AFP通信などによると、ジャン・カステックス首相は20日(現地時間)、パリ郊外のワクチン接種センターを訪問し、こうした計画を明らかにした。フランスはもともと、来月15日から18歳以上の成人すべてを対象にワクチン接種を認める計画だったが、これを繰り上げた。
対面接触が多い教師や警察、バスやタクシーの運転手、刑務官、レジ職員、清掃員、ホテル職員などは24日から早く接種を受けることが可能だ。
コロナ新規感染者の規模と重患者の数が減っている状況で、ワクチン接種の速度を上げるということだ。20日現在、フランスでは全人口の32.9%、成人人口の42.0%がコロナワクチン1次接種を終えた状況となっている。2次接種は全体人口の14.1%、成人人口の17.9%が終えている。
先月初め、フランスでは1日に5万人以上のコロナ感染者が発生し、重患者室に入院する患者も5000人を超えていたが、3次移動制限令を経て、新規患者の規模は1万人、重患者室の患者も3000人台へと減った。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 83