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4日、weiboにはオリオンが中国とロシアだけで値上げし、他国と違って品質の低い原材料を使っているという疑惑を提起する書き込みが相次いでいる。それと同時に「オリオンよりおいしいチョコパイ」、「オリオンチョコパイ代用国産菓子紹介」などのハッシュタグをつけた掲示物が大きな人気を得て、不買運動に火をつけている。
このような掲示物が後を絶たない理由は、これに先立って、あるネットユーザーがオリオン価格の値上げに関する報道掲示物を共有したためだ。該当記事をよく見ると、オリオンが2021年9月1日から一部のパイ製品の価格を引き上げるという内容が含まれている。昨年の記事を最近の記事のように掲載したのだ。
それだけでなく、韓国現地と中国で販売されているチョコパイの原材料が違うとの主張まで拡散されている。原材料名を見ると、韓国で販売されるチョコパイにはココアプレパレーションが入っているが、中国ではココアバター代替物が入っているという。また、ココアバターは天然脂肪で、適量を摂取すれば脳血管を保護する役割をするが、ココアバター代替物は植物性油脂を精製して作ったトランス脂肪酸の一種なので、頻繁に摂取すれば健康を害する恐れがある」と主張した。
論議が広がると、オリオンはこうした主張は「誤解」だと一蹴した。昨年9月の引き上げ以降、全ての製品に対して追加の値上げを行っておらず、国ごとに現地人件費や原材料価格などが異なるため、値上げ幅も少しずつ違うように反映しただけで、中国やロシアを狙っているわけではないという説明だ。また、チョコパイに入る原材料は全世界で同じで、大半の原料供給会社も同じ企業だと説明。韓国製品の原材料名をインターネット翻訳機に翻訳した場合、2つの製品名が一致しないため誤解が生じたとも付け加えた。
オリオンの釈明にも中国の消費者らの反応は依然、冷ややかだ。むしろ、今回の事件を通じてオリオンが韓国企業であることがわかったとして、不買運動を続けるという反応だ。
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