拠点専門病院に指定された同病院は2019年の開院時、韓国国内の大学病院で初めて基本病室を3人部屋とし、すべての重症患者室を個室にするなど、院内感染リスクを減らす新しい基準を適用したという評価を受けている。特に、2020年3月から2021年4月まで徒歩やドライブスルーの検査所を設けて1万6,929人を検査するなど、第一線でコロナ対応に全力を尽くしてきた。
今後、同病院は現在運用中のコロナ重症患者病床を7床から、重症患者病床15床、準重症患者病床30床、中等症患者病床120床の計165床に増やし、新型コロナウイルスの治療に対応する方針だ。
ユ・ギョンハ梨花医療院長は、「新型コロナの感染拡大が続いており、現在治療用の病床数が絶対的に不足した状況」だとし、「ソウルにある大学病院で初めて拠点専門病院に指定されたことを受け、患者の治癒に向けて当病院の医療陣を含む全職員で最善を尽くしたい」と語った。
この日午後、ムン・ジェイン(文在寅)大統領は同病院を訪問しコロナ病棟などを視察、医療陣を激励した。
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