【YG】SE7EN米デビューアルバムを有名プロデューサーが担当

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【JYP】アウトキャストらスターとの交流で米国進出の足場を

【SM】BoA米プロジェクト、現地の大手音盤制作会社と提携

米国の音楽市場は規模の大きさに見えるように、さまざまな音楽が共存している。韓国のミュージシャンの“米国行き”は多少遅い感もあるが、2008年を起点に本格的に開始する見込みだ。ビルボードの常連になる日も遠くはない?

米国進出に乗り出した<SMエンターテインメント>、<YGエンターテインメント>、<JYPエンターテインメント>の3大エンターテインメント会社は、現地支社を設立し、米国戦略を駆使している。何よりも注目されるのは、韓国国内そして日本や中国などのアジア各国で得た“強み”を、米国市場にもそのまま繋げようとしている点だ。それぞれのスタイルで世界最大規模の米国市場に挑戦する3大マネージメント会社の特徴を見てみよう。


●YGエンターテインメント=大物プロデューサーを捕まえろ

YGの力はプロデューサーだ。これはYGのヤン・ヒョンソク理事の長年に渡る自論だ。YGは最新のトレンドを作り出す有能なプロデューサー陣営を備えている。

YGの創立初期から共に地位を築いてきたペリーをはじめ、<1TYM(ワンタイム)>のテディーや<STONYSKUNK>のエスクシ、そして<BIG BANG(ビックバン)>のG-DRAGONらが最新の音楽を作り出し、勝負に出た。今年だけでも彼らの見せる楽曲には、GUMMY(コミ)の『ごめんね』やオム・ジョンファの『D.I.S.C.O』、SOL(テヤン)の『僕だけを見つめて』、<BIG BANG>の『1日1日』など、各チャートで1位を記録している作品ばかりだ。

このような戦略は、SE7ENに代表されるYGの米国進出にも有効だ。YGはSE7ENの米国でのデビューアルバムを有名プロデューサー、マーク・シメルに託した。また、リッチ・ハリソン、ノイズトリップ、ダーク・チャイルドなど大物プロデューサーをも参加させ、米国チャート征服も夢ではないことを強調した。

米国音楽産業の中心にいるプロデューサーとの交流を通し、多様な情報を得ることはもちろん、人脈を広げることもYGが目指すところだ。一例としては5月に行われたSE7ENのプレビューパーティーには、リンキン・パーク、ブラック・アイド・ピーズが所属する米国最大の芸能企画会社<INTERSCOOP>やレコード会社<ソニーBMG>の関係者が参席し、SE7ENの可能性を確かめた。


●JYPエンターテインメント=大物スターを捕まえろ

JYPはパク・チニョンを中心に動いていると言っても過言ではない。JYPで音盤を発表するほとんどの歌手がパク・チニョンの手によって披露された。パク・チニョン本人が有名な歌手でありプロデューサーでもあるために可能なことだ。パク・チニョンの知名度を踏み台にトップスターへと成長したケースも多い。過去では<god>、Rain(ピ)、現在では<Wonder Girls(ワンダーガールズ)>、<2PM>、JOOらがそうだ。

パク・チニョンのこのような“後光戦略”は米国進出でも注目を浴びる。パク・チニョンは約2年間の努力の末、メイスを皮切りに、ウィル・スミス、キャシーらに曲を提供し、米国市場に自身をアピールしてきた。また、リル・ジョン、R.ケリー、アウトキャストらミュージシャンとの交流を通し、G-soul、Min、イム・ジョンヒの米国進出を確定させた。

リル・ジョン、R.ケリー、アウトキャストは、世界でも有名なミュージシャンだ。自らも歌手活動をしながらプロデューサーとしても活躍する点がパク・チニョンと似ている。彼らが米国市場では新人のJYP所属歌手を全面にバックアップしている。


●SMエンターテインメント=大手制作会社を捕まえろ

SMは海外進出の土台を作ったと言っても過言ではない。SMはSMジャパンとSMアジアなどを設立し企業的に戦略、<H.O.T>、BoA、<東方神起>、<Super Junior(スーパージュニア)>などをアジアの舞台へ送り出してきた。

特に日本の場合は大手レコード会社<エイベックス>に日本の活動を任せ、成功を導いた。その後も多くの韓国歌手が現地の会社と提携し成功をおさめている。その先駆けとなったのがSM戦略ということだ。

米国の場合も同じであろう。9月10日に行われるBoAの米国進出記者会見で全貌が明らかにされるであろうが、米国でも大手音盤制作会社と提携し、活動を展開していく見通しだ。信用できる特定の会社と手を結び、所属アーティストの現地活動に関する責任と権限を一任させることがSM式海外戦略だ。
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