軍内のコロナ3次接種は当初、12月27日から始まる予定だった。
しかし、軍内のブレイクスルー感染など厳しい状況を考慮し、軍病院や師団級医務隊など91の接種機関のうち41の接種機関は、今週に接種を開始することにした。
残りの接種機関も来週から接種を始め、来年1月14日までにすべて完了する計画だ。
軍でワクチン接種を完了しても2週間後に感染が確認されたブレイクスルー感染は、この日現在981人と1000人台に迫った。
3次接種はファイザーで行われる予定であり、1次・2次接種時と同様に個人の自発的同意の下で実施される。
軍当局は‘副反応専担チーム’を24時間体制で運営して、接種の現況をリアルタイムで確認し、副反応が現れた場合には迅速な措置と医療相談に応じる方針だ。
国防部は、安全な予防接種に向けた体系的な事前準備を強調している。
軍接種機関は、機関別日程により接種前までに接種人材の教育、模擬訓練、副反応対応チームの準備などをすべて終える予定だ。
また、各部隊は接種対象者の安全な接種のため、部隊運営を事前調整し、接種前後の部隊員たちが防疫守則を徹底的に順守するようにしている。
予防的隔離期間に予防接種が不可能な休暇復帰者の場合、各部隊レベルで所属将兵の休暇基本権が円滑に保障されるよう、3次接種時期と休暇計画を事前調整することにした。
ソ・ウク(徐旭)国防部長官は「現在、コロナ拡散傾向を抑制するための最も効果的な方案は3次接種を早期に完了することである。軍内の3次接種が安全な中、早期に完了できるよう最善の努力を尽くす」と強調した。
続いて「将兵の人権保障と3次接種および防疫管理が調和を成すよう、各級指揮官のきめ細かな部隊管理と将兵たちとの積極的な疎通努力を傾けてほしい」と述べた。
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