【ソウル8日聯合ニュース】海軍と海兵隊は8日、仁川・月尾島沖で15日午前10時50分から、朝鮮戦争・仁川上陸作戦の戦勝を記念する再現行事を開催すると明らかにした。
 行事では、アジア最大の揚陸艦「独島」の指揮の下、韓国、米国、オーストラリアの艦艇12隻が展開される。韓国型駆逐艦、軍需支援艦、揚陸艦のほか、米側からはイージス艦、揚陸艦、機雷戦艦などが参加する。また、韓国空軍戦闘機KF-16、UH-60ヘリコプターなど航空機16機、揚陸装甲車24輌、高速揚陸艇4隻をはじめ、韓米海兵隊200人余りも参加する。
 午後2時半からはパレードが行われ、韓米海軍、海兵隊、陸軍など800人余りと参戦兵、戦車・装甲車12輌などが市街地を行進する。
 また、上陸作戦再現に先立ち戦勝記念式も行われ、米国、英国、オーストラリア、オランダ、フランスなど参戦国と、トルコなど9カ国の参戦兵、各国海軍の総長、海兵隊司令官、市民ら2000人余りが出席する。
 仁川上陸作戦は、朝鮮戦争中の1950年9月15日、マッカーサーの指揮により7万5000人余りの兵力と261隻の艦艇が仁川に上陸し、ソウル奪還の足がかりを確保した戦闘。北朝鮮の軍需輸送路を遮断し、戦況を一気に反転させたと評価されている。

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