全海チョル氏(資料写真)=(聯合ニュース)
全海チョル氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部第2次長を務める全海チョル(チョン・ヘチョル)行政安全部長官は3日、同本部の会議で新型コロナウイルスの感染状況について、1人の感染者が何人に感染させるかを示す実効再生産数が先週1.2に上昇したと明らかにした。7月の第3週以来の高水準だという。 大規模な人の移動があった秋夕(中秋節、今年は9月21日)連休の影響などで感染拡大の勢いは収まっていない。全氏は10月上旬にも2度の連休があることに言及し、「人の移動の増加などを踏まえるとさらなる感染拡大の懸念が大きい」と述べた。 同氏によると、9月最終週の1日平均の新規感染者数は前週と比べ22%増加。首都圏の大規模病院や市場などで集団感染が発生しており、短期間に感染拡大を抑えるのは難しいとの認識を示した。
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