KBSの芸能番組<美女たちのおしゃべり>のサユリが日本人として、日本軍の元慰安婦らに頭を下げた。サユリは3月20日、京畿(キョンギ)広州市(クァンジュシ)にある<ナヌムの家(※)>を訪問し、慰安婦らと直接会い、慰労の言葉を伝えた。またその際、100万ウォンを寄付した。

<ナヌムの家>のアン・シングォン局長は、スポーツ東亜のインタビューで「サユリは1か月前、友人とともに慰安婦らに会いに来た。日本人がこうして訪ねて来ることは珍しい。若い日本人女性が来たことに大変驚いた」と伝えた。

サユリはこの日、<ナヌムの家>を訪れた後、<日本軍の慰安婦歴史館>を見学し、7名の元慰安婦とともに昼食をとった。<ナヌムの家>の関係者によると、サユリは大部分の訪問者が涙を見せるのに対し、特有の微笑みと言葉で慰安婦の手を握り、話を交わしていたという。

アン局長は、「サユリは食事を終え、事務所に来るや100万ウォンを寄付し、日本にいたときから慰安婦に関して関心を持っていたと話した。正直、このように訪れて来ることは難しいことなのだが…感謝したい」とした。

サユリは今回のことを<美女たちのおしゃべり>の制作陣には知らせずに実行していた。それは外部に知られることを避けるためだった。制作陣は今回のことでサユリを再評価している。サユリは<美女たちのおしゃべり>で可愛らしく天然なキャラクターで人気を集めている。

※ナヌムの家=韓国語で「分かち合いの家」の意。かつて日本軍の慰安婦であった高齢の韓国人女性数名が、日韓の若者を中心としたボランティアスタッフとともに共同生活を送っている施設。
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