<梨泰院事故>龍山区区長の保釈に遺族ら反発...国会座り込みも(画像提供:wowkorea)
<梨泰院事故>龍山区区長の保釈に遺族ら反発...国会座り込みも(画像提供:wowkorea)
イテウォン(梨泰院)事故当時、ずさんな対応の疑いで裁判を受けているソウル・ヨンサン(龍山)区のパク・ヒヨン(朴煕英)区長(62)が7日に保釈された。裁判所に保釈請求の棄却を要求していた遺族らは裁判所の決定に反発し、拘置所を去る朴煕英区長の行く手を阻んで強く抗議した。遺族らは梨泰院事故特別法の制定を要求する国会前でのテント座り込み抗議活動に入った。

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ソウル西部地方裁判所はこの日、誓約書の提出と住居地の制限、保証金の納入などを条件に朴煕英区長と同区安全災難課のチェ・ウォンジュン前課長(59)に対する保釈請求を認めた。昨年12月26日に拘束された朴煕英区長は保釈条件を履行し、約5か月ぶりに南部拘置所から釈放された。

梨泰院事故の遺族10人余りはこの日午後、拘置所の正門前で朴煕英区長の姿が見えると、車道に横になって卵を投げつけるなど激しく抗議した。10・29梨泰院事故遺族協議会のイ・ジョンミン代表権限代行は、「朴煕英区長の行動と言動に謝罪を受けたくて来たが、もう一度私たちを愚弄して拘置所から逃げた」とし「龍山区区長への復帰と出勤を容認することはできない。明日龍山区庁に走って行って、朴煕英区長の出勤阻止のために総力を尽くす」と述べた。

これまで停止されていた職務執行の権限を回復した朴煕英区長は、精神疾患を患っていると訴えて保釈を要請してきた。保釈の審問で朴煕英区長の弁護人は「被告人は相当高齢で、事故直後の衝撃とストレスによって不眠とパニック障害、不安障害などに苦しめられている」とし「拘置所内で薬を処方されて治療に邁進しているが、不足している状態である」と明らかにした。
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