2日、仁川警察庁女性青少年捜査隊はストーキング犯罪の処罰などに関する法律違反および特殊脅迫などの容疑でA容疑者(57)を拘束し、検察に送致したことを明らかにした。
警察によると、A容疑者は7月中旬、元恋人のBさんが知人たちと一緒にいたカフェにやってきて、車で店に突進すると脅した容疑などが持たれている。
A容疑者はBさんの車と自転車、Bさんの知人の車などにそれぞれ位置追跡装置を取り付け、7月から10月末までの4か月間にわたり、追跡を続けていたことが分かった。
実際、A容疑者は計4台の位置追跡装置を取り付けていたことが取り調べの結果分かった。警察はBさんの自宅で位置追跡装置2台をさらに発見した。
警察は、現場の監視カメラを分析し、身分を隠そうと防塵服を着たA容疑者がBさんの車などに位置追跡装置を取り付ける映像を確保した。
A容疑者は警察で「位置追跡装置はインターネットで買った。彼女(Bさん)は別れようと言ったが受け入れられなかったため、後をつけ回すようになった」と供述したという。
仁川警察庁は事案の重大性と被害者保護措置が必要だという点などを考慮し、直接捜査を行い、先月26日にキョンギド(京畿道)内で身を隠していたA容疑者を逮捕した。
一方、警察は位置追跡装置を利用した犯罪予防のため、装置購買者に関する情報を管理し、捜査機関で確認できるようにする方向で制度を改善してほしいと放送通信委員会と国会に建議した。
警察関係者は「ストーキング犯罪は凶悪犯罪につながる可能性が高く、初期段階から迅速かつ厳正に対応する。被害者の身辺を先制的に保護する措置を取り、追加被害を防止する」と述べた。
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