韓国の産業通商資源部(経済産業省に相当)は、サウジアラビアと修交60周年を迎えた中、10日ソウルのホテルで行なわれた「韓-サウジアラビア・ビジネスワークショップ」で先のような要請があったことを明らかにした。
サウジアラビアのハーリド・アル=ファリハ投資相の訪韓を機に行なわれたワークショップには、サウジアラビアの主要10余社と韓国企業90余社が参加し、事業の機会を模索した。
サウジアラビア側は世界的供給網の中心軸を確立するため、計107億ドルの投資を誘致するという「グローバル供給網回復イニシアティブ」の内容と推進計画について説明し、韓国企業の関心と参加を求めた。
また、ビザ発給制限の緩和・現地人材雇用義務の緩和など、サウジアラビアが海外投資誘致のため施行している各種のインセンティブ政策も紹介した。
さらにサウジアラビアの主要企業たちは、エネルギー・インフラ・ネオムシティなど超大型プロジェクトに関する情報を共有し、韓国企業たちの積極的な参加を要請した。
産業通商資源部のチョン・デジン通商次官補は「韓・サウジアラビアの両国は、エネルギー・建設・インフラ分野を中心とした伝統的な協力から、製造業・サービスなど多角的に協力の範囲を拡大させている」とし「ことし両国は修交60周年を機に、清浄エネルギー・スマートシティ・エンターテインメントなど高付加・新産業分野へと、両国間の協力が拡大していくことを願う」と語った。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 96