出所して1か月の男性…電子足輪つけて女性の身体を1万5000回撮影＝韓国平澤市

韓国で性犯罪の前科があり、電子足輪をつけた40代の男性が街中で不特定多数の女性の身体部位を不法撮影し、警察に逮捕された。

キョンギド（京畿道）ピョンテク（平澤）警察署は性暴力処罰法上のカメラ等利用撮影の容疑で李某容疑者（48）を拘束し、取り調べを行っていると20日、明らかにした。

李容疑者は今年5月8日から今月12日にかけて、平澤市一帯において自身の携帯電話のカメラで路上を歩く女性たちの足など、身体部位を1万5000回以上も撮影し、所持していた容疑が持たれている。

李容疑者は犯行がばれないよう、無音撮影が可能なスマートフォンアプリを使っていたことが取り調べの結果分かった。

警察は「ある男性が女性の後をつけて、歩きながら写真を撮っている」という内容の通報を受けて出動し、住居地で李容疑者を逮捕した。

李容疑者は過去6回の性犯罪によって電子足輪装着命令を受けた身上登録対象者であり、電子足輪を装着した状態で犯した窃盗容疑で実刑を受け、今年4月に出所して約1か月後からこのような不法撮影をしていたことが明らかになった。

警察は李容疑者が所持していた携帯電話のデジタルフォレンジックを通じて余罪などを調査している。