ソウル中央地裁刑事15単独のヒョン・ギョンフン判事は18日、特殊傷害の容疑で拘束起訴された金某被告(35)に対する公判を開いた。
金被告は先月3日、スイン(水仁)ブンダン(盆唐)線チュクジョン(竹田)駅近くを走っていた列車の中で刺身包丁を振り回し、乗客3人に重傷を負わせた容疑で拘束起訴された。
金被告は、被害者のうちの1人が自身を「おばさん」と呼び「携帯電話の音を小さくしてほしい」と言うなど、気分を悪くさせたとの理由で凶器を振り回し、太ももに重傷を負わせた。金容疑者の行為を阻止しようとした乗客2人も顔などに刺し傷を負った。
金被告は犯行の前日、包丁2本、刺身包丁1本、カッターナイフ1本などの凶器を購入していたことが分かった。
金被告はこの日の裁判で「容疑をすべて認めるか」との裁判官の問いに「認めない」と答えた。
裁判官が「どんな部分が納得いかないのか」と尋ねると「おばさんが『音を小さくしてほしい』と言うので、私が『おばさんじゃないんですが』と言ったら、言い返してきたので刺身包丁を使った」と答えた。
続いて「率直に、(声をかけてきた)おばさんに対して気分が悪くなり、他の人が私を制裁しに来るかと思い、防御することを考えた」と述べた。
また「おじさんと争いになったが、私を殴ろうとした。私がそんなに悪いのか分からない」とも述べた。
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