チョン・ヘイン の最新ニュースまとめ
この日は昼・夜 両公演とも、2階席までファンがぎっしり。しかも、半数以上が今回初めて見に来たというファンで、日本でも人気上昇中&注目度バツグンなのがうかがえる。
幼少期などの写真が公開されたオープニング映像を経て、黒のシャツにパンツというオールブラック衣装でチョン・ヘインが登場すると、会場は一気に黄色い歓声に包まれ、「Busker Busker」の「Cherry Blossom Ending」を歌いながら、にこやかに手を振る姿に、熱狂した声が飛び交った。
「アンニョンハセヨ。初めまして。お会いできてうれしいです。俳優チョン・ヘインです」とあいさつしたチョン・ヘイン。多忙なスケジュールの中での来日となり、本調子ではなかったが、昼公演を行い、ファンにたくさんのエネルギーをもらって、コンディションがどんどん良くなっていると話し、「皆さんが貴重な時間を割いて会いに来てくださったので、皆さんを後悔させないようにし、良い一日だったと記憶してもらえるようベストを尽くすので、僕たち一緒に良い時間を作りましょう」と伝え、本格的にファンミーティングがスタート!
MCは今回もお馴染みのYumi。早速、白シャツだった昼公演とは違い、黒シャツ姿でしかもボタンを上2つあけているのをつっこまれ、「夜公演なので、セクシーな感じで準備しました」とはにかむチョン・ヘイン。昼公演後は、スタッフが準備してくれた大好きなスープカレーを食べて、力が沸いたというプチ情報を披露した後は、斬新なTMI(Too Much Information=知らなくてもいい情報)VTRが公開された。
チョン・ヘインの体のパーツを事細かに分析した内容で、頭のつむじの位置から始まり、ファンをとろけさせるほほ笑みを浮かべるとき、口角の黄金角度は32度、目の長さは平常時4.2センチで、笑うと4.6センチ、目と目の間隔は3.8センチ、小顔の8頭身などあらゆるパーツの長さを測る構成。つまり、完璧なスタイルの持ち主だということが証明された面白VTRに、本人は気恥ずかしそうだったが、会場は笑いの渦となった。
最初のコーナーは、出演作を見ながら、チョン・ヘインの魅力を深堀りするコーナー。「ドラマを選ぶ基準は?」と聞かれ、「かつてはオーディションを受けては落ちてという繰り返しで、選ばれるために、いろいろなことにぶつかりながらも努力し、頑張ってきたので、まだ“選択”という言葉がしっくりこないところがあります。今はちょっと自分が選択できるようになってきましたが、あえて言うなら、良い人たちと幸せな気持ちで仕事ができる現場、スタッフの皆さんと一緒に作り上げていける現場かどうか、というのが選択の基準といえば基準です」と答えたチョン・ヘイン。この答えからも分かるように、この後も全ての質問に対し、真剣に考え、率直に答える真面目さを随所に見せた。
ドラマ作品では、最新作となる「ある春の夜に」。初の父親役に挑戦し、「父親という重みに耐えながら、自分の人生も探していくという演技をするが容易くなかったです」というチョン・ヘインは、ハン・ジミンとの図書館でのドキドキシーンなど名場面を見ながら、さまざまなエピソードも公開。そして、「まだ余韻が残っています。今までで一番難しいキャラクターだったので、その分、大切な作品で愛着もあります。春に撮影をしていたので、春になるたびに思い出すと思います」と作品への愛情を示した。また、「好きになったら積極的にいく方?」と聞かれると、「勇気を出すべきだし、そうする方です」と自身の恋愛観も語った。
さらに、チョン・ヘインといえば外せないのが、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」。ダイジェストシーンが公開された後、チョン・ヘインは「僕の人生において、本当にありがたい作品です。演技に対する責任、自分の仕事に対する責任を持つきっかけになった大切な作品です。忘れられない青春の1ページになりました。いつか自分の青春時代を思い返したとき、また見たいし、できるなら自分の子供にも見せたいです」と熱く語った。
続いて、CMにも引っ張りだこで、さまざまなCMに出演しているチョン・ヘインだが、中でも目を引いたのが、サムスン火災のCMでのダンスシーン。ダンスは苦手だが、一生懸命練習をして、代役なしで踊ったというチョン・ヘインに、Yumiが「見たいな~」とムチャブリ。目を丸くしながらも立ち上がり、覚えている動きを踊って見せたチョン・ヘインは申し訳なさそうに胸の前で手を合わせると、「来年はファンミーティングまでに、ダンスの練習ばかりしてから来ます(笑)。皆さん、僕の性格ご存知ですよね?やると言ったらやるんです」と意欲を燃やし、次回カッコよく踊るチョン・ヘインの姿を期待させた。
最後は、映画作品。
現在韓国で公開中の最新作『ユ・ヨルの音楽アルバム』について、「撮影中は幸せでした。心残りな部分もありますが、できることは全て出し尽くしました」と振り返り、「僕にとって、家にあるアルバムのような大切な作品になりました。自分がつらいとき、憂鬱なときに見たいなと思う作品です」とし、「その時代に生きた若者2人の成長が描かれているので、見た方も自分の青春時代を振り返ることのできる映画だと思います」と紹介した。
また、映画のプロモーションの一環で、路上ライブに挑戦するバラエティ番組「Begin Again 3」に出演し、人生で初めて路上ライブを経験したチョン・ヘイン。「緊張して怖かったですが、大切な思い出になると思ったので、ベストを尽くして、できることは全てやろうと臨んだので、いい思い出になっています」と話し、人生の中で、音楽とどう向き合っていけばいいのかを教えてくれた番組出演歌手にも感謝の言葉を述べ、「この番組は僕にとって、良いプレゼントになりました」と笑顔を見せた。
その流れで、「それでは聴いてください」と客席のファンに歌のプレゼントへ。チョン・ヘインは「TSUNAMI」の韓国カバー「クロンガバヨ(そのようです)」を心を込めて届け、ファンもうっとりと聴き入った。
ファンミーティング後半に入ると、チョン・ヘインは、薬剤師のユ・ジホを演じた「ある春の夜に」で、実際に着用していたという白衣を着て登場。ファンの悩みを解決するコーナーで、チョン・ヘインから愛の処方箋をあげるというものだ。ここでも、チョン・ヘインの真面目で誠実な人柄ぶりが炸裂。笑いや冗談なしで、本気で相談に乗る姿に、思わず惚れ直してしまうファンも多かったことだろう。
特に、「仕事で苦手な上司と会話をするとき、その気持ちが顔に出てしまうんですが、どうしたらいいですか?」という悩み相談に対し、チョン・ヘインは「できるだけ自分の意思を正確にハッキリと相手に落ち着いて伝えるのがいいのではないかと思います。頭に来たり、嫌だなと思ったとき、大きな声で叫んだり、悪態をついてしまうこともあるかもしれませんが、そういうときこそ心を落ち着かせて、自分の思っていることを言えば、相手はあなたを無視できないと思います」とし、「僕も時には気分を害したり、怒ったりして、顔に出ることがあります。でも、そうすると、結局は自分の心が痛くなります。最近は、他人を憎んだり嫌いになればなるほど、自分自身をどんどん嫌いになるなと感じます。そうすると、いつか自分が心の病を抱えてしまうことになるので、直接、自分に被害を与えてくる人でない限り、憎んだり嫌いになったりする必要はないと思います」と答えた。さらに、「自尊感情が健康でしっかりしている人は他人を憎んだりはしないです」とキッパリ。会場のあちこちから感嘆の声が上がった。
また、ファンのリクエストでアメリカ式のウインクをしたり、「○○さん、頑張ったね」、「痛いの痛いの飛んでけー」など言ってほしいフレーズを日本語で直接ファンに言ってあげるなど、優しさもバツグンだった。
そして、次のコーナーも「ある春の夜に」に出てくるシーンにちなんだゲームコーナー。チョン・ヘインが好きなスポーツだというバスケのフリースローゲームで3ゲームを行い、チョン・ヘインが見事に成功したら、ファンにサイン入りチェキをプレゼントするというミッションだ。
最初は普通のバスケットボールで、定位置から挑戦。2回失敗した後、勘をつかんだのか、キレイにシュートを決めると、「ハ・ハ・ハッ」とドヤ顔(笑)。次は、フェイントをしてからシュートをするという動きが加わり、難しくなったか、ファンの声援もむなしく、チャレンジ失敗…。するとカウントはされないが、ボールが入るまで何度もシュートを打つ負けず嫌いな一面を覗かせた。最後はなんと、バスケットボールではなく、ぬいぐるみを入れるという挑戦。これも2回失敗の後、最後残り1回のチャンスだったが、見事に成功!興奮気味に「心臓がバクバクしています」と話すチョン・ヘイン。ドラマチックな見せ場を作り、ギリギリで決めるあたり、やはりスター性を持っている人は違う、というカッコよさを見せ付けた。
次のゲームコーナーは、ファンと協力し合うキャッチボールゲーム。客席の通路で、ファンが持つカゴをめがけて、チョン・ヘインがサインボールやぬいぐるみを投げるというもので、3人のファンとチャレンジ。投げたものがカゴに入るたびに、ガッツポーズをして喜ぶチョン・ヘイン。結局、3人とも全員成功し、「ファンの皆さんと僕の息がぴったり合っていました」と楽しそうにコーナーを終えた。
最後は、今回のファンミーティングのタイトルが“Haeinstagram”なだけに、ファン歓喜のフォトタイム。しかも、チョン・ヘインがメイク直しをするため、袖にはけたきり、なかなか登場しないなと思っていたら、いつの間にか移動し、2階から登場するというサプライズ演出!割れんばかりの悲鳴が上がる中、チョン・ヘインはファンと目を合わせながら、笑顔で手を振り、2階から1階へと歩いて移動し、ステージへと戻ってきた。ファンとより近くで会いたかったというチョン・ヘインの希望だったとか。しかも、ファンが駆け寄ったり、触ったりするなどの混乱もなく、近距離でファンと触れ合えたことに対し、「秩序を守ってくださり、本当にありがとうございました」とファンのマナーの良さにも改めて感謝した後、フォトタイムでさまざまなポーズを取り、ファンを大満足させた。
そして、客席をバックに記念写真を撮影した後、チョン・ヘインは「今日は僕にとって、ありがたい1日でした。もっと頑張らなくては、健康でしっかりと俳優生活を送ろうと思いました。僕や僕の演技を見てくださり、今日のように貴重な時間を割いて、客席を埋めてくださった一人ひとりに心より感謝し、尊重しています。皆さん、サランヘヨ~」と伝えた。
続けて、「皆さん、病気やケガをすることなく、家族を大事にし、何よりも自らを大事にし、愛してください。皆さんはこの世で一番大切な存在であり、尊重される、愛されるべき存在だからです。先ほど、上司のことでお悩み相談された方がいらっしゃいましたが、大丈夫ですよ。あなたが、そしてこの会場にいらっしゃる皆さんが一番大切な人だからです。どうか皆さん、自分自身を愛してください。そして、ちょっと余裕があれば、僕のことも愛してくださいね」とキュートな笑顔を見せ、最後までスマートな発言、振舞いで、ファンを魅了した。
「皆さんが僕を好きになり、応援してくださるのは、僕が俳優だからだと思います。いつもそれを頭に置き、本質を忘れることなく、何事にも感謝しながら、一歩一歩進んでいきたいと思います。皆さん、一緒に歩んでください」と伝え、途中のインタビューVTRでも、ファンから言われてうれしいのは「演技が良かった」だと答えていた、根っからの俳優チョン・ヘイン。だからこそ、また次の作品が楽しみでならない。
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