新型コロナ飲み薬、「ステルスオミクロン」にも効能=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナ飲み薬、「ステルスオミクロン」にも効能=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国疾病管理庁・国立保健研究院は6日、国内に導入された飲み薬「パクスロビド」と「ラゲブリオ」を対象に、オミクロン株の細部タイプであるBA.1、BA.1、BA.2ウイルスに対する抗ウイルス効能を評価した結果、効能が維持されると発表した。このうちBA.2は、よくオミクロンと呼ばれるBA.1より感染力の高いステルスオミクロンを意味する。

 分析の結果、オミクロンの細部系統株に対する抗ウイルス効能はデルタ株に対する効能と比較すると0.7~2.4倍と差があるが、効能は維持されると判断された。

 注射剤として使用中のベクルリー(成分名:レムデシビル)も、オミクロンの細部系統株に対する抗ウイルス効能が維持されていることを確認したと研究院は伝えた。

 クォン・ジュンウク国立保健研究院長は「新型コロナウイルス変異株発生時、国内で使用中の治療薬の効能を持続的に評価する予定」とし「国立感染症研究所新型ウイルス研究センターを中心に運営している抗ウイルス拠点実験室との協力を通じて、治療薬の探索技術高度化など治療薬開発対応力量を強化する」と述べた。

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