【ソウル20日聯合ニュース】芸能人94人とプロスポーツ選手224人を含む4万人余りが、国民年金保険料2200億ウォン(約158億円)を滞納したことがわかった。
 保健福祉部が20日に明らかにしたところによると、国民年金公団は現在、6か月以上の長期にわたり50万ウォン以上の保険料を支払っていない課税所得200万ウォン以上の高所得者4万816人を特別管理している。
 高所得の滞納者は自営業者が98.6%で大半を占める。専門職228人、プロスポーツ選手224人、芸能人94人などだ。特別管理対象者は2008年が8310人、2009年が3万8628人と増え続けている。
 国民年金公団は最近まで、特別管理対象者に対し相談・説得を行い、34%の1万3687人から171億ウォンの納付を受けた。特別管理対象の芸能人は94人のうち53人、プロスポーツ選手は224人のうち122人が保険料を支払ったが、芸能人31人、スポーツ選手79人は支払いを拒否している。
 公団は滞納者のうち、納付を拒否する681人に対し、915件の資産押収など滞納処分を執行した。

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