きょう(31日)韓国海洋水産部(省)によると、韓国政府は 竹島への入島映像システムを構築し サービスを開始する予定である。韓国政府の関係者は「独島のリアルタイムの映像を提供し、常時 モニタリングをする予定だ」とし「これを通じて 独島に対する国民の親密さが高まり、入島客への安全管理も強化されるだろう」と伝えた。
岸信夫防衛相は今月13日、菅義偉首相主宰の閣議で “2021年版 防衛白書”を報告した。防衛省は「(日本の)固有領土である北方領土と竹島の領土問題が、依然として未解決状態にある」として、竹島領有権を主張した。このような発表の後 韓国政府は「独島領有権の毀損(きそん)だ」として、強く対応した。
韓国 海洋水産部は「福島原子力発電所処理水排出」と「竹島領有権の主張」に対して、日本に強く抗議している。ムン・ソンヒョク (文成赫)海洋水産相は、福島の海産物輸入を要求している日本に対して「国民の安全、食卓を脅(おび)かす どのようなこともあってはならない」と警告した。つづけて「独島に対する科学的研究成果を蓄積している」とし「海洋領土を確固として守護していく」と強調した。
現在 ウルルンド(鬱陵島)にある韓国海洋科学技術院(KIOST)による鬱陵島・竹島の海洋研究基地が、竹島研究を進めている。KIOSTの研究チームは、2014年 鬱陵島に研究基地が開所されて以来、毎月 竹島の現場を訪れている。彼らは 韓国内で最初に「独島アシカ」の骨を確保し、国際遺伝子銀行に「Dokdo」の名称で登録するという成果を収めた。
一方 韓国海洋警察庁は 3000トン級の警備艦を建造するなど、竹島の警備を強化している。警備艦の建造には 2021年から2024年までの4年間で、予算900億ウォン(約85億7150万円)が投入される。竹島警備艦が建造されるのは、2017年 ムン・ジェイン(文在寅)政府の発足以降 初めてである。キム・ホンヒ海洋警察庁長は「わが領土である独島に対する日本の挑発に、隙間なく断固として対応していく」とし「海軍とも協力し、挑発に対応していく」と強調した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 96