文大統領「利害衝突防止法の国会通過を歓迎…LH事態のようなことを繰り返してはならない」=韓国(画像提供:wowkorea)
文大統領「利害衝突防止法の国会通過を歓迎…LH事態のようなことを繰り返してはならない」=韓国(画像提供:wowkorea)
ムン・ジェイン(文在寅)大統領が30日‘公職者利害衝突防止法(利害衝突防止法)’の国会通過を歓迎した。韓国土地住宅公社(LH)事態を機に民心が大きく悪化した後、ようやく利害衝突防止法が国会本会議で可決されたことに対する反応だ。

文大統領はこの日の午後、SNSを通じ「『公職者利害衝突防止法』の国会通過を大きく歓迎する。『不正請託禁止法』(キム・ヨンナン法)に続き8年ぶりだ。清廉な公職社会に向かう制度的枠組みが構築された」と述べた。

文大統領は「『不正請託禁止法』が公職者の金品と供応授受を禁止する事後的統制装置なら、『利害衝突防止法』は公職者の職位と情報を利用した私的利益追求を未然に防止し、公職腐敗を事前に遮断するための強力な予防装置だ」と評価した。

続いて「これにより公職腐敗の事後統制と事前予防の制度的装置がすべて設けられたという点でとても大きな意味がある」とし「公職社会の清廉水準をもう一段階高め、韓国社会全体の透明性と公正性を強化する契機になると信じている」と強調した。

文大統領は「利害衝突防止法は発議と廃棄を繰り返し、国会の敷居をまたぐのが容易ではなかった」とし「韓国政府は20代と21代国会に政府案を連続提出するなど、持続的な努力を傾けてきた」と回想した。

さらに「今回、実を結んだのは最近、国民の怒りを買ったLH事態が強力な立法動力になった」とし「再びこのようなことを繰り返してはならないという反省と改革意志が意味深い立法成果を成し遂げる力になった」と評価した。

文大統領は「この法が施行されれば、公職者の不正な不動産投機はもちろん、私的利害関係を活用した取引や契約締結、不公正採用など、公職腐敗の芽を根本的に遮断するのに大きな役割を果たすことになる」とし「公職者全員が公職倫理を再確認し、新たな覚悟で出発する契機になるよう政府はもっと努力する」と述べた。

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