予防接種被害調査班は、現在までに計50回の会議を開催し、ワクチン接種後に発生した副反応申告事例に対する因果関係について検討したと24日明らかにした。調査班は、検討想定された計5264件(死亡1436件、重症1579件、アナフィラキシー2249件)のうち、837件(死亡2件、重症5件、アナフィラキシー830件)について因果関係が認められたと説明した。また90件(死亡14件、重症76件)は根拠不十分となった。根拠不十分な事例は、3000万ウォン(約285万円)以内の医療費などを支援しており、根拠が確定されれば見直される予定だ。
第50回会議(2月18日)では、新規98件(死亡37件、重症25件、アナフィラキシー36件)および再審1件(重症1件)について審議し、このうちアナフィラキシー14件の因果関係が認められた。重症2件(急性心筋炎)は、根拠不十分であった。
調査班は、第50回会議に提出された、新規死亡および重症副反応事例を分析した結果、新規死亡申告事例37件の平均年齢は68.2歳(28~98歳)であり、このうち31件(83.8%)は、高血圧・糖尿・高脂血症・脳血管疾患などの基礎疾患があった。また、接種したワクチンは、アストラゼネカ(3件)、ファイザー(21件)、アストラゼネカ・ファイザー交差接種(2件)、モデルナ(6件)、アストラゼネカ・モデルナ交差接種(5件)などだった。
新規重症申告25件の平均年齢は55.8歳(15~82歳)であり、このうち17件(68%)は基礎疾患があった。接種から症状発生までの平均期間は12.9日(0~59日)、接種したワクチンは、ヤンセン(1件)、アストラゼネカ(1件)、ファイザー(11件)、モデルナ(6件)、アストラゼネカ・モデルナ交差接種(6件)などだった。
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