韓国の国会 国民同意請願 掲示板にあげられた「女性も徴兵対象に含めてください」(参加人数285,437人)(画像提供:wowkorea)
韓国の国会 国民同意請願 掲示板にあげられた「女性も徴兵対象に含めてください」(参加人数285,437人)(画像提供:wowkorea)
韓国では 「女性の徴兵」を求める “国会 国民同意請願”が、同意の条件である10万人を満たした。これにより「女性徴兵制」問題は、国防委員会に公式回付される予定である。

先月22日 国会 国民同意請願の掲示板には「女性の義務軍服務に関する兵役法の改定に関する請願」があげられた。

この請願人は「人口減少により軍兵力が減り続ける中、国防力の弱体化が懸念される」とし「戦争も技術をもって戦うとはいうが、結局は この地を占領するのは機械ではなく軍人だ。軍兵力の減少を防ぐためには、女性の軍服務を “選択ではなく義務”へと 法を改定してくださることを願う」と伝えた。

つづけて「兵務庁は 頭数を揃えようとして、軍隊に送るべきでない健康面で適さない男性たちも軍隊に送ろうとしている」とし「そのような男性たちを強制的に軍隊に送ることより、健康な女性たちを軍隊に送るほうがよい」と主張した。

請願人は、北朝鮮・イスラエルなどが行なっている女性徴兵制の事例も紹介し、兵役法の改定を求めた。

国民同意請願は 30日以内に10万人以上の同意を得れば、所管の常任委員会に公式に回付され、審査を通じて本会議で採択されれば、国会または政府が必要な措置をとることになる。しかし 今年1月 国民請願同意を得て以降 国会常任委員会に回付された10件余りの請願のうち、本会議に付議された請願はないことが伝えられている。

先月19日に青瓦台(韓国大統領府)国民請願掲示板にあがった「女性も徴兵対象に含めてください」というタイトルの請願も、28万人を越える同意を得たことで、青瓦台からの答弁条件を満たした。

ただ 国防部(防衛省)は、最近あがっている “女性徴兵制導入”の要求に対して、事実上「時期尚早だ」という立場を伝えている。

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