ニコル(KARA) の最新ニュースまとめ
この日の1部公演はDVDの撮影が入っていたこともあり、かなり緊張していたというニコル。ピンク系のトロピカルな衣装で登場し、大歓声を浴びる中、ダンサーたちと共に「Don‘t Stop」、「Precious Time」で華麗に幕を開けた。
オープニングから盛り上がるファンに、「アンコール公演ができて本当にうれしいです。私もそうだし、ダンスチームもヘアメイクさんたちもすごく喜んでいます。私のコンサートを楽しんでくれたという意味なので、すごくうれしかったです」とファンに感謝すると、今回はDVD撮影が入っているので、いつも以上に緊張しているというニコル。「ステージに上がる前、一番大事なことを忘れちゃいましたよ(笑)」と水を飲むのを忘れてしまい、歌いながら、喉の渇きを感じていたことを茶目っ気たっぷりに話し、ステージに用意されていた水を飲んで、喉を潤した。
今回の会場はスタンディングで、ステージと客席の距離が近いため、毎回MCに入ると、ニコルは親しみやすい自然体な姿で、ファンとの会話を楽しむ姿も印象的だった。「みんな元気でしたか?」と再会をうれしそうにしながら、ファンの声に耳を傾け、楽しそうに率直なトークを展開。
そして前回とは違う新しいステージも準備してきたので、「いい公演になるよう頑張りますよ!」と意気込み、期待を高めた。 また、前回の公演と同様に、「次の曲『Wonderful Baby』はオレンジ、『Say Good Bye』は青にしましょう」とファンが持っているペンライトの色を指定したニコル。会場の雰囲気も演出し、ファンと息を合わせながら、一緒にステージを作り上げていった。
次の曲では、前回のセットリストでは後半に入っていた6月リリースのバラード「Promise」が、早くも登場。前回は、後半で歌唱が大変だったため、今回は前半に移動させたのだとか。さらに、前回大好評だった宇多田ヒカルの「First Love」を悩みながら、今回も選曲したというニコル。難しいし、誰もが知っている曲でプレッシャーを感じるが、喜んでくれた人が多かったので、今回も練習して披露することになったと話し、前半のバラードパートを情感たっぷりに歌い上げ、ファンをうっとりさせた。
中盤はスポーティーなパンツスタイルに衣装チェンジし、ダンスパフォーマンスから。ダンサーたちと共に、しなやかなキレキレのダンスを繰り出しながら、セクシーでパワフルなステージングを披露し、ファンの目をくぎ付けにしたニコル。さらに、ダンスナンバーが続き、「Mama」ではファンの掛け声が一段と大きくなり、熱いパフォーマンスで会場をわかせた。
汗をぬぐいながら、やり切った表情を浮かべるニコルは「いま4曲やりましたけど、これはプライドの問題でした(笑)。10代とか20代のとき、4曲連続が大丈夫だったから、いまも大丈夫と思ってチャレンジしましたけど」と息をハーハーさせながら、2歳年上のダンスチームのリーダーから、自分がやり続ける限りは一緒にやろう、と言われたそうだが、「私はムリだと感じてます(笑)」と話し、会場を笑わせた。
後半に入ると、いままでやりたかったけれど、チャンスがなくてできなかったというパティ・オースティンの「Say You Love Me」カバーをサプライズで披露。
さらにサプライズは続き、スクリーンで9月25日に新曲をリリースすることを発表。PVのメイキング映像が流れた後、暗転したステージにDJブースが用意され、ニコルがスタンバイした。ところが、機械トラブルで、暗転したまま、なかなか始まらない状況が続き、慌ててスタッフが入ってくるハプニングが発生。
すると、機転を利かせたニコルはマイクを持ち、「PVの撮影場所はどこだと思いますか?」、「衣装はどうでしたか?」などアドリブでトークを始め、7年ぶりに沖縄でPV撮影をしたことや、肩だけ焼いたこと、海ぶどうや泡盛を食べたり飲んだりしながら沖縄を満喫したことを話し、落ち着いて場をつないだ。突然のハプニングでも、見事な対処でファンを不安にさせるどころか、むしろ楽しませたのはさすがだった。
準備が整うと、「パーティタイム!」と言い、ノリノリでDJプレイを披露したニコルは、その流れで「人生で1回くらい、こういう曲もやってみたかった」というEDMの全編英語詞の新曲「Champions(Prod.Tome&Jame)」を初お披露目!
「今回の新曲はEDMで、久しぶりにDJをやろうと思いました。この曲はオランダの有名なDJ兄弟Tome&Jameが作った曲です。最近作った曲じゃなくて、何年か前に作っておいたらしいんですよ。すごく涼しい感じのメロディで、夏っぽいですけど、希望的なメッセージを込めています。新曲をいっぱい聴いてください」とPRした。
また、PV撮影のエピソードとして、「大変でした(笑)。海に入ったりして。唇も紫色になって。でも、楽しかったです。沖縄の海に入るのは10年ぶりでした」と話し、「泳いだ?」とファンから聞かれたニコルは「あ~。泳げるって言えるのか分からなくて。でも、死なない(笑)。生きることはできるから。プロフェッショナルにカッコよく泳ぐことはできないけど、犬みたいにはできる。手の動きだけは(平泳ぎみたいに)できて、足だけはできない。だから、あいまいですよね~」と独特の感性で答え、ファンを大爆笑させた。
さらに、深いプールが好きだということも明かしながら、「ハワイ楽しみだね~」と10月にファンと行くハワイツアーに思いを馳せ、小走りしながらルンルン気分を表現し、「ハワイに行く皆さん、楽しみにしてくださいね~」とニッコリした。
ライブも終盤となり、ニコルが「皆さんどうでしたか?」と問いかけると、「最高!」とファンたち。「コンサートDVDの撮影が久しぶりで、ソロでは初めてじゃないですか。この日を一緒にいてくれて、ありがとうございます。私にはこれがすごく大事だったので、皆さんが応援してくれて、私の力になってくれて、本当にありがとうございます」と伝えると、客席からは温かい拍手がわき起こった。
「皆さんが気に入るDVDになるといいなぁ」というニコルに「大丈夫だよ」、「何でも見るよ」、「楽しみ」とファンらが反応し、最後まで温かい雰囲気に包まれた。
次の曲「Need A Love」では、ニコルが導入部での掛け声をファンにレクチャーしてからスタート。ところが、いざ曲が始まってみると、掛け声がバラバラで、思わず曲を止めてしまうニコル。客席に向かって、可愛くいじけたように「リズムがない!」とプンプンした顔を見せると、客席はもう1回チャンスがほしいとばかりに一致団結し、何事もなかったかのように(!? )やり直しをすると、今度はファンの掛け声もバッチリで、ニコルも大満足。
会場は一体感に包まれ、ヒートアップ。そんなハイボルテージのまま、ハッピー感あふれる「Happy」で本編はフィニッシュを迎えた。
また、暗転したステージのスクリーンには、映像が流れた後、「今日来てくれてありがとうございます」と書かれたニコルの直筆メッセージも映し出され、ファンを大事にするニコルの想いがファンの心を打った。
すぐに「ニコル」コールが会場に響き渡ると、アンコールでは、ライブTシャツを着たニコルが再登場し、再び「Need A Love」を披露。ダンサーたちと楽しそうにじゃれ合ったりするなど、最後まで弾けるキュートな姿を見せたニコルは、ファンに投げキスをして、ステージを後にした。
ライブパフォーマンスでは、アーティストとしてふり幅の広い、さまざまな姿で圧巻の姿を見せる一方、MCではケラケラ笑いながら、ファンと長年の友人かのように気さくに話し、キュートでお茶目な姿をたっぷり見せたニコルにファンは終始メロメロだった。
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