以前、当校のとある先生が教室でボールペンを落としてしまい、探されていました。
「어디 갔지 ?(オディ ガッチ?/どこいったんだろう)」と言いながら、机の下などを
のぞき込んでいます。その後、日本語でこう叫びました。
「探した!」
皆さんだったらこんなとき、なんと言いますか?そう、「あった!」ではないでしょうか。
そうなんです。韓国語ではこんなとき、
「찾았다 !」(チャジャッタ!/見つけた!)
と言うのです。
先生は瞬間的に「찾다 」を「探す」に置き換え、そう叫んでしまったのでしょう。
さて、逆のことを考えてみましょう。日本語ではこのシチュエーションの場合
「あった!」というので、日本語話者の方の中で、「있었다 !(イッソッタ)」と
言ってしまう方をたまに見かけます。
しかし、これはかなり不自然です。
ただ「있다 (イッタ/ある)」という単語も使えないことはありません。
冒頭のようなシチュエーションにおいては、
「여기 있다 !」 (ヨギ イッタ/ここにある!)
と言うこともできます。
また、例えばそんなに必死に探していないシチュエーションで、
「교과서 어디에 넣었지? ……아、여기 있다 .」
(キョガソ オディエ ノオッチ? ア、ヨギ イッタ/
教科書どこに入れたかな。あ、ここにあった)
と軽く言ういうときにも使いますが、冒頭のように「一生懸命探して見つけた」
ときは、「찾았다 !」が最適と言えましょう。
ちなみに、中国語でも(ヨルシミ勉強中!)このようなシチュエーションでは
「探す」という単語を使い、「探し当てた!」というような文章になるのです。
英語では、その他の言語では……?と想像すると本当に楽しいです。
また、昨年の秋韓国で話題になったドラマ「成均館スキャンダル」の
主題歌は、東方神起メンバーの歌う「찾았다 」という曲ですね。
歌詞は「やっと探していた人に出会えた」というような歌詞です。
とても良い歌なので、歌詞からいろんな韓国語も学べそうですよ。
ご参考までに!
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