【公演レポ】「WEi」、パワフルなパフォーマンスと賑やかトークでファンを魅了!初の日本単独公演「WEi FIRST LOVE in JAPAN -Live & Fanmeeting-」開催!(画像提供:wowkorea)
【公演レポ】「WEi」、パワフルなパフォーマンスと賑やかトークでファンを魅了!初の日本単独公演「WEi FIRST LOVE in JAPAN -Live & Fanmeeting-」開催!(画像提供:wowkorea)
ことし3月にLoveシリーズの始まりを告げる4thミニアルバム「Love pt.1 : First Love」でカムバックした 「WEi」(ウィーアイ)が、4月29日(金)、神奈川・KT Zepp Yokohamaにて、単独公演「WEi FIRST LOVE in JAPAN -Live & Fanmeeting-」を開催した。

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全員がオーディション番組出身で、「PRODUCEX 101」に出演したキム・ヨハン、カン・ソクファ、「PRODUCE 101シーズン2」に出演したチャン・デヒョン、キム・ドンハン、「Under Nineteen」に出演したユ・ヨンハ、キム・ジュンソの6名からなる「WEi」。積み重ねてきた確かな実力と洗練されたビジュアルで大きな注目を集める中、2020年10月にファーストアルバム「IDENTITY:FirstSight」でデビューした。先月にはデビュー後初の単独コンサート「2022 WEi CONCERT ’FIRST LOVE’」を韓国で開催。そして日本では、初来日公演「WEi FIRST LOVE in JAPAN -Live & Fanmeeting-」を全5公演にわたり開催。多くのファンと時間を共にし、幸せな思い出を残した。

29日のライブ公演、初めてメンバーたちに会えるという緊張感が漂う空気の中、暗転したステージにメンバーの姿が現れると一気に高揚感が広がった。「Fuze」が始まるとともに、黒のパンツに白いシャツ、そして韓服をかたどった涼しげな羽織を身にまとったメンバーたちがライトに照れされると、会場の熱は急上昇。パワフルなダンスでファンの視線を釘付けにした。続く「TWILIGHT」では、ところどころで見せる笑顔で魅了しながら、キレのあるパフォーマンスを披露した。

MCの古家正亨が登場すると、ドンハンは「拍手〜」と言いながら古家に近づきハイタッチ。和やかな雰囲気のまま「We are WEi!こんにちは、WEiです!」とあいさつすると、1人ずつ自己紹介。古家と久々の再会となったデヒョンは「ぼくは古家さんの友達!冗談〜!」と笑い「ラップを担当しているWEiリーダー、デンちゃんです!よろしくお願いしまーす!」とあいさつ。「わたしはWEiのカリスマメンバー、ヨンハです!」と言うヨンハに、メンバーから「カリスマ見せて」との声が。勢いのある声で「ギアセカンド!」と『ONE PIECE』のルフィの技を真似してみせて盛り上げた。

「こんにちは〜!ぼくはWEiのかっこいいヨハンです!」、「わたしは豆もやしプリンス、ジュンソです!」と笑顔が続き、ドンハンは「こんにちは、ぼくは超かっこいいガイ、ドンハンです」とクールなトーンでキメ顔。「わたしはWEiのボイス、ソクファです!」と、ソクファはかわいらしさを滲(にじ)ませた。 3回目の公演となると「実家みたいです」というほど、リラックスした表情のメンバーたち。覚えた日本語を問われると、デヒョンは「会いたかった。キレイです。今日もっともっとキレイです。ちょっとお腹空いた」と、次々に言ってみせた。ヨンハは「全部言われてしまった」と言いつつも「ルームサービスお願いします!」と実用的な日本語を披露し笑いを誘った。韓国で習う”ひらがなソング”があると話すジュンソは「あ、い、うえお〜かきくけこ〜♪」と五十音の歌をしっかり最後まで歌い上げた。

メンバーから「初めて聞きました」と言われる中、さらにヨハンと共に「いってきま〜す、タニョオゲッスムニダ!」と2人しか知らない日本語学習ソングを歌い、満足げな表情を浮かべた。「RUi(=「Wei」のファン)!ナ(私)、幸せです!」と韓国語混じりで一言を放ったヨハンは、「ナだけ韓国語」とツッコミが入ると、「ぼくぅ〜!」と愛嬌ある声で訂正。ドンハンは「こーんにーちはー!」とお笑い芸人の「錦鯉」長谷川のギャグを満を持して披露するも、リズミカルにバンザイするように両手を挙げ、かわいさが加わったドンハンバージョンに仕上げられたギャグだったゆえ、観客はピンときていない様子。「誰も知らないですか?オンラインサイン会で日本のRUiが教えてくれたんです。日本でやったら抜群にウケると聞いたのですが…詐欺に遭いました?」と戸惑い、笑わせた。ソクファは、宿舎に帰ってきて靴を脱いだ時に誰も聞いていないなか言っているというセリフを実演。右手をまっすぐに挙げ「ただいまぁ〜!」と大きな声を出すソクファに、会場のあちこちから思わず「かわいい」との声が漏れ出した。「僕たちがステージに桜を咲かせますね」と告げ、始まったのは「BLOSSOM」。春の暖かい陽気と爽やかな風を感じるようなパフォーマンスで会場を包み込んだ。

スタイルの良さが際立つモノトーンの衣装に着替えたメンバーたちは、「All or Nothing」で自信に溢れた姿をダイナミックに表現。プロデュースを手掛けたデヒョンの「強いイメージや自信、新しい魅力を見せたい」という想いが込められた曲となっている。激しいダンスも魅力だが、動きを合わせるのが大変だったとし、ドンハンは「もっと動きを早くして合わせないといけないと言われた時の、深刻に真に受けるデヒョン兄さんがかわいかったです。自分が作った曲なのにリズムが合わせられないの?とからかったこともありました(笑)」と裏話も明かした。続く「Super Bumpy」で、会場のテンションはさらに上昇。パフォーマンスを終えると息を切らししゃがみこむメンバーたちからは、全力さが伺えた。

「爽やかでもあり甘くもあり、みなさんにちょっと甘えるようなかわいい曲です」とソクファの紹介で始まったのは「Bad Night」。ステージに座りファンと目線を合わせたり、ハートを送ったり、手を振ったりと、コミュニケーションをとりながら歌い上げるメンバーたち。「おやすみ〜!」と言葉を残し、ステージを後にした。

白のナポレオンジャケットで王子様のような装いのメンバーたちが、「DOREMIFA」で再び登場。ステージ端まで行ったり、ポーズをとったり、メンバーをおぶったりし、続く「Diffuser」でも自由な姿でステージを楽しんだ。「Diffuser」にちなんで、メンバーの香りについて古家に問われると、デヒョンが「僕の香りは犬!」といきなり予想外の回答。「石鹸の香り」と自称するヨハンには、すかさずドンハンが近づき香りチェックが入った。「(デヒョンは)犬の香り、(僕は)猫の香り!」と猫のようなポーズをするかわいいヨンハ。ジュンソは「僕はカバ」とキテレツ回答で観客を笑わせた。動物縛りの答えが続いているなか「僕は和牛」というドンハンに、「たくさん食べたからね」とジュンソからツッコミが。ソクファが「僕は妖精だからベビーパウダー!」と言い放つと、ドンハンはソクファに顔を寄せ、への字口になり首を傾げおどけた様子。メンバーたちが「ベビーパウダーじゃなくてチキンパウダーじゃないの?」と冗談めかして言うと、「猫じゃなくて猫トイレの臭いじゃない?」と反撃し笑いを誘った。

デヒョン、ヨハン、ヨンハが作詞に参加した「BYE BYE BYE」で、スタイリッシュなパフォーマンスを見せると、続いて披露する「Too Bad」の話題へ。「好きな人に告白したいけど、勇気が出せず恥ずかしい気持ちを歌った曲」ということで、メンバーからRUiへ愛の告白をすることに。告白(韓国語でコベク)に掛けて「Go back!」とユーモアを見せたかと思えば、「RUiという星がもっと輝けるように、暗い夜空になってあげます!」と詩的な言葉を贈るソクファ。「今日もとても楽しかったです。毎日、僕たちを、幸せな、ヘビを(日々を)」とつっかえるドンハンは、ジュンソの囁きアシストを受けながら「満たしてくださって、ありがとうございます!」と伝え、ハートポーズで締めくくった。「幸せな時間を作ってくださってありがとうございます。今日いい夢を見てください。僕の夢を見て!」と合わせた両手を顔に近づけ、おやすみポーズをするジュンソ。「日本で好きな歌があります」と言うヨハンは、「ONE OK ROCK」の「Wherever you are」をワンフレーズ歌唱。ファンの心を掴むも、「ほとんど英語でしたね」とのメンバーからの指摘に「君を想う気持ち!」と日本語部分を強調。

賑やかなまま「僕はタイムフライヤー♪」とヨンハもワンフレーズサービス。そして「二度と来ない今日が、みなさんの大切な思い出になったらと思います。あいしています!」と身振り手振り、たどたどしい日本語で懸命に伝えた。デヒョンは「今日本当に最高でした。ありがとうございます。僕はあなたのものだよ!忘れないで!」と流暢に話した。そして、「Too Bad」ではハツラツとした魅力を放ち、ファンたちにさらなるエネルギーを与えた。
デビューが決まった時の心配や不安、楽しみや嬉しさ、今の前向きな気持ちや、複雑な心境を吐露する素直な言葉が語られたVCRが流れると、真剣な面持ちで見入るファンたち。最終目標やRUiへの気持ちも明かされ、VCRが終わると温かい拍手で会場が包まれた。

再びステージに姿を現したメンバーたちから、最後のあいさつ。「本当にワクワクしていました。次にいつ来れるかはわかりませんが、心の中でいつも僕たちを想っていてください。僕たちを呼んでくださったらいつでも駆けつけます」(ソクファ)、「とても嬉しくて意味のある日々でした。これからは東京、横浜、大阪、名古屋でも会いましょう。愛してます」(ドンハン)、「良い思い出をありがとうございました。力をくださってありがとうございました。また来ますのでぜひ会いましょう」(ジュンソ)、「日本には公演でも家族旅行でも来たことがありましたが、来るたびに良い記憶を持ち帰ることができました。今回も良い記憶を持ち帰ることができそうです。また来たいと思います。あいしてる!」(ヨハン)、「日本に来てから時間が経つのが早かったです。またすぐにお会いできると思うので、その時はたくさん歓迎してくださいね」(ヨンハ)、「次のアルバムを出したらかっこよく活動して、また日本に来ますので、その時は歓声をあげて一緒に遊べると嬉しいです」(デヒョン)と伝えた。

ラストの曲はファンソング「16番目の星」。ファンが掲げるサプライズスローガンで埋まる客席を目に焼き付けるように眺めながら、気持ちの込もった歌声を会場に響かせた。優しく温かい雰囲気のまま、イベントの幕は閉じた。




【公演概要】
■タイトル: WEi FIRST LOVE in JAPAN -Live & Fanmeeting-
■会場・日時・内容:
・KT Zepp Yokohama
2022年4月28日(木) 19:00 Live
2022年4月29日(金・祝日) 14:00 Fanmeeting / 18:00 Live
・Zepp Namba
2022年5月2日(月) 15:00 Fanmeeting / 19:00 Live


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