「騒音トラブル」殺人犯、計画的な犯行を認める=韓国(画像提供:wowkorea)
「騒音トラブル」殺人犯、計画的な犯行を認める=韓国(画像提供:wowkorea)
騒音トラブルにより上の階に住む家族に凶器を振りかざし2人を殺害した30代の男性が、計画的な犯行だったことを認めた。当初は偶発的な犯行だったと主張していた。

先月30日、チョンナム(全南)・ヨス(麗水)警察署は、「A容疑者は5年前から上の階の住人と騒音トラブルになっていたという。犯行当時、腹を立てて犯行(殺人)を決心し上の階に向かったと話している」と明らかにした。

警察は、A容疑者が3か月前に凶器を購入し、犯行当時、部屋のドアを叩いた後に被害者を見るやいなや凶器を振りかざすなど、犯行をあらかじめ準備していたものとみて捜査を進めて来た。

しかしA容疑者は、「凶器は護身用に購入し、数か月前から犯行の準備はしていない」と主張してきた。また、29日にクァンジュ(光州)地方裁判所・スンチョン(順川)支部で開かれた拘束令状実質審査の過程でも被害者に対して謝罪をしないなど、沈黙を貫いた。

日雇い労働者のA容疑者は普段、仕事を終えて帰宅すると1人で生活していたという。人と会うこともなく会話もしない典型的な「ひきこもり」だったと伝えられた。

実際に、犯罪心理分析官が殺人・殺人未遂の容疑で拘束されたA容疑者に対し3回の心理調査を実施した結果、「内向的なひきこもり型の性格」と判断された。

警察は来月初めまでに捜査を終え、事件を検察に送致する予定だと伝えられた。

A容疑者は先月27日午前0時33分、アパートの上の階に住む家族4人に凶器を振りかざして30代の夫婦を殺害し、被害者の60代の父母には重傷を負わせた。被害者夫婦の10代の子ども2人は、部屋で寝ていたところ驚いて部屋の鍵を閉めたため難を逃れた。
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