本日、受講生の方から珍しいものを頂きました。「立春大吉」と「建陽多慶」のお札で、韓国国立民族博物館がこの時期配布しているものです。
※画像はこちらにアップ
(当校Facebookページ)しましたのでぜひご覧
ください!

これは「입춘첩(イプチュンチョプ/立春帖)」と呼ばれ、このお札が入った封筒の裏には、こんなふうな解説が書いてあります。

입춘은 24절기의 첫 번째 절기로서 보통 양력으로 2월4일 경입니다.
이 날을 맞아 새해의 복을 기원하는 마음으로 대문이나 기둥 또는 벽에
써 붙였던 글씨가 입춘첩입니다.(以下省略)

(立春は24節気の最初の節気(※)で、通常陽暦では2月4日前後です。
この日を受け、新年の多幸を願う気持ちで家の門や柱、また壁に付けたのが立春帖です)
※節気(せっき):陰暦の季節の区分。立春、夏至、春分、大寒など

この「立春大吉」の札を飾るという文化が韓国にあるということを私は恥ずかしながら知らなかったのですが、周囲に聞いてみると、日本でも商売をしているお店などでは見か
けたことがあるという人もいました。

韓国では割とメジャーで認知度は高いながらも、「実際、家に飾っている」という人はそんなに多くなさそうです。

さてこの「立春大吉」、調べれば調べるほど奥が深い!、節分と大いに関連性があるのですね。調べてみたら面白い記事を読んだのでご紹介させて頂きます。

「豆知識Press」、「立春2015年はいつ?意味や食べ物【立春大吉】とは
」より抜粋させていただきます。

「2015年の立春は、2月4日となっています。立春は、節分の翌日と覚えている方も多いと思いますが、実は節分は必ずしも2月3日とは決まっていません。節分が2月3
日とされるのは2024年までとされ、2025年では2月2日なります」

なんと、節分が2月2日になる!?
ウィキペディアで「節分」と調べてみると、さらに詳しく載っています。

「むかし、節分は2月3日だったのよ」なんて日が来るのでしょうか。興味津々です。




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