ジュンス の最新ニュースまとめ
27日の公演では、ステージ右手にソファとテーブルが置かれ、“HOME PARTY”のタイトル通り、ジュンスの部屋を訪れた気分。会場では、ピンクの家の形をしたペンライトとピンクのタオルを持ったたくさんのファンがパーティーの始まりを待っていた。
会場の照明が消え、スクリーンにとあるマンションが映し出された。「XIAジュンスに会いに行く道」というテロップとともに廊下を進んでいき、ある部屋のチャイムを押すと…中から、「オソオセヨ~(=いらっしゃい)」と言いながらジュンスがにこやかに微笑みながらドアをあけてくれた…それと同時に、ステージにはストライプのシャツに黒のパンツ姿のジュンスが現れた。
1曲目「露を宿した木」を情感たっぷりにファンに向けて歌いあげるジュンス。ジュンスが手を左右に振るとそれに合わせて、会場のペンライトのピンクの光が右左に揺れた。ジュンスがファンのみんなと一緒に楽しみ、感謝の気持ちを返したいという思いが現れているようだった。
歌が終わってジュンスに照明が照らされると、ジュンスに会うこの日を待ちわびていたファンから大歓声が響き渡った。スクリーンに照れるように笑うジュンスの笑顔が映し出されると、歓声はさらに大きくなっていった。
「みなさん、こんばんは。ジュンスです。お久しぶりです。」とジュンスからファンへの第一声でHOME PARTYがスタートした。
「今日のタイトルは、HOME PARTYじゃないですか。ホームパーティーみたいなファンミーティングか、ファンミーティングみたいなホームパーティーかは、最後まで見たら確実にわかると思います。本当は、本当の家にみなさんを招待したいと思ったんだけど…この人数は無理なので…」と、いたずらっぽく笑うジュンスにファンは熱く応えた。
「今日はみなさんといい時間を過ごしたいと思います。よろしくお願いします。でも、日本語が問題です。コンサートよりしゃべらないといけないので、心配です。みなさん手伝ってください。」そして、ジュンスを助けてくれるお友達ということでMCのコン・テユがステージに登場した。
まず、オープニングで出てきた家は本当のジュンスの家だということがテユから紹介された。テユから「最初の“いらっしゃい”がものすごくぎこちなかったのでは?あんなぎこちない笑顔は初めて見た。」とツッコまれ、「今日は、緊張しています。」と本当に緊張した様子のジュンス。
緊張している理由は、今回、なんと自宅をこの場で初公開してくれることになっているからだった。映像を見る前に、ジュンスの部屋に何があるかを想像してみようということで会場のファンも一緒になって考えてみることに。「ゴールドのもの。大理石。赤い物もありそう。」というテユの想像に、「見たでしょう?」と疑いの目を向けるジュンス。ファンからは、「サボテン」、「サッカーボール!」との声があがった。
いよいよ「家の中身公開!」まずは、玄関を入るとミニガーデンがあり、ファンから出たサボテンも並べられていた。
最初に入った部屋はセレクトショップのような部屋。とてもきれいに、靴、アクセサリー、カバン等が並べられていた。
次に紹介してくれた部屋は、ゲストルーム。シンプルにアンティークな家具でそろえた部屋。この部屋にだけパソコンがあり、たいくつなときに少しだけゲームをして遊ぶようだ。そして、このゲストルームからの景色が一番きれいで、インスタグラムにも写真をよく上げるとのこと。
三番目に公開してくれた部屋は書斎。この家のコンセプトが一番よくわかる部屋で、たくさんのサインを書く時などはここで書いているそうだ。
そして、この家のハイライト。リビングは大きなマッサージチェアが置いてあり、マッサージをしたり、テレビを見たり、音楽を聴いたり、景色を見たり…ジュンスが家にいるときに一番長くリラックスできて過ごす部屋だそうだ。
次に紹介してくれた部屋は、「開けてもいいかな。」となかなかすっとは開けてくれなかったが、見せてくれたのは寝室。とても大きなベッドでバスルームともつながっていて、バスルームは大きな木の浴槽。そして、バスルームと寝室を仕切っているガラスは、ボタン一つで曇って見えなくなったりクリアになって見えたりする仕組みになっていて、「1、2、3!」と見えなくして、「1、2、3!」と、また見えるようにしてその様子をうれしそうに実演してくれるジュンス。
次がドレスルーム。あまり色々な物を着ないので着る分だけ引っ越しの時に持ってきたというものの、広い部屋にはいっぱいに服がかけられている。その中でも一番高価だというコートを見せてくれたが、スワロフスキーがたくさんついているということで、とても高価だと伝え、でも値段は内緒だと微笑んだ。
そして、最後に台所を公開、食器はすべて同じシリーズでそろえてあると伝え、とても高価だったけど、一生使うものなので思い切って買ったとのこと。
お腹がすいたときに食べる最高の料理はラーメンということで、キッチンでラーメンを作り始めるジュンス。こだわりのラーメンについて熱く語り始める。卵は入れない、入れると味が変わるからダメ、お湯を沸かして、先にスープを入れる、こうすると麺の食感がよくなる、なんでも、食感がよくないとおいしいと思わないと、ラーメントークに笑いが起こった。
そして、ゆでている麺をすくいあげてはフーフーと息を吹いては戻し…またフーフー吹いては戻し…というようなことを繰り返し、「こうすれば、麺がもちもちになるんです。」と笑顔で真剣に紹介するジュンス。でも、その言葉に会場のファンからは、「えええええ???」と疑問の笑い声が。
家ではラーメンかシリアルしか食べなくて、あとはルームサービスを頼んだり、マンションの下がモールになっていて世界各国の料理のレストランがあるのでそこで食べることが多いと紹介。出来上がったラーメンをおいしそうに食べるジュンス。カメラに向かって、「一口食べますか?」とラーメンを出してくれたところで映像は終了した。この家は、全部自分でコーディネートしたとのこと。柱の材質からすべて自分で選んだらしい。
「軍隊に行く前は、とにかく家にはいないで約束がなくても外に出て、外に出てから何をするか、どこに行くかを考えていた。家にいるのがあまり好きではなかった。だけど、除隊してからは友達もえらくなって、みんな頑張ってるから会える時間も少なくなったし、外に出るのがめんどくさくなった。軍隊にいって規則正しい生活をしなければならなくなって、好きな時間に起きて、好きな時間に寝ていた生活がとても幸せに感じるようになって、家にいて好きなことができるのが幸せに思うようになった。」と説明した。
あれだけ、いい食器をそろえていたのにラーメンを食べるのは鍋のままというのに驚いたとテユから突っ込まれ、「一人で食べるときは絶対に鍋。皿に移すとだめ。韓国ではそうですよ。」と「そして、皿洗いをしなくていいし。」と自信を持って伝えるジュンスにファンも大爆笑。
プレゼントコーナーではサイン入りグッズを3名の方にプレゼント。抽選方法を考えるのに20分ぐらい考えたというが、「今日は8月27日なので827番!」とボケて、一人で受けるかわいい様子のジュンス。結局は、8月27日が誕生日の人。考えていたときはいるかどうか心配したとのことだが、実際は6人ほどの人がいて急遽、数を増やして6人全員の人にサイン入りグッズがプレゼントされることになった。
プレゼントコーナーが終わって、「ところでBGMが欲しいですね?」とのテユの言葉に「一応、アーティストですから…」と2曲目「11時 その程よさ」ではジュンスの圧巻の歌声に酔いしれた。
スクリーンにはジュンスが出演したミュージカル「エクスカリバー」の練習風景が映しだされた。真剣に練習したり、チェックしたりする姿や、間違えて照れる姿、ジュンスが真剣に楽しみながらミュージカルの練習をしている様子が流れた。
そのあと、ミュージカルで共演した俳優キム・ソヒョン、音楽監督ワン・ミソル、俳優チャン・ウンア、俳優ソン・ジュンホからの温かいビデオレターが紹介された。どの人の言葉からも、ジュンスが現場でとても愛されていてかわいがられている様子が感じられ、温かい気持ちになれるビデオレターだった。
映像終了と同時に黒Tシャツ、ジャケット、パンツとシックな服装に着替えたジュンスが再登場。ビデオレターについてのトークが始まる。
ビデオレターの中で、チャン・ウンアさんがジュンスにやってほしい役に「アナと雪の女王」のオラフを選んだ。そのことを言われて、「オラフ…好きなキャラクターだからやってみたいですね~」とジュンス。日本でやるアニメでオラフ役だけ声優さんが決まってないらしいからオファーを受けてはどうかとテユに言われるとまんざらでもなさそうな様子で「頑張ります」と一言。そして、「今後やってみたい役は?」と聞かれて、「今あるミュージカルではなくてオリジナルで新しいキャラクターをやってみたい。」と今後のミュージカルへの意気込みを見せた。
3曲目「王になるということ ミュージカル「エクスカリバー」より」では、アーサー王になりきった様子で感情を込めミュージカルの曲を披露してくれた。歌が終わった後は、この日一番の大歓声と拍手があがった。
歌が終わって、いたずらっぽい表情を浮かべるジュンス。「今日も始まります。」と、その表情でこれから何が始まるのかがすぐ察する会場のファンたち。しっかりとジュンスとファンの気持ちがつながっていることを感じた瞬間だった。
「みなさん、準備できてますか?」と呼びかけ、「ここからは?」とのジュンスの叫びに「ジュンスタイム!!! 」と声が上がる。ジュンスのコンサートでは恒例の「ジュンスタイム」ジュンスがファンのみんなの願いをランプのジーニーになってかなえてくれるコーナー。客席ではたくさんのカードが掲げられそれぞれのファンが願いを叶えてもらおうとアピールした。最初に選んだのは“ファンの夢”というカード。「個人的な願いはやらないですよ。皆さんが楽しめるような…」と前置きしたうえで願いを読んだ。
「プリンセスからのお願い。『プロポーズ』を歌った後に、この会場にいるすべての女性を彼女だと思ってプロポーズしてください。」
「プロポーズ」を優しい声でアカペラで歌う。歌い終わるとひとこと「おれじゃ、ダメか?」と言った後大いに照れた。
2つ目はアフリカの楽器から作られたハンドオルゴールのカリンバというものに挑戦してほしいとの願い。色や記号で印はついているものの、練習用の曲の楽譜を見ながら挑戦してもなかなか思うように奏でることができない。結局、練習が終わり本番でカリンバをやる前に、桜の形の名札をつけて、ひよこのミトンをつけて「せんせい!」といって、天使ポーズ待ってます!とのリクエスト。天使ポーズはジュンスお得意の両手をあごの下に当てて、にっこりポーズ。「せんせい!カリンバに挑戦したくない…(笑)したいと思います。1年2組キム・ジュンス」と天使ポーズの後、カリンバを演奏のはずが「無理です。」と一言。そのあとに書かれていたのが、「時間があれば、歌もおねがいしたいです。」とのリクエストに、「カリンバは無理です。すいません。」と潔くあきらめて歌「夜の手紙」をアカペラで歌った。
3つ目は「日本の名曲」と書かれたボードを選択。歌ならまかせろといった表情で選んだジュンスだが、「この歌、ジュンスさんの声でずっと聴きたいと思っていました。」と書かれていた曲が2曲とも知らない曲で歌えなったが、他にも選択肢が用意されていたようで、その中から「Story」を選んだ。ここでジュンスはちょっと休む時間…とソファに座り水を飲む。そして、「話したいじゃないですか?」として、「みなさんからの質問をもらったらどうですか?」と自ら提案。質問コーナーが始まることに。
一つ目の質問は、最初にバッ!と手をあげた人。「あの一番高い服はいくらですか?」テユに「関西人やね~」と突っ込まれるような絶妙な質問に笑いがあがる。「覚えていません」とジュンスはとぼけたが、じゃあ、書いてみてとみんなにわからないように台本に書かせられた。書いた値段よりもう少し高いらしく、買ったのは5年前だが、今は本当に後悔してると。(笑)好きで買ったんだけど、後悔してる。今なら絶対買わない。」と、会場から「家!」という声があった。「家は買えない。車は買える。外車まではいかないけど、まあまあのクラス。」とのこと。
二つ目の質問は「今年中に神戸か大阪でコンサートをする予定はございますか?」
ジュンスは「いいお知らせがあるんじゃないかと思いますが、まだ言えない」とにおわせながらも言葉を濁した。「頑張ります!」で上手に締めくくられた。
追加で三つ目の質問に、「エスカリバーで最終日に指輪を外していたのは、アドリブですか。演出ですか。」
この質問には、よくぞ聞いてくれましたとばかりにグッドの合図をし、「これは韓国語でいいですか?」と韓国語で話し始めた。最終日の二週間前の話や演出の話、ジュンスがこの作品にどれほどの思い入れがあって役にのめり込んでいたかが本当に伝わってきた。ジュンスがどれだけミュージカルを愛して真剣に取り組んでいるかを感じることができた。
質問のコーナーも終わって、とうとう最後の言葉に。「年末にもっといい姿で」という言葉に会場から歓声があがると、少し慌てた様子のジュンスは「会えるようにがんばります。」と慌てて付け加えた。そして、最後の曲「忘れないで」をしっとりと歌い終わってジュンスはステージを後にした。
アンコールの手拍子が続いた後、スクリーンに“ENCORE”の文字とともにテユの声が「家の主人が帰ってしまってはだめですよね。呼び戻しましょう。」会場全員でもう一度「ジュンス~!」と呼んでジュンスを呼び戻した。嬉しそうにジュンスがステージに戻ってきた。
ファンミーティングが終わった後、スペシャル席のファンの方々とハイタッチでお見送りがあることをとても楽しみにしていた。「久しぶりに、みなさんと手をぶつける!」とハイタッチの練習をするジュンス。そして「昔は、めっちゃたくさんとハイタッチ会したことありますよ。その時、来てた方?」と会場に聞くと多くの人が手を挙げてくれたことに驚いて、「何年僕のファンですか?」と、とてもうれしそうに聞いていた。昔のことを思い出して、「昔はおやじギャグしかやらなかったから、お笑いの人とか思われて…」と懐かしそうに話していた。最後は「歌手だから歌で閉めたいと思います。今日のこの夜をお祝いしたい気持ちを込めて歌います。『私の夜』」
歌い終わってジュンスがステージから降りた後、スクリーンに自宅を初公開した感想を語る映像が流れた。「初めて自宅を公開したことでちょっと恥ずかしいこともあったけど、ファンのみなさんは他人ではないから…」と。そして、「うちから見える風景は、実は昼より夜の方がきれいなんです。東京のファンミーティングでは夜の景色を見せるつもりです。東京で会いましょう!」と、東京のファンミーティングにより期待感を抱かせた。心地よい歌あり、ミュージカルの空気も味わい、笑顔が絶えない楽しいホームパーティーは次の東京公演に期待感を持たせ、大歓声の中幕を閉じた。
写真提供:(C)JX Entertainment/宮澤正明写真事務所
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