファンの頭に花飾りを乗せてブーケを渡し、ツーショット撮影をしてプレゼント。結婚式のシーンを再現してステージに戻ってきた彼は「(ファンと近くで会えて)とてもうれしかったです。でも時間が短かったので残念でした。しかも結婚したのに、少ししか一緒にいられなかったので残念でしたね」と話した。残念がっていた彼だが、ファンとのコミュニケーションの場は続き、マルバツクイズをして最後まで残ったファンにチョコレートをプレゼントしてくれるという。TMIクイズとして出題された質問には、「デートでカップルつなぎをするか?」にバツ、「パジャマの色はホワイトだ」にマル、「僕は愛嬌(あいきょう)よりもセクシーなほうだと思っている」に愛嬌があるということでバツを選択。後半の質問はその場で挑戦するような問題になり、「ホールインワンを3個中2個正解できる」という質問は、ゲーム下手のレッテルを貼られたことから、ファンはほとんどがバツを挙げていた。そして頑張って挑戦したがすべて外してしまい、バツ。「チュッパチャプスを10秒以内に袋から出せる」という質問では焦りながらも時間内に袋から出すことに成功させ、誇らしげにチュッパチャプスを高々と突き上げた。闘争心に火がついた彼は「サインにかかる時間は3秒以内だ」という質問にもやる気満々で、ペンを持つ手にも力が入る。これも時間内に終わらせてニンマリ。「たい焼きを尻尾から食べる」という質問では、たい焼きをじっと見つめてから、尻尾を勢いよくかぶりついてマル。ここまでの質問で30名のファンが残り、チョコレートがプレゼントされた。

「あなたが願いを言えば Happy New Year」というコーナーでは、事前に募集したファンの願いをかなえつつ、タンブラーやフォトカード、サイン色紙が入った福袋を抽選で3名にプレゼント。手術を控えたファンや仕事を頑張りたいというファンが願う励ましの言葉をかけて、ファンの心を満たした。

そして、1部の最後には「2023年は皆さんにとって一日一日が魔法のようなすてきな日になって欲しい」というメッセージを伝え、ドラマ「アンナラスマナラ-魔法の旋律-」の「あなたは魔法を信じますか?」を披露。神秘的で壮大なサウンドにのせて伸びやかな歌声を響かせた。

イベントの2部は、ドラマ「都会の男女の恋愛法」OSTの「こんな僕はどうですか?」とチ・チャンウクが個人的に好きだというYun DDan DDanの「君に会いたい夜」を披露。好きな人に対する熱い想いを甘い歌声にのせて歌い、ファンの心をとろけさせた。

「ロマンチックホリデー」と題された2部は、チ・チャンウクとファンだけの時間を楽しむために、司会者はいない状態で進行。気楽に話すと言って敬語をやめてファンと友だちのように接していき、ファンとチ・チャンウクの距離もグッと縮まっていく。

「チ・チャンウク4カット」というコーナーでは、韓国ではやっているプリクラのようにいろんなポーズをして写真を撮っていく“人生4カット”を実行。抽選で当たったファンとチ・チャンウクをビジョンに映し出してツーショット写真のように見せ、さまざまなポーズを撮っていく。頬をツンツンするポーズや一緒に大きなハートを作るポーズなど、実際に隣同士でいないにも関わらず、楽しそうに撮影していき会場はほっこりとした温かい雰囲気に包まれた。撮影した写真は現像してプレゼントされるということで、彼は「写真を撮った人たちはロビーに行って必ず持って帰らなきゃダメだよ。忘れたらどこまでも追いかけて行くから(笑)」と念押しし、「一緒に写真を撮れなかった人もいるから一緒に写真を撮ろうか」と言って撮影タイムが設けられた。

撮影タイムが終わると、「皆さんへの僕の気持ちを歌で表現したい」と言ってチャン・ボムジュンの「Go Back」を温かい歌声で届け、続けてドラマ「ファーストキスだけ7回目」OSTの「Kissing You」を笑顔で披露。会場からは手拍子が巻き起こり、会場の空気も一気に盛り上がっていく。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、クロージングの時間に。彼は「早くマスクを取った皆さんの顔を見たいと公演の間ずっと考えていました。一日も早くマスクを取った状態で顔を向け合えられるような日が来ることを期待しています。残念ながら最後の曲になりました。いつも僕のことを応援してくださり、そして遠くにいるにも関わらず僕のことを支持して力をくださる皆さんを見ると本当に大きなエネルギーを持ち帰れそうです。なんだか、今回は僕にとって新しいスタートだと思わせてくれた気がします。これからもよろしくお願いします」と伝えると、大きな拍手が会場に響き渡った。

そして、最後の曲を前に日本語の手紙を準備してきてくれた。
「愛するあなたへ 2023年初めてあなたに会いに行く道 あなたを考えると笑みがこぼれました。 あなたも同じかなと気になります。あなたの思いはいつも僕に届いています。今日、ぼくの告白はあなたに届きましたか?いつも、ありがとうございます。思いを全部伝えられなくて残念です。 あなたと一緒なら僕は幸せです。愛しています。また会える日を待ちながら。幸せな年になりますように。 2023年2月3日 あなたのチャンウクより」

そして、彼は「頑張って準備した日本の曲なのですが、あたたかく見守ってくれたらうれしいです」と伝え、米津玄師の「Lemon」をエモーショナルに歌い上げ、イベント本編を感動的に締めくくった。

アンコールでは、ドラマ「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」OSTの「君を好きな101の理由」をしっとりと歌唱。
歌い終わると「みなさん、ありがとうございます。大阪に続いて、横浜でもみなさんに会うことができて、とてもうれしくて感謝していますし、幸せです。今年からは日本でさまざまな活動をしていこうと計画を立てているので、みなさんと会えるチャンスがたくさんあると思います。たくさん期待してください」と、ファンとの再会の約束をすると大歓声が巻き起こった。そして日本語で「横浜、最高です。忘れられません」と伝え、アンコール最後の曲としてドラマ「ヒーラー~最高の恋人~」OSTの「守ってあげる」を披露。客席を眺めながらステージをゆっくりと歩いてほほ笑み、「僕を笑顔にしてくれるきみだから」という歌詞の部分では客席に向かって手を伸ばしながら感情込めて歌い、ファンを引きつけた。
歌い終えると、客席に降りてファンサービスもたっぷり。近い距離でファンとあいさつしてからステージに戻ると、「ありがとうございまーす! また会いましょう。愛しています」と笑顔で伝え、深々とお辞儀をしてステージを去って行った。

ファンミーティング終了後には、観客を一人一人見送る時間も設けられファンの心を満たしたチ・チャンウク。彼の愛の詰った歌や普段見ることのできないようなおちゃめで負けず嫌いな素顔が垣間見えるファンミーティングは、大きな盛り上がりをみせて幕を閉じた。


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