“ザップファミリー”勢ぞろい「韓流ザップ祭2020」、 K×KEVINコラボ、「Apeace」新曲初披露など豪華スペシャルライブで観客を魅了!
“ザップファミリー”勢ぞろい「韓流ザップ祭2020」、 K×KEVINコラボ、「Apeace」新曲初披露など豪華スペシャルライブで観客を魅了!
BSスカパー! でレギュラー放送している「韓流ザップ」の公開収録イベント「韓流ザップ祭 2020」が 1 月 28 日(火)、東京・マイナビ BLITZ 赤坂にて開催され、“ザップファミリー”が一夜限りのスペシャルライブを披露した。

K(ケイ) の最新ニュースまとめ

この日、満員の会場でオープニングアクトを飾ったのは、番組アシスタントの「Apeace」。初のオール韓国語による10枚目のシングル「Feel So Good」で情熱的なパフォーマンスを繰り広げ、熱気ムンムンの中、幕を開けた。

そして、番組MCの高橋茂雄(サバンナ)、歌手K(ケイ)、情報サポーターのAKI、先生(ソンセン)のハロー植田などお馴染みのレギュラー陣がステージに登場すると、「『Apeace』がさらにカッコよくなってる」などと感想を言いながらオープニングのあいさつをし、本格的なライブステージへ。

トップバッターはメンバーの平均身長が186cmという、男らしくダンディーなビジュアルのボーカルグループ「D.tion」。これまでライブハウスで培ってきた高い歌唱力とダンスパフォーマンスで、別れた恋人への想いを歌った「Break Away」、オリコンのデイリーランキングで6位を獲得した「For You」、ファンへのメッセージを込めた「愛してる」を披露。私物プレゼントコーナーでは抽選を行い、「D.tion」が持ってきたパーカーがプレゼントされた。

2組目は、韓流ザップファミリーと言えるほどに多数出演しているKEVIN(元U-KISS)。透き通る歌声と圧倒的な歌唱力で、ポジティブなメッセージを込めた「Dreamer」、切ないバラード「愛してた~Still love you~」を熱唱。

「韓流ザップ」では自分のことをPRするのはもちろん、K-POPや韓国ドラマの話をしたり、おいしいものを食べたことが思い出に残っていると振り返ったKEVINは、韓国では旧正月がこの日で終わることから、韓国語のあいさつ「セヘボン マニ パドゥセヨ(あけましておめでとうございます)」を観客に伝授。KEVINに続き、観客も全員で声をそろえ、新年のあいさつをする一幕も。

また、私物プレゼントでは、ロックカップが偶然にも自分のファンに当たるという引きの良さを見せ、「僕のことを考えながら飲んでください」とKEVINスマイルを見せた。

3組目は「CODE-V」の元メンバー、サンウ、ルイ、ソルの3人によるユニット「Niiisan’s」。センターにソル、その両サイドにギターを抱えたルイ、キーボードを弾くサンウが並び、「We Can Dance」、「Black or White」、「Light」を披露。曲が始まった瞬間から、ライブ中のあおりやテンポの良いトークなど、ステージ慣れを感じさせる堂々たるパフォーマンスで、会場を終始ノリノリに盛り上げた。

また、私物プレゼントでは、2月12日にリリースされるミニアルバム「夢遊」のPV撮影で、実際にメンバーが着たというつなぎの衣装が、1人にプレゼントされた。

イベント前半の最後は出演者全員によるトークコーナー。番組HPに寄せられた視聴者からのメッセージや質問に、出演者が答えていった。「韓流ザップ」といえば、「告白のときに言われたい甘いフレーズ」が名物。「『D.tion』の甘いフレーズが聞きたい」というリクエストを受けた「D.tion」は、高橋が「君のことをずっと見てるよ」というフレーズがいいんじゃないかとアドバイスしたのに、リーダーのメイジュンが「僕のそばにいて」と自分流にアレンジ。すかさず、高橋から「俺が言ったやつと違う」とツッコミが入り、会場は大爆笑となった。

KEVINには、「Kさんとのコラボ曲はどうやって決めたんですか?」という質問が寄せられ、「Out of my life feat.K」でコラボしたいきさつを話す過程で、KがKEVINの話し方をマネすると、「なんで移んねん!」とここでも高橋のツッコミで、会場は笑いの渦に。番組さながらのわちゃわちゃトークが止まらない。 「忘れられない怖い思い出は?」という質問を受けた「Niiisan’s」は、ルイが韓国ファンミでのエピソードを公開。「皆さんの部屋に、おやすみあいさつに行ったら、何人かがすっぴんでいたんで、めっちゃビックリして、僕たちのファンはどこに行った?って(笑)」とユーモアたっぷりに話すと、「コラ」、「失礼だろ」と高橋やAKIらが総ツッコミ。去年でアイドルはやめたと言っていた「Niiisan’s」に、「アイドルをやめてからひどい」(AKI)、「いや、アイドルをやめて正解やったと思う」(高橋)と漫才のような軽快なやり取りに、ファンも笑いっぱなしだった。この後、スクリーンに、“ザップファミリー”のMINUEからのメッセージが映し出されたところで前半が終了。

後半は、「Apeace」のステージから勢いよくスタートした。ジャケットをヒラヒラさせる「脱皮ダンス」や、ヨンウクのアクロバットなどセクシーかつパワフルさ満載の「Never Ever End」、ワンチョル中心のフォーメーションで魅せる「HolyHeaven」と続き、観客を熱狂させた「Apeace」。

さらに、3月25日にリリースするニューシングル「GENTLEMAN」をステージ初披露!「僕たちと一緒に朝までパーティーしようぜという、ものすごく楽しい曲です」と曲紹介をし、パフォーマンスをいち早くファンにお披露目した。また、プレゼントコーナーでは、後ろに天使がプリントされたパーカーを提供し、ステージを後にした。

続いて登場したのは、歌手としてだけでなく踊れるMCとしてマルチに活躍するJINSEOK(元SHU-I)。自作曲の「Beautfulday」、聴いた人を元気づけたいというメッセージを込め、自身の心境を綴ったというバラード「あきらめない」を披露。

そして、ダンスナンバー「ShootingStar」でキレキレのダンスを見せ、魅力を発揮した。また、私物プレゼントでは、ゲームセンターでゲットしたという「アベンジャーズ」のグッズと腕時計をセットにし、1人にプレゼントされた。

パフォーマンスステージのトリを飾ったのは、やはりこの人、K。「Beyond the Sea」、「Curious」をピアノの弾き語りで、圧倒的なライブパフォーマンスを披露。体全体で楽しそうに歌うKに、客席からは自然に手拍子がわき起こり、あっという間にKワールドに。

そして、約4年続いた「韓流ザップ」が3月で放送終了することから、この4年間の思いを曲で伝えたいとし、もう1曲は「夏の夕暮れに詠うバラッド」を選曲。「アルバム収録曲なので、コアなファン以外知らない曲なんですけど」と前置きしたKは「軍隊に行くときのことを書いた歌詞があるので、さきほどのMINUE君もそうですけど、軍隊に行って帰ってくるメンバーもいたり、送り出す気持ちと迎える気持ちを改めて感じたこともあったので、ぜひこの場で歌いたいなと思って選びました」と甘く切ない歌声を響かせ、歌い終えると「いろいろ蘇ってきました。歌えてうれしかったです」と晴れ晴れとした表情を見せた。

その余韻も冷めやらぬ中、せっかくなんで、最後にもう1曲コラボしたいとK。「彼が僕に、“ぜひ一緒にコラボやりませんか?”って声をかけてくれました」とステージにKEVINを呼び込むと、Kのピアノで、KEVINが「君と僕の約束」を披露。Kが温かいまなざしを向けながら、KEVINの呼吸に合わせるようにピアノを伴奏し、KEVINも優しい歌声で、気持ち良くのびのびと歌う姿が印象的で、曲が終わって、ハグをする2人の姿も微笑ましかった。また、Kも最後にプレゼントコーナーで、準備したトイピアノをプレゼント。これで、全てのパフォーマンスステージが終わった。

エンディングでは、再び出演者全員がステージに集結。この4年を振り返り、高橋は「いろんな人と触れ合えて、韓国のアーティストの音楽に対する姿勢をこの番組を通して、僕もめちゃめちゃ知ることができました。いいメンバーやったなと思いますし、ありがたいなと思っています」と語り、Kは「番組をやって良かったなっていう一言に尽きます。いろんな出会いがあって、その中で、改めて自分もこれから何をやっていくべきなのかっていう答えもいろいろ見つかったので、この仕事をさせていただいて良かったです」とさまざまな出会いに感謝した。

そして、番組でアシスタントを務めた「Apeace」が感想を言っている流れで、「高橋さん、おめでとうございます!きょうは高橋さんの誕生日です!」とサプライズイベントに突入。Kがピアノを弾き始め、会場全員でバースデーソングを歌う中、ケーキも運ばれてくるなど、一気に祝福ムードに。「ちょうど、きょう誕生日で、番組でも何かしてくれよって言ってたんですけど、実際ケーキを出していただいて、K君のピアノで祝っていただけるっていうのが何よりうれしいです」と喜びいっぱいの高橋。

ところが、実は段取りでは、出演者全員が一言ずつ感想を言った後、Kの合図でこのサプライズをやる予定だったのに、なぜか「Apeace」が先走ったとAKIがネタばらし(笑)。それでも高橋は「いや~、順番はともかく、ありがたいです。ありがとうございます!」と感動したように感謝し、サプライズは大成功。
温かい雰囲気のまま、最後は「韓流ザップ」の企画からKが作詞、作曲した「Apeace」の「CHANGE my LIFE」をみんなで楽しそうに歌い、会場全体が一つになった。

改めて「Apeace」から「お疲れさまでした」と労いの花束を受け取った高橋とK。高橋は「いろんなアーティストの方がここから飛躍していってくれたり、いろいろ活躍しているのを見るのがうれしかったです。韓国のアーティストと日本のファンの皆さんをつなぐ一役を担えたんじゃないかなと思っています」と大役を果たした感想を明かし、Kは「僕らだけじゃなく、視聴者の皆さんとみんなで一緒に作った番組だと思います。4年間、本当にありがとうございました。最高に幸せでした!」と充実した表情で、番組への愛情を示した。

そして、高橋がいつかまた、“ザップファミリー”が集結できる機会があったらうれしいと期待を込め、イベントは大盛況で幕を閉じた。


Copyrights(C)wowkorea.jp 0