中国・深セン、市全体での“完全なロックダウン”はせず…感染抑えられるか=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・深セン、市全体での“完全なロックダウン”はせず…感染抑えられるか=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・広東省深セン市当局は1日、新型コロナウイルス感染症予防対策に関する記者会見を開き、「市全域において『静黙管理』を実施するわけではない」と、完全なロックダウンについて否定した。

深セン市衛生健康委員会の発表によると、9月1日の一日で同市において新たに87人の感染者が確認された。このうち50人が感染確定例、37人が無症状感染例である。

同委員会の代表は記者会見で、ここ数日、深セン市で一日あたりの新規感染者数が増加していることについて、感染が多数の地域で散発的に発生していると指摘し、「しばらくの間、一日あたりの新規感染者数は比較的高い水準を維持するものと予想される」と話した。

それと同時に、社会面(隔離管理対象以外の一般コミュニティ)での新規感染者数は減少傾向にあるため、「感染状況は全体的に安定している」と説明した。

現在、深セン市は市全域において防疫措置を強化しており、不急不要の市外への外出は控えるよう呼びかけている。深セン市から出る場合には、48時間以内に2回PCR検査を受け、陰性証明を提示することが義務づけられる。
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