朴順愛、教育部長官候補(画像提供:wowkorea)
朴順愛、教育部長官候補(画像提供:wowkorea)
5日、パク・スネ(朴順愛)社会副総理兼教育部長官候補が2001年に飲酒運転で摘発された時、運転免許取り消し基準を大きく上回る泥酔状態だったことが分かった。

共に民主党のクォン・インスク(権仁淑)議員室がこの日、最高裁判所から提出された資料によると、朴候補は2001年12月17日の午後11時頃、ソウル市チュン(中)区一帯の道路で飲酒運転をして警察に摘発された。

摘発時の血中アルコール濃度は0.251%で、当時の免許取り消し基準の0.1%より2.5倍高い数値だった。

現行の道路交通法によると、血中アルコール濃度0.2%以上は2年以上5年以下の懲役や1000万ウォン(約104万4870円)以上2000万ウォン(約208万9740円)以下の罰金刑に処される。

検察は2002年2月18日、朴候補を道路交通法違反(飲酒運転)容疑で略式起訴し、朴候補側は罰金刑略式命令を不服として正式裁判を請求した。

ソウル中央地方裁判所は同年9月12日、罰金250万ウォン(約26万1200円)刑の宣告を猶予する処分を下した。

飲酒運転当時、朴候補はスンシル(崇実)大学行政学科助教授だった。大学側が当該事件後、朴候補を懲戒したかどうかは知らされていない。

権議員は「朴候補の飲酒運転履歴そのものも問題だが、事実上泥酔状態で運転して摘発されたという事実は非常に衝撃的だ。血中アルコール濃度の数値上、最も高い水準の処罰を受けなければならないのに宣告猶予処分を受けた情況も疑わしい」と指摘した。

続いて「今年から飲酒運転で懲戒を受けた場合、校長任用提請でも永久排除するようにするなど、教職社会の飲酒運転に対する警戒心が強化されている。泥酔飲酒運転履歴がある候補が果たして幼・小・中・高から大学、生涯教育まで責任を負う教育部の首長として資格があるのか。『候補の反省』で片付く問題ではないと思う」と付け加えた。

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