「gugudan」
「gugudan」
「9つの魅力を持った9人の少女たちが集まった劇団」という意味を持ち、“劇団”という新鮮なコンセプトを掲げ、作品ごとに異なる魅力とカラーを見せている「gugudan」が、9月21日(金)、東京・マイナビBLITZ AKASAKAにて、初の単独来日イベント「gugudan 1st Showcase & Fanmeeting "Dear Friend"」を開催した。

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 9月19日(水)には、2016年の韓国デビューから現在までに韓国で発表された、アルバムとシングルのリードトラックを集めた来日記念盤CD「Stand by」を発売し、今後の日本活動への期待を高める「gugudan」。ショーケースには、抽選で当選したFC登録会員が招待され、パフォーマンスとトークを通して魅力を伝えた。

 フリルのついた華やかなブラウスに黒のショートパンツを合わせた装いのメンバーたちは、ファンの歓声に迎えられ、ニッコリと笑顔を見せながら登場。
「Standbyキュー!こんにちは~『gugudan』です!」と揃ってあいさつし、「こんにちは、私は『gugudan』のハナです!」、「私は『gugudan』のかわいい、ソイです!」、「『gugudan』のメインボーカル、幸せを呼ぶ、3段のセジョンです!」、「カメレオンの4段、輝くナヨンです!」、「『gugudan』のメインボーカル、6段のヘビンです!」、「『gugudan』のラッキーガール、7段のミミです!」、「『gugudan』の8段、サリーです!」、「『gugudan』のビタミン、ミナです!」と1人ずつ自己紹介。さわやかな笑顔でフォトタイムに応じると、最初のステージへと移った。ファンの掛け声が上がる中、童話「長靴をはいた猫」の妖精Cait Sith(ケット・シー)をコンセプトにした「The Boots」を披露。余裕のあるパフォーマンスを見せ、クールな魅力を放った。

 日本単独イベントを心待ちにしていたというメンバーたちは、緊張していると言うが、ハナは「この緊張感が、心地の良いトキメキのようです。たくさんのメディアの方まで来てくださってありがたいですし、夜の部のファンミーティングもとても楽しみです!」と気持ちを明かし、ヘビンは「ファンのみなさんが、とても温かく迎えてくれました。ずっと前から待っててくれて、情熱的に応援してくれて、ありがとうございます!」と感謝を示した。

 素敵な音楽とステージ見せるための準備に加え、「日本のファンのみなさんと直接コミュニケーションがとれるように、メンバーみんなが日本語の勉強を頑張りました!」と話すミナ。好きな日本語は「雪」だとし、セジョンは「"ドキドキ"という単語しか知らなかったのですが、"ワクワク"を覚えました。似てる意味ですが、"ワクワク"の方が心に響くなと思いました。あと、"ホンマに!"も覚えました!(笑)」と覚えた日本語を披露した。日本語の勉強をする時によくJ-POP聴いていたというハナは、自分の名前が入っている曲だとし、「世界に一つだけの花~」と歌ってみせ会場を沸かした。

 「作品によって、カメレオンのように自分たちを変えることのできる魅力を持っていると思います!」(セジョン)、「私たちは、1の段から9の段までの個人の魅力と、9人が掛け合わさるとどんなカラーになるのかと、気にさせるような特別な魅力があると思います!」(ミミ)とグループの魅力を伝えると、メンバーそれぞれが持っているシンボルマークの話題に。

 花のマークのハナは、「華やかな人になれ」と込められた意味を説明。#(シャープ)マークのソイは「半音上げて、さらに輝かせられるように」という意味と、身長が高いからグループの平均身長を上げる意味も入っているとし、笑いを誘った。幸福を表す、三つ葉のクローバーがシンボルマークのセジョンは、「幸せを呼ぶ」という自身のキャッチフレーズにちなんでいるとし、ナヨンは「明るく可愛い笑顔で、周りの人達の気分を良くさせる!」という思いで光のマークという。メインボーカルのヘビンは、音響機器を意味するイコライザーのマーク。7の段担当のミミは、幸運の道に導く矢印マーク。8の段担当で中国人メンバーのサリーは、「中国では8がラッキーナンバー」ということから、8をモチーフにしたシンボルマーク。風車マークのミナは、「涼しい風のような、爽やかさをお届けしたいという意味があります!」と言い、口元に手を添えながらフゥ~とファンに向けて風を送った。

 来日記念盤CD「Stand by」については、韓国でリリースしたタイトル曲4つ全てが収録されており、さわやかだったり、ガールクラッシュだったり、多様な魅力が感じられる1枚になっていると紹介。そんな「Stand by」収録曲の中から、続いては映画「チャーリーとチョコレート工場」をモチーフにした曲「Chococo」のステージへ。明るくポップなリズムに乗せ、弾けるような可愛らしさでファンを魅了した。

 2016年に韓国デビューを果たした「gugudan」だが、デビュー当初と比べ、「全員、ステージでの余裕が出てきた」と振り返るミナ。毎回異なるコンセプトに挑戦してきたが、「愛着のない曲はない!」と、全ての曲を気に入っているというミミは、「作品ごとにイメージが違うので、雰囲気に合わせて、気分によって選んで聞ける楽しみがあります!4曲とも愛してくれたらうれしいです~」と勧めた。また、やってみたいコンセプトについて、よくメンバー同士で話しているとし、ナヨンは「全員がやってみたいと言っていたのは、バンパイヤです!怖いのではなく、魅惑的なバンパイヤ!」と、今後の期待を膨らませた。

 中学生の頃、日本のドラマ流行っていたのがキッカケで日本語の勉強を始めたというハナは、「ずっとファンだったBoA先輩が、日本で活動している時に『HEY!HEY!HEY!』や『うたばん』などに出演しているのを見て、私もいつか歌手になって、先輩のように日本で活動したいと思っていました!」と、日本の音楽番組に出演したいと目を輝かせた。

 学生の頃日本の漫画を見ていたというセジョンは、「玉子のお寿司を食べて、『うわぁ柔らかい~』と言っている表現をたくさん見ていたんです。だから、生ものが苦手でお寿司は苦手なんですけど、玉子寿司を食べてみたかったんです!」と表情豊かに話し、メンバーや友達と日本に旅行に行きたいというサリーは、「食べ物がとても好きなので、たこ焼きや、うどん、お魚が好きなので刺身などを食べてみたいです!休みがあったら、必ず日本に旅行に行きたいです!」と言葉を強めた。ナヨンは「昨日みんなで、温かいたこ焼きを食べたのですが、と~っても美味しかったです!それから、ラーメンと餃子も食べたのですが、本当に美味しかったです!」と感動を思い出すように、うれしそうに語った。

 「12月にはコンサートが予定されています!」と日本コンサート開催を知らせ、ファンを喜ばせると、「日本語曲もお届けできたら良いなと思います!」と日本活動への意気込みを見せるメンバーたち。最後にハナが「今日がスタートです。これからひとつずつ成長して、発展した姿をお見せしていきたいです。これからも『gugudan』をたくさん応援してくれたらうれしいです!」とファンへ呼びかけ、「ありがとうございます~!」とお辞儀をすると、笑顔で手を振りながらステージを後にした。


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