「酒で理性を失い」 犬を床に叩きつけた飲食店オーナー、検察送致=韓国(画像提供:wowkorea)
「酒で理性を失い」 犬を床に叩きつけた飲食店オーナー、検察送致=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国チェジュ(済州)のある食堂で、飼い犬を床に叩きつけた事業主が検察に引き渡された。

 済州ソギポ(西帰浦)警察署は3日、動物保護法違反の疑いで50代A氏を検察に送致したと明らかにした。

 A氏は先月19日午後11時ごろ、自分が運営する西帰浦市のある飲食店で3歳の犬を持ち上げて床に叩きつけるなど虐待した疑いが持たれている。

 彼の犯行は飲食店の近くを通っていた観光客が虐待の様子を携帯電話で撮影した後、近くの交番に通報したことで知られた。

 動物保護団体「ケア」が通報者から受けてSNSに公開した映像には、A氏がペットを虐待する姿が映っている。

 映像の中のA氏は座った状態でペットの首などをつかんで床に叩きつけた後、数回床に向かって押しつけた。その後、彼は立ち上がった状態で犬を肩の高さ程度に持ち上げた後、床に向かって叩きつけた。

 店の片隅にいた他の飼い犬は、このすべての場面を見ていて首を回したりもした。

 この映像が論難が起きるとA氏は「数日間過労により大変な状況で、お客様に勧められた酒を飲んだ瞬間理性を失い、このようなことが発生した」と自筆の謝罪文を載せた。

 A氏は警察の取調べで「当時、酒に酔っていた。申し訳ない」と供述した。

 A氏は被害犬に対する放棄書を作成し、被害犬は現在済州地域の動物保護団体が飼っている。
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