ナム・テヒョン(元WINNER) の最新ニュースまとめ
「South Club」は、「WINNER」での活動を経てソロとしてアーティスト活動をスタートしたナム・テヒョンが2017年に結成。リーダーでボーカルのナム・テヒョンをはじめ、ギターのゲック、ドラムのチャン・ウォンヨン、ベースのナム・ドンヒョンで編成された4ピースバンドだ。
今回の公演でも、ファンと一体となって熱く盛り上がれるノリノリの曲から、悲しいバラード、ナム・テヒョンのソロステージなど、さまざまなジャンルの曲を次々と披露。曲によって歌唱法を変えながら、自由に音楽を楽しんでいるナム・テヒョンの歌声が、心地よく耳に響いた。さらに、ナム・テヒョンはカリスマ性あふれるカッコいい姿だけでなく、「歌詞を忘れちゃった」と茶目っ気たっぷりに笑って演奏を止め、「これもライブの醍醐味」ともう1回歌い直すという人間味あふれる姿も。そして、観客と近い距離でコミュニケーションをとり、撮影OK曲も盛り込むなど、ファンを喜ばせる演出も盛りだくさんだった。
飾らない魅力と才能をステージで存分に弾けさせていた「South Club」 。そんな、いま注目のバンドである彼らに初めて会い、素顔に迫った!
Q.まずは自己紹介からお願いします!
ゲック:「South Club」のギター担当カン・ゴング(本名)と申します。(活動名は)ゲックです。自分の魅力は……。
ナム・テヒョン:(ゲックは)天然なところがあります。
チャン・ウォンヨン:僕はドラムのウォンヨンです。僕の魅力は人とすぐに仲良くなって、いつも周りを楽しくできる能力を持っています(笑)。
ナム・テヒョン:僕はナム・テヒョンです。僕の魅力はすごくたくさんありすぎて、ここでは全部言うことができないです(笑)。だから1つ挙げるとしたら、ずっと見ていたくなる魅力があると思います。
ナム・ドンヒョン:僕はベーシストのナム・ドンヒョンです。僕の魅力は優しいところです。
Q.「South Club」はどんなバンドなのか、紹介をお願いします。
ナム・テヒョン:即興的なバンドで、実際にライブを見ていただくと、もっと僕たちの音楽が伝わるんじゃないかなと思います。音楽としては、当たり前かもしれませんが、ジャンルにとらわれず、自分たちのやりたい音楽、自由な音楽というのを届けていきたいです。
Q.普段はどんな風に練習をしているんでしょうか?
ナム・テヒョン:練習をするときは、僕の方から集まろうと声を掛けて、みんなで作業室に集まったら、意見交換をして、たくさん話し合いをして、というのを繰り返しています。そして、お腹が空いたら、簡単に食べられるチキンをみんなでよく食べます(笑)。
Q.ナム・テヒョンさんとナム・ドンヒョンさんは実の兄弟なんですよね。似ているとか言われますか?
ナム・テヒョン:人によって、反応が違います。似ていると言う人もいるし、似ていないと言う人もいるし。性格は似ていないです(笑)。
ゲック:僕から見ると、目つきが似ていると思います。
チャン・ウォンヨン:あと、声も似ています。
ゲック:そして、性格は2人とも個性が強いです(笑)。
Q.ナム・テヒョンさんとナム・ドンヒョンさんは兄弟であり、同じバンドのメンバーでもありますが、良い点と悪い点を挙げるなら?
ナム・テヒョン:コミュニケーションがよくとれるのが良い点で、悪い点は特にないんですけど、悪いことは………、(ドンヒョンに)お前が言って。
ナム・ドンヒョン:僕は個人的に、兄貴から学べることが多いというのが良い点で、悪い点は僕も特にないです。
Q.兄弟ゲンカをすることは?
ナム・テヒョン:ケンカするほど、仲良くないです(笑)。バンドのメンバーともそうです。みんなそこまで仲良くないんで(笑)。
ゲック:みんな仲はいいんですけど、個人主義っていうか。個々にしたいことがあって。
チャン・ウォンヨン:みんな思いやりがあって、お互いを気遣っているんです。
ナム・テヒョン:だから、結局このバンドは、お互いに関心がないんです(笑)。
Q.一番年下のナム・ドンヒョンさんは末っ子で大変なことなどはありますか?
ナム・ドンヒョン:あんまりないんですけど、あえて言うなら、僕が荷物をたくさん持つこと。
ゲック:えっ!? みんな持っているけど?
ナム・ドンヒョン:だから、みんなより“ちょっとだけ”多めに。
ナム・テヒョン:ハハハ、嘘ですよ。
Q.ナム・テヒョンさんは、韓国の番組に出演したとき、バンド活動をするようになって、以前とは違ってリーダーなので、話す量が増えてうれしいと言っていましたが。
ナム・テヒョン:その話は、番組の流れの中で、冗談っぽく面白く言ったのが、良い点として受け取られたもので、リーダーとして、以前とは違って良い点は、まず自由なプライベートの時間が増えたことです。だから、プライベートも充実するようになって、1人でいろいろと考えるようになったのと、普段はよく話す方ではないんですが、番組に出たときは、話をまとめて伝えるのが僕になることが多いんで、トーク力も上がっているんじゃないかなと思います(笑)。
Q.4人の中で、よく話す人というと?
ゲック:やっぱりテヒョン。
チャン・ウォンヨン:そして、テヒョンの次は僕かな。
ナム・テヒョン:(ウォンヨンは)グループの中で、ムードメーカーでもあります。
Q.日本での公演は6月以来となりますが、今回の公演はいかがでしたか?
チャン・ウォンヨン:楽しかったです。以前の日本の公演では、ファンの皆さんが、アーティストを気遣ってくれている印象を受けたんですけど、今回は一緒に遊んでいるような感じがしました。いままではじっと見ていたのが、今回は一緒にジャンプをしたり、ノリノリで弾けた感じで。だから、すごく楽しかったです。
Q.確かにライブではノリノリで、積極的に楽しんでいるファンの方が多かったですね。
ナム・テヒョン:ラクに見ていただけるようになったんだと思います。
Q.日本のファンにはどんな印象をお持ちですか?
ナム・テヒョン:まずはすごくマナーがよくて、恥ずかしがり屋な人が多いように思います。それが可愛い(笑)。
ナム・ドンヒョン:確かに可愛いなと思いました。
ナム・テヒョン:それから、最近は隠れていたエネルギーが本当にすごいなと思いました。
Q.日本でも本格的に活動を始めていますが、皆さんにとって日本ってどんな国ですか?
ナム・テヒョン:たくさん来ているんで、海外というより、韓国の地方に行くというような感じで、馴染み深さを感じています。そして、食べ物がおいしいです。毎回たくさん食べ過ぎてしまうんで、太らせる国ですね(笑)。
Q.最近ハマっている日本の食べ物というと?
ナム・テヒョン:最近はつけ麺が好きです。行きつけの店というのは特にないんですけど、いろいろ行っていて、一蘭も好きですね。
ナム・ドンヒョン:僕は、1回しか行ったことがないんですけど、ペッパーランチにハマりました。
チャン・ウォンヨン:僕はもつ鍋。韓国には“以熱治熱”という言葉があって、暑さを乗り切るために、熱いものを食べるので。
ゲック:僕は串焼きとお寿司です。
Q.ことしは4月からイギリス、スペイン、フランス、ドイツなどを回るヨーロッパツアーもされていましたが、印象的だったエピソードなどがあれば教えてください。
ナム・ドンヒョン:パリでタクシーに乗ったんですが、その運転手が男性だったんですけど、僕に興味を持って、バックミラーでチラチラ僕のことを見ながら、「助手席に座って」って。ずっと誘われて、かなり大変でした(笑)。
ナム・テヒョン:僕はドイツのケルンに行ったとき、ケルン大聖堂に行ったんですけど、すごく感動しました。
チャン・ウォンヨン:僕はロンドンのアビー・ロード・スタジオに行ったとき、感激しました。ビートルズは僕が大好きなアーティストなので。普段はあんまり自撮りをしないんですけど、すごく気分が良くて、自撮りをしました。インスタに写真をアップしているんで、ぜひ「いいね」を押してください(笑)。
ゲック:僕はスペインが一番良かったです。食べ物もおいしかったし、お酒もたくさん飲んだし。だから、スペインでは酔っ払った記憶が一番残っています(笑)。
Q.普段からメンバーの皆さんはお酒をよく飲むんですか?
ゲック:ハイ!
Q.それぞれ、どんな酒癖がありますか?
ゲック:酔っ払うと、やたらと周りに許可をもらい始めます(笑)。「これ食べていい?」、「トイレに行っていい?」とか。周りがうっとうしくなるぐらい言いますね。聞かずにやればいいのに、何度も聞いてしまうんです。
チャン・ウォンヨン:僕の場合は、酔っ払うと目がトロンとなって、ロレツが回らなくなるというぐらいで、周りに迷惑はかけないです。
ナム・テヒョン:僕は相手にたくさん飲ませます。僕だけ酔っ払うわけにはいかない、という気持ちになって。
チャン・ウォンヨン:その被害者が僕です(笑)。
ナム・ドンヒョン:僕は兄貴が飲ませようとしたら、飲むフリをしながら、その場から逃げます(笑)。
Q.では、最後に今後の活動計画を教えてください。
ナム・テヒョン:まずは10月中旬頃にニューアルバムがリリースされると思います。そして、11月にはまたヨーロッパツアーを計画しているし、日本には10月末頃にまた来ると思いますので、これからも応援よろしくお願いします。
ライブの合間を縫って、短い時間ながらも、快くインタビューに応じてくれた「South Club」。特に、ナム・テヒョンはトレードマークの八の字眉毛の笑顔を終始浮かべ、メンバーが言葉に詰まると、助け舟を出し、逆に自分が言葉に詰まると、誰かに話を振るなど、自由奔放な姿を見せ、インタビューでも話していたが、まさに“ずっと見ていたくなる魅力”の持ち主だった。
バンドとしても、まだまだ知られざる魅力、そして新たな発見がたくさんありそうで、ますます大きく成長していきそうな予感。「South Club」のさらなる活躍、今後の活動も要チェックだ。
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