「月1万ウォン」配達員にエレベーター使用料要求…住民抗議後方針変更=韓国世宗市(画像提供:wowkorea)
「月1万ウォン」配達員にエレベーター使用料要求…住民抗議後方針変更=韓国世宗市(画像提供:wowkorea)
韓国セジョン(世宗)市のマンション入居者代表会議で、宅配便の配達員にエレベーター使用料を課そうとし、入居者の反対により方針を撤回した。

14日、連合ニュースによると、このマンション入居者代表会議は最近、宅配便の配達員にことし2月から共同玄関のカードキーを発行し、出入りするよう案内した。これと共にカードキー保証金10万ウォン(約1万330円)とエレベーター使用料月1万ウォン(約1033円)を賦課すると伝えた。

このマンション関係者は「宅配便の配達員も大変なことはよく分かるが、配達員がすべての階を押しながら配達するため、エレベーターの利用が不便であるという一部の苦情があった」とし「世宗市他のマンション団地でも利用料を課すところがある」と述べた。

共同住宅管理法施行令によれば、共用施設物利用料賦課可否について、入居者代表会議が定めることができる。このマンション管理規約には、エレベーター使用が頻繁な非入居者に使用料を課すという内容が含まれている。

このような事実が知られると、マンション管理事務所には住民の抗議電話が殺到したことが分かった。また10万ウォン(約1万330円)のカードキー保証金が過剰であるという指摘も出た。

世宗地域を担当するとある宅配業者の関係者は「カードキーの発行を受け、出入りしなければならないマンション団地が一部あるが、デポジット(保証金)は3万ウォン(約3100円)を超えない」とし、「保証金10万ウォン(約1万330円)は過度であり、エレベーターの利用料を要求するということはとんでもないことだ」と指摘した。

マンション入居者代表会議は、エレベーター機の使用料を課さないこととし、カードキー保証金は5万ウォン(約5165円)に下げることにした。

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