先月27日、中古取引サイトでは、ことし2月に発売されたgalaxyS22ウルトラを「レンタルしてあげる」という文章をあちこちで見つけられた。個人が持っているスマートフォンを貸したり、最初からレンタル業者を立ち上げて貸し出したりしている。
galaxyS22ウルトラを一日レンタルするために支払う金額は平均4~6万ウォン(約4000~6000円)だ。そこに保証金名目の金額が約6~7万ウォン(約6000~7000円)発生する。保証金は本体返却時に問題がなければ返してもらえるものだ。
galaxyのスマートフォンを持っている人も、最新のものをレンタルしたりする。基本アプリである「スマートスイッチ」でデータを移し、元々使っているスマートフォンのように使用することができる。レンタル時にはレンタルの日付と目的を明らかにすることが一般的で、直取引や配送を通じて取引が行われる。
短期間でgalaxyのスマートフォンをレンタルする理由は、好きな歌手のオフライン公演がある時に写真を撮るためだ。galaxyS22ウルトラは最大100倍ズームが可能で、遠くにいる芸能人を高画質で撮影できるのだ。こうして撮った写真は、自分のスマートフォンに転送して大事に保管する。
26歳のAさんは、最近Twitterを通じてgalaxyS22ウルトラを一日4万ウォン(約4000円)でレンタルし、保証金は6万ウォン(約6000円)だったという。「レンタル業者は比較的低価格だが、当時は全て品切れで、Twitterを通じてレンタルした。Twitterに掲載されたもののうち、合理的な商品を見つけるのが難しかった」と説明した。
また「一過性のコンサートのためにスマホを替えるのは簡単なことではないし、普段はiPhoneを使いたいという人もいる。galaxyS22ウルトラの100倍ズーム機能で写真を撮るためにレンタルサービスを利用する」と語った。
「スマホレンタル」という現象は、差別化された経験を好むMZ世代の特性とスマートフォンのカメラ技術の発展が一致して起きたものだ。MZ世代はYouTubeやTwitterなどのSNSに「galaxyS22ウルトラで撮った」というタイトルの映像や文章を掲載し、自分が感じた特別な経験を共有する。これまでにも超望遠レンズのついたデジタル一眼レフカメラでアイドルの写真を撮る“撮りオタク”文化があったが、高い装備の代わりに操作が簡単なスマホカメラへの需要ができたのだ。
Aさんは「写真を撮ったら、後日その時を思い出せるだけでなく、他の人たちにはない写真を持てるというのがいい」と述べた。
日頃、コンサートV-LOG映像を楽しんで見ている25歳のイさんは「スマートフォンは、普通のカメラと違って操作が簡単なので多くの人が撮影してそれをYouTubeなどのSNSに共有している。私が撮った映像は思い出になるし、他の人が撮った映像を見るのはまた違う楽しさがある」と説明した。
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