サウジ皇太子、「超大型都市プロジェクト」のため17日韓国へ＝1泊2千200万ウォン（約230万円）の”最高級の客室”予約

サウジアラビアの実権者ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が韓国を訪問するなか、この日程に注目が集まっている。

　サウジアラビアの超大型都市建設「NEOMシティープロジェクト」の協力者を韓国で探しているビン・サルマン皇太子は、彼に同行する関係者全員分の宿泊＝数百室をすでにソウル市内のホテルで一度に抑えたという。

　また、韓国国内の大企業代表をはじめ、ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領との面会も実現するか、関心が集中している。

　10日、政治圏および関連業界などによると、ビン・サルマン皇太子は来る17日、1泊2日の日程で韓国を訪問する。この日程の中で、サウジアラビアの超大型都市建設「NEOMシティープロジェクト」に参加する株主企業と投資先の発掘などを模索する予定だ。

　皇太子一行は、およそ400人と伝えられている。ビン・サルマン皇太子はロッテホテルソウル最高級の客室であるエグゼクティブタワーの32階ロイヤルスイートルームに宿泊すると推定される。この客室の1泊の宿泊料は、およそ2千200万ウォン（約230万円）。
　
　ビン・サルマン皇太子の推定財産は2兆ドル（約280兆円）とされ、アラブ首長国連邦のマンスール・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン王子の「10倍以上」と伝えられている。